全部で70の駅があり、東京都から神奈川県に路線網を広げている小田急。
開業時からそのままのもの、改称を行っている等、様々な歴史を持つ駅が設けられています。
そんな小田急の駅ですが、時刻表等を見ようと調べていると、同じ名称の駅が他の路線にもあることに気付きます。
実際のところ、小田急にあるのと同じ名称の駅は、全国にどれぐらいあるのでしょうか。
路線の距離が長く利用者も多いため、特急も含めた多種多様な列車が走っており、様々な規模の駅があります。
そんな小田原線には、他に同じ名称の駅が三つあります。
まずはそれらの駅を確認してみましょう。
【喜多見】
北見:きたみ(JR北海道:石北本線)
【生田】
生田:しょうでん(JR東日本:田沢湖線)
【足柄】
足柄:あしがら(JR東海:御殿場線)
漢字や読み方の違いはあるものの、JR各社に存在していました。
御殿場線の足柄は有名で、全く別の駅にもかかわらず、歩いて乗り換えをするといったチャレンジも行われています。
漢字が異なる北見駅は、北海道北見市にあり、JR貨物のホームもある駅です。
北見市はカーリングが盛んなことでも有名で、ロコ・ソラーレの拠点でもあります。
読み方が異なる田沢湖線の生田駅は、1面1線の無人駅となっており、かなり規模の小さな駅です。
田沢湖線は秋田新幹線のルートとなっていますが、生田は停車駅ではありません。
江ノ島線と多摩線のそれぞれにありますので、それらを確認してみましょう。
【大和】
大和:やまと(JR東日本:水戸線)
【黒川】
黒川:くろかわ(名古屋市営地下鉄:名城線)
黒川:くろかわ(能勢電鉄:妙見の森ケーブル)
黒川:くろかわ(JR四国:土讃線)
黒川:くろごう(松浦鉄道:西九州線)
まず、江ノ島線の大和と漢字も読みも同じ駅が、JR東日本の水戸線内にあります。
大和は1988年に設置された新しい駅で、当初は昼間に普通列車が通過していた面白い駅です。
既に小田急と相鉄に同じ名称の駅がある状況で名付けられており、昭和の終わり頃では意外と珍しいケースかもしれません。
多摩線については、黒川が他に四つも存在します。
松浦鉄道だけはくろごうと読みますが、他は完全に同じ名称となる駅です。
名古屋市営地下鉄の黒川は1971年に開業しており、1974年の小田急が後に続いています。
能勢電鉄の黒川はケーブルカーの駅ですが、施設の老朽化等を理由に2023年12月4日をもって廃止される予定です。
JR四国と松浦鉄道の黒川は、駅舎がなく短いホームだけがあり、どちらも無人駅となっています。
小田急の黒川は後発だったことになりますが、地名でもあったためか、そのまま駅名に採用されました。
地名の採用をやめた駅がある中で、全国に複数存在する黒川という駅名を採用したのは、少し意外な歴史でした。
漢字を使ったシンプルな駅名は、どうしても重複しやすいのかもしれませんね。
開業時からそのままのもの、改称を行っている等、様々な歴史を持つ駅が設けられています。
そんな小田急の駅ですが、時刻表等を見ようと調べていると、同じ名称の駅が他の路線にもあることに気付きます。
実際のところ、小田急にあるのと同じ名称の駅は、全国にどれぐらいあるのでしょうか。
小田原線にあるのと同じ名称の駅
新宿から小田原までを結び、全部で47の駅が設けられているのが、小田急の本線格である小田原線です。路線の距離が長く利用者も多いため、特急も含めた多種多様な列車が走っており、様々な規模の駅があります。
そんな小田原線には、他に同じ名称の駅が三つあります。
まずはそれらの駅を確認してみましょう。
【喜多見】
北見:きたみ(JR北海道:石北本線)
【生田】
生田:しょうでん(JR東日本:田沢湖線)
【足柄】
足柄:あしがら(JR東海:御殿場線)
漢字や読み方の違いはあるものの、JR各社に存在していました。
御殿場線の足柄は有名で、全く別の駅にもかかわらず、歩いて乗り換えをするといったチャレンジも行われています。
漢字が異なる北見駅は、北海道北見市にあり、JR貨物のホームもある駅です。
北見市はカーリングが盛んなことでも有名で、ロコ・ソラーレの拠点でもあります。
読み方が異なる田沢湖線の生田駅は、1面1線の無人駅となっており、かなり規模の小さな駅です。
田沢湖線は秋田新幹線のルートとなっていますが、生田は停車駅ではありません。
江ノ島線と多摩線にあるのと同じ名称の駅
小田急に二つある支線にも、同じ名称を持つ駅が存在します。江ノ島線と多摩線のそれぞれにありますので、それらを確認してみましょう。
【大和】
大和:やまと(JR東日本:水戸線)
【黒川】
黒川:くろかわ(名古屋市営地下鉄:名城線)
黒川:くろかわ(能勢電鉄:妙見の森ケーブル)
黒川:くろかわ(JR四国:土讃線)
黒川:くろごう(松浦鉄道:西九州線)
まず、江ノ島線の大和と漢字も読みも同じ駅が、JR東日本の水戸線内にあります。
大和は1988年に設置された新しい駅で、当初は昼間に普通列車が通過していた面白い駅です。
既に小田急と相鉄に同じ名称の駅がある状況で名付けられており、昭和の終わり頃では意外と珍しいケースかもしれません。
