全ての駅にトイレが設置され、リニューアルにより綺麗になっていることも多い小田急。
移動の合間で寄れるのはありがたい存在ですが、駅により設置場所は様々で、初めて降りる駅では想定外の場所にあったりもします。

20200815_01

今回の記事では、小田原線の各駅でトイレがどこにあるのかをまとめつつ、設置場所の傾向等も見てみたいと思います。

小田原線の各駅に設置されているトイレの位置

鉄道での移動中における強い味方といえば、駅に設置されているトイレは外すことができない存在です。
小田急は特急用車両以外にトイレがないため、移動距離によっては乗車前に済ませておくほうが、安心して乗ることができるでしょう。

そんな小田急のトイレですが、全ての駅に設けられてはいるものの、場所はそれぞれに違いがあります。
橋上駅舎内のような分かりやすい場所から、ホームの端まで様々であり、駅構内をかなり歩くケースも存在します。

駅構内の案内図等を参考にして、まずは駅ごとの位置をまとめてみましょう。
改札外については省略し、駅ごとにトイレの位置を一覧化すると、以下のとおりとなります。

新宿:橋上駅舎内・地下ホーム頭端部駅舎内
南新宿:下りホーム新宿方
参宮橋:上りホーム小田原方
代々木八幡:橋上駅舎内
代々木上原:高架下駅舎内
東北沢:地上駅舎内
下北沢:地上駅舎内・急行線ホーム小田原方
世田谷代田:地上駅舎内
梅ヶ丘:高架下駅舎内
豪徳寺:高架下駅舎内
経堂:高架下駅舎内
千歳船橋:高架下駅舎内
祖師ヶ谷大蔵:高架下駅舎内
成城学園前:地上駅舎内
喜多見:高架下駅舎内
狛江:高架下駅舎内
和泉多摩川:高架下駅舎内
登戸:高架下駅舎内
向ヶ丘遊園:跨線橋内
生田:上りホーム小田原方
読売ランド前:下りホーム新宿方
百合ヶ丘:橋上駅舎内
新百合ヶ丘:橋上駅舎内(両改札口)
柿生:下りホーム新宿方
鶴川:上りホーム側地上駅舎内
玉川学園前:橋上駅舎内
町田:高架下駅舎内
相模大野:橋上駅舎内
小田急相模原:下りホーム中央
相武台前:橋上駅舎内
座間:橋上駅舎内
海老名:橋上駅舎内
厚木:下りホーム中央・高架下駅舎内
本厚木:高架下駅舎内(両改札口)
愛甲石田:橋上駅舎内
伊勢原:橋上駅舎内
鶴巻温泉:上りホーム側地上駅舎内
東海大学前:橋上駅舎内
秦野:橋上駅舎内
渋沢:橋上駅舎内
新松田:上りホーム側地上駅舎内
開成:橋上駅舎内
栢山:下りホーム側地上駅舎内
富水:下りホーム側地上駅舎内
螢田:上りホーム側地上駅舎内
足柄:下りホーム側地上駅舎内
小田原:橋上駅舎内

結果はこのようになっており、駅舎内に設置されているケースが多いものの、ホームにある場合もあります。
ホームにトイレがある場合は、一度階段を上り下りしなければいけない等、移動距離が長い場合があるため注意が必要です。

駅によって異なるトイレの位置

色々な場所にあることが分かる小田急のトイレですが、改良工事が行われた駅においては、駅舎内に設置されているケースが大半となっています。
上下線のどちらを利用する際にも行きやすく、移動距離が長くなるケースも少ないため、最も歓迎される設置位置でしょう。

一方で、ホーム上や地上駅舎に設置されているケースもあり、複数のトイレがある場合を除いた13駅が該当します。
反対側のホームに移動したり、降りるのとは逆の改札口まで行く必要がある等、やや使いにくいケースが存在します。

面白い設置場所としては、向ヶ丘遊園が跨線橋から繋がっていることで、なかなか見られないケースといえます。
橋上駅舎なのにトイレはホームにあるパターン等もあり、感覚的に場所が分からない駅もありました。

おわりに

決まった法則はなく、予想外の位置にあったりもする小田急のトイレ。
江ノ島線や多摩線についても、改めてまとめてみたいと思います。