子育て応援ポリシーを策定し、小児IC運賃一律50円化等の大胆な施策を打ち出している小田急。
最近のトピックスとしては、子育て応援のマスコットキャラクターとしてもころんの登場が発表され、2023年10月7日の臨時列車でデビューを飾りました。
今までこういったキャラクターを登場させてこなかった小田急が、子供をターゲットにして方針を変えてきたことからは、取り組みに対する本気度が伝わってきます。
この列車はもころんのデビューを記念して運行されたもので、小田急では珍しく前面にヘッドマークが掲げられました。
写真は前面にヘッドマークを掲げたVSEで、この時は回送列車としての走行でしたが、車内にはもころんのぬいぐるみが見えます。
ヘッドマークは車体の中央に掲げられており、臨時列車等での短期的な掲出をほとんど行わなくなった小田急において、この対応はかなり珍しいものです。
長らくキャラクターを登場させなかった小田急が、もころんをデビューさせたことからは、子育て応援に対する本気度が見えてきます。
通過するVSEにこの列車だけのヘッドマークが掲げられているのを見て、小田急は本気なんだというのを私は感じました。
それぐらい車外に掲出するヘッドマークを用意するのは珍しくなっており、引退を控えたVSEにとってもよい記念になったといえそうです。
それから少し経った頃に発表されたのが、業界を驚かせた小児IC運賃一律50円化で、小田急線内ならどこまで乗っても50円で済むという、大きなインパクトを与える施策です。
当然のことながら、実質的には運賃の値下げということになるため、収益には少なからず影響を与えます。
しかし、小田急が見据えているのが短期的な利益ではなく、長期的な目線での投資であることは、この施策を発表した時から明らかであり、PRの効果を含めて考えた場合、単純な減収とは異なる性質のものです。
先日小田急が発表した「統合報告書 2023」においても、子育て応援は長期的な投資であると記されており、将来的な沿線の発展を見据えての施策となっています。
国全体が少子高齢化へと進む中、子育て世代に対する支援策は間違いなく急務です。
実際には既に手遅れの部分もありますが、その中で少しでもできることを探し、影響を最小限に食い止めていく必要があります。
公共性が高い鉄道事業ではありますが、一企業である小田急が子育て応援を強く打ち出していることは、他の賛同者をこれからも増やすと考えられ、強くその取り組みを応援したいと思っています。
小田急の取り組みがここで終わるとは考えられないため、これからも様々な新しい施策が次々に行われることでしょう。
最近のトピックスとしては、子育て応援のマスコットキャラクターとしてもころんの登場が発表され、2023年10月7日の臨時列車でデビューを飾りました。
今までこういったキャラクターを登場させてこなかった小田急が、子供をターゲットにして方針を変えてきたことからは、取り組みに対する本気度が伝わってきます。
VSEを使用した臨時列車でもころんがデビュー
第2編成の50002Fが先行して引退し、1本だけが活躍する状態となった50000形(VSE)ですが、2023年10月7日と8日にもころんを乗せた臨時列車が運行されました。この列車はもころんのデビューを記念して運行されたもので、小田急では珍しく前面にヘッドマークが掲げられました。
写真は前面にヘッドマークを掲げたVSEで、この時は回送列車としての走行でしたが、車内にはもころんのぬいぐるみが見えます。
ヘッドマークは車体の中央に掲げられており、臨時列車等での短期的な掲出をほとんど行わなくなった小田急において、この対応はかなり珍しいものです。
長らくキャラクターを登場させなかった小田急が、もころんをデビューさせたことからは、子育て応援に対する本気度が見えてきます。
通過するVSEにこの列車だけのヘッドマークが掲げられているのを見て、小田急は本気なんだというのを私は感じました。
それぐらい車外に掲出するヘッドマークを用意するのは珍しくなっており、引退を控えたVSEにとってもよい記念になったといえそうです。
長期的な投資としての子育て応援
コロナ禍の2021年11月に、小田急は子育て応援ポリシーを策定しました。それから少し経った頃に発表されたのが、業界を驚かせた小児IC運賃一律50円化で、小田急線内ならどこまで乗っても50円で済むという、大きなインパクトを与える施策です。
当然のことながら、実質的には運賃の値下げということになるため、収益には少なからず影響を与えます。
しかし、小田急が見据えているのが短期的な利益ではなく、長期的な目線での投資であることは、この施策を発表した時から明らかであり、PRの効果を含めて考えた場合、単純な減収とは異なる性質のものです。
先日小田急が発表した「統合報告書 2023」においても、子育て応援は長期的な投資であると記されており、将来的な沿線の発展を見据えての施策となっています。
国全体が少子高齢化へと進む中、子育て世代に対する支援策は間違いなく急務です。
実際には既に手遅れの部分もありますが、その中で少しでもできることを探し、影響を最小限に食い止めていく必要があります。
公共性が高い鉄道事業ではありますが、一企業である小田急が子育て応援を強く打ち出していることは、他の賛同者をこれからも増やすと考えられ、強くその取り組みを応援したいと思っています。
おわりに
ヘッドマークという単なる車両への装飾行為が、結果的に小田急の本気度を表現することになりました。小田急の取り組みがここで終わるとは考えられないため、これからも様々な新しい施策が次々に行われることでしょう。
コメント
コメント一覧 (10)
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申し訳ないのですが
同じのを2つ投稿しまったので
1つ削除お願いします
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↓
子供 「やったー電車乗り放題」
大人 「うわーまた運賃上がったよ。。。」
ワタシダ
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沿線に保育園や幼稚園を建てた方が良さそうと思いますが個人の考え方の違いですかね
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