多摩線については、黒川が他に四つも存在します。
松浦鉄道だけはくろごうと読みますが、他は完全に同じ名称となる駅です。
名古屋市営地下鉄の黒川は1971年に開業しており、1974年の小田急が後に続いています。
能勢電鉄の黒川はケーブルカーの駅ですが、施設の老朽化等を理由に2023年12月4日をもって廃止される予定です。
JR四国と松浦鉄道の黒川は、駅舎がなく短いホームだけがあり、どちらも無人駅となっています。
小田急の黒川は後発だったことになりますが、地名でもあったためか、そのまま駅名に採用されました。
地名の採用をやめた駅がある中で、全国に複数存在する黒川という駅名を採用したのは、少し意外な歴史でした。
おわりに
数えるほどしかない小田急にあるのと同じ名称の駅ですが、黒川が多く存在するのは面白い点といえます。漢字を使ったシンプルな駅名は、どうしても重複しやすいのかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (22)
あるパソコンショップの店舗一覧に旭川永山店があったので調べてみたら、永山駅と北永山駅がありました。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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その点珍しいのは私鉄である西武が
大和 :「武蔵大和」(多摩湖線)
藤沢 :「武蔵藤沢」(池袋線)
また使い分けされている物として
多摩川:「多摩川(←多摩川園)」(東急)
「和泉多摩川」(小田急)
玉川 :「二子玉川」(東急)
「玉川学園前」(小田急)
多磨 :「多磨」(西武)
「多磨霊園」(京王)
とかも面白いですよね
ワタシダ
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そのおかげで、国鉄は原町田(小田急は新原町田)を名乗っていました。国鉄の駅移動に伴い、宮原線廃線まで2つの町田駅がありました。
ワタシダ
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ワタシダ
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小田急の駅ではないけど、乗り入れ先の東京メトロ千代田線霞ヶ関と東武東上線霞ヶ関。
東上線霞ヶ関は東京への通勤圏内だから、霞ヶ関↔️霞ヶ関の定期券持ってる人もおられるでしょう。
ワタシダ
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小田急の山谷(さんや)は廃止されたし、読みが違うから、これもカウント外か。
ワタシダ
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行くなら江の島線→小田原線→千代田線→常磐線→水戸線でしょうか。
TXつくば→筑波山口(旧筑波駅)→大和駅入口、という手もあります。
ワタシダ
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多摩線の「第一期工事線」は、当初黒川まで。黒川駅で当面折り返しになる予定で、その後都の要請なのか、永山まで延長して暫定開業するという流れになったので、その元の計画と関係がある?
当初の駅名(仮称)は、新百合ヶ丘-五力田-栗木-黒川-永山-多摩中央だったので、だいぶ変わったようにも思えますから、黒川が変わらなかったのは少々意外な気もしますね。
黒川、1900系2連で梨もぎに行きましたが、駅前にほとんど何も無く、昼飯に困って、ようやく道路沿いにあったそば屋さんで食事をしたことを思い出します。
1800のさよなら運転の時も、五月台-栗平間は造成されたままで、家が建っておらず、思いのほか開発が進んでいないイメージでしたね。
ワタシダ
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多摩線の永山は社名を冠っているから、カウント外かな。
ワタシダ
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私の地元で思い浮かぶのが福島(大阪府と福島県)、橋本(神奈川県、京都府、和歌山県、福岡県)、大宮(埼玉県と京都府)、貝塚(大阪府と福岡県)などがあり、東京都と大阪府には京橋と日本橋が存在します。面白いところでは日本橋は東京と大阪で読みが異なり、前者はにほんばし、後者はにっぽんばしで同じ漢字でも読みが異なる駅も数多く存在します(本文中の黒川のくろごう読みなど)。このように同名の駅ながら読みが違う駅も多く存在することが分かり、全国各地の同名駅を巡ってみる価値もそれなりにありますね。
ワタシダ
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