昔は当たり前に見られたものの、分割併合の廃止や固定編成化の進行により、小田急で異なる形式が繋がる姿を見る機会は激減しました。
最近は1000形と3000形のペアが見られる程度となっていましたが、ここにきて8000形と3000形のペアが復活して走っています。
アイボリーとシルバーの組み合わせは久々ですが、今後もこのペアは見られるのでしょうか。
4両の8052Fと6両の8252Fを組ませるといったようなもので、繋がっている編成を分かりやすくするための対応だったと考えられます。
8000形は4両と6両が16編成ずつ造られたことから、このような対応がしやすかったといえますが、一部に例外が存在しました。
8251Fと8255Fが界磁チョッパ制御のままだったため、リニューアル後の4両とは繋ぐことができず、8051Fと8055Fが余ってしまったのです。
そこで、この2編成は3000形とペアを組むことになり、定常的に異形式で繋がることとなりました。
3263F以降の後期車とも繋げられなくはないようですが、何らかの事情で前期車と組むようになっており、ある程度は組み合わせも決まっていたように思います。
併結時の衝動が8000形同士よりもありますが、昔はもっと酷い組み合わせが沢山走っていたので、世代によって気になる度合いは異なりそうです。
保有車両数の削減が進められたことや、運用数自体が減ったことで、あえて異形式のペアを組む理由がなくなってきたのです。
異形式を組む場合でも、1000形と3000形のペアが優先され、気付けば8000形と3000形のペアが走らない状況となっていました。
そんな8000形と3000形のペアですが、9月の終わり頃から再び見られるようになり、意外にも継続して組まれる状態が続いています。
単独で走る8000形の6両がいる中で組まれており、不思議に感じなくもない状況です。
異形式のペアが復活した理由として考えられるのが、8000形の編成数自体が減少する中で、西武への譲渡という要素が加わり、走行距離や検査時期の調整が絡み始めているのかもしれません。
譲渡時には少なからず改造が発生するため、ある程度編成ごとの引退時期をずらす必要もあるのでしょうから、そのあたりの調整が関係していそうです。
加えて、リニューアルが進められていることで、3000形の後期車で併結運転に対応した編成が減っていることもあげられます。
1000形が8両の代走に入れば余剰は僅かであり、以前よりは組みにくくなっているのかもしれません。
今後も定常的に見られるのかは分かりませんが、8000形の廃車を進める過程において、少なくとも断続的には組まれる可能性がありそうです。
見られなくなる日はいつか訪れるものと思われますが、まだしばらくは大丈夫ということなのかもしれませんね。
最近は1000形と3000形のペアが見られる程度となっていましたが、ここにきて8000形と3000形のペアが復活して走っています。
アイボリーとシルバーの組み合わせは久々ですが、今後もこのペアは見られるのでしょうか。
必然的に発生していた8000形と3000形のペア
全編成のリニューアルが行われた8000形は、分割併合が廃止されて10両のまま走る運用になったこともあり、やがて編成番号の末尾を揃えて組むようになりました。4両の8052Fと6両の8252Fを組ませるといったようなもので、繋がっている編成を分かりやすくするための対応だったと考えられます。
8000形は4両と6両が16編成ずつ造られたことから、このような対応がしやすかったといえますが、一部に例外が存在しました。
8251Fと8255Fが界磁チョッパ制御のままだったため、リニューアル後の4両とは繋ぐことができず、8051Fと8055Fが余ってしまったのです。
そこで、この2編成は3000形とペアを組むことになり、定常的に異形式で繋がることとなりました。
3263F以降の後期車とも繋げられなくはないようですが、何らかの事情で前期車と組むようになっており、ある程度は組み合わせも決まっていたように思います。
併結時の衝動が8000形同士よりもありますが、昔はもっと酷い組み合わせが沢山走っていたので、世代によって気になる度合いは異なりそうです。
8000形と3000形のペアは今後も見られるのか
長く続いた8000形の固定化されたペアでしたが、8000形の4両に廃車が発生したことで、状況が変化しました。保有車両数の削減が進められたことや、運用数自体が減ったことで、あえて異形式のペアを組む理由がなくなってきたのです。
異形式を組む場合でも、1000形と3000形のペアが優先され、気付けば8000形と3000形のペアが走らない状況となっていました。
そんな8000形と3000形のペアですが、9月の終わり頃から再び見られるようになり、意外にも継続して組まれる状態が続いています。
単独で走る8000形の6両がいる中で組まれており、不思議に感じなくもない状況です。
異形式のペアが復活した理由として考えられるのが、8000形の編成数自体が減少する中で、西武への譲渡という要素が加わり、走行距離や検査時期の調整が絡み始めているのかもしれません。
譲渡時には少なからず改造が発生するため、ある程度編成ごとの引退時期をずらす必要もあるのでしょうから、そのあたりの調整が関係していそうです。
加えて、リニューアルが進められていることで、3000形の後期車で併結運転に対応した編成が減っていることもあげられます。
1000形が8両の代走に入れば余剰は僅かであり、以前よりは組みにくくなっているのかもしれません。
今後も定常的に見られるのかは分かりませんが、8000形の廃車を進める過程において、少なくとも断続的には組まれる可能性がありそうです。
おわりに
かつては当たり前の光景だったものの、いつの間にか貴重となっている異形式を繋いだペア。見られなくなる日はいつか訪れるものと思われますが、まだしばらくは大丈夫ということなのかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (6)
ワタシダ
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ワタシダ
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8256Fの離脱も予想される中、しばらく編成を組んできた8064Fはどうなるのでしょうか。
8000X4+8000X6がこれから減少が予想される中で、10両と6両の運用をどう確保していくのかと思います。
ワタシダ
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ワタシダ
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まあ、乗るのは確定で8000形なんですけどねー。
ワタシダ
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