新宿から小田原までを結ぶ小田原線を中心に、江ノ島線と多摩線を加えた3路線を運行する小田急。
全線で70の駅があり、今後は伊勢原市内に71番目の駅ができる予定となっています。
そんな小田急の各駅ですが、開業時から存在していた駅と、後に追加された駅があります。
今回の記事では、各駅の開業日を確認しつつ、そこから見える路線の発展を振り返ります。
現在は47の駅がありますが、開業時から存在する駅もあれば、後から追加された駅もあります。
まずは各駅の開業日を確認してみたいと思います。
以下は駅ごとの開業日を記したもので、太字は後から追加された駅となります。
新宿:1927年4月1日
南新宿:1927年4月1日
参宮橋:1927年4月1日
代々木八幡:1927年4月1日
代々木上原:1927年4月1日
東北沢:1927年4月1日
下北沢:1927年4月1日
世田谷代田:1927年4月1日
梅ヶ丘:1934年4月1日
豪徳寺:1927年4月1日
経堂:1927年4月1日
千歳船橋:1927年4月1日
祖師ヶ谷大蔵:1927年4月1日
成城学園前:1927年4月1日
喜多見:1927年4月1日
狛江:1927年5月27日
和泉多摩川:1927年4月1日
登戸:1927年4月1日
向ヶ丘遊園:1927年4月1日
生田:1927年4月1日
読売ランド前:1927年4月1日
百合ヶ丘:1960年3月25日
新百合ヶ丘:1974年6月1日
柿生:1927年4月1日
鶴川:1927年4月1日
玉川学園前:1929年4月1日
町田:1927年4月1日
相模大野:1938年4月1日
小田急相模原:1938年3月1日
相武台前:1927年4月1日
座間:1927年7月28日
海老名:1941年11月25日
厚木:1927年4月1日
本厚木:1927年4月1日
愛甲石田:1927年4月1日
伊勢原:1927年4月1日
鶴巻温泉:1927年4月1日
東海大学前:1927年4月1日
秦野:1927年4月1日
渋沢:1927年4月1日
新松田:1927年4月1日
開成:1985年3月14日
栢山:1927年4月1日
富水:1927年4月1日
螢田:1952年4月1日
足柄:1927年4月1日
小田原:1927年4月1日
一覧にしてみると分かりやすく、サバー区間と呼ばれる新宿から向ヶ丘遊園までの各駅は戦前に全て開業しているのに対し、向ヶ丘遊園から先のインター区間では追加された駅が多く存在します。
インター区間は駅間が長かったため、駅を増やす余地があったことに加え、百合ヶ丘付近のように戦後に宅地化された地域もありました。
興味深いのは相模大野と小田急相模原ですが、軍都計画として軍の施設が造られ、相模原一帯が発展したことで駅が設けられています。
最も新しい駅は開成ですが、それでも開業から40年近くが経過しており、伊勢原市内に駅が開業すると、かなり久々の新駅ということになります。
こちらも全線を一気に開業しており、小田急の大部分はこの時点で完成していたことになります。
江ノ島線についても、まずは各駅の開業日を確認していきましょう。
記載方法は小田原線と同様です。
東林間:1929年4月1日
中央林間:1929年4月1日
南林間:1929年4月1日
鶴間:1929年4月1日
大和:1929年4月1日
桜ヶ丘:1952年11月25日
高座渋谷:1929年4月1日
長後:1929年4月1日
湘南台:1966年11月7日
六会日大前:1929年4月1日
善行:1960年10月1日
藤沢本町:1929年4月1日
藤沢:1929年4月1日
本鵠沼:1929年4月1日
鵠沼海岸:1929年4月1日
片瀬江ノ島:1929年4月1日
ほとんどの駅が開業時から存在し、戦後に3駅が追加されたのみとなっています。
追加された3駅は大和から藤沢までの間に集中し、駅間が長かった区間を埋めるように、駅が追加されたことが読み取れます。
実際の駅間距離を見ていくと、現在は2km前後に揃っていることが分かり、全線が比較的平坦な江ノ島線らしい発展の仕方をしていました。
他の路線が全線を一気に開業したのに対して、多摩線は延伸を繰り返すという一般的な経緯が過去にあり、駅の開業日もそれを示す結果となっています。
多摩線の各駅が開業した日は以下のとおりで、記載方法は他の路線と同様です。
五月台:1974年6月1日
栗平:1974年6月1日
黒川:1974年6月1日
はるひ野:2004年12月11日
小田急永山:1974年6月1日
小田急多摩センター:1975年4月23日
唐木田:1990年3月27日
新百合ヶ丘から小田急永山までが先行開業し、約1年後に小田急多摩センターまで延伸、しばらくしてから唐木田まで路線が延びたという歴史を持ちます。
最も新しい駅であるはるひ野については、小田急線内で唯一2000年代以降に開業した駅で、他とは異なる駅間に設けられた新駅となっています。
伊勢原市内に新駅が設けられると、周辺はどのように発展していくのか、そんなことも今から楽しみですね。
全線で70の駅があり、今後は伊勢原市内に71番目の駅ができる予定となっています。
そんな小田急の各駅ですが、開業時から存在していた駅と、後に追加された駅があります。
今回の記事では、各駅の開業日を確認しつつ、そこから見える路線の発展を振り返ります。
小田原線の各駅が開業した日
小田急の本線である小田原線は、新宿から小田原までの全線を一気に開業しました。現在は47の駅がありますが、開業時から存在する駅もあれば、後から追加された駅もあります。
まずは各駅の開業日を確認してみたいと思います。
以下は駅ごとの開業日を記したもので、太字は後から追加された駅となります。
新宿:1927年4月1日
南新宿:1927年4月1日
参宮橋:1927年4月1日
代々木八幡:1927年4月1日
代々木上原:1927年4月1日
東北沢:1927年4月1日
下北沢:1927年4月1日
世田谷代田:1927年4月1日
梅ヶ丘:1934年4月1日
豪徳寺:1927年4月1日
経堂:1927年4月1日
千歳船橋:1927年4月1日
祖師ヶ谷大蔵:1927年4月1日
成城学園前:1927年4月1日
喜多見:1927年4月1日
狛江:1927年5月27日
和泉多摩川:1927年4月1日
登戸:1927年4月1日
向ヶ丘遊園:1927年4月1日
生田:1927年4月1日
読売ランド前:1927年4月1日
百合ヶ丘:1960年3月25日
新百合ヶ丘:1974年6月1日
柿生:1927年4月1日
鶴川:1927年4月1日
玉川学園前:1929年4月1日
町田:1927年4月1日
相模大野:1938年4月1日
小田急相模原:1938年3月1日
相武台前:1927年4月1日
座間:1927年7月28日
海老名:1941年11月25日
厚木:1927年4月1日
本厚木:1927年4月1日
愛甲石田:1927年4月1日
伊勢原:1927年4月1日
鶴巻温泉:1927年4月1日
東海大学前:1927年4月1日
秦野:1927年4月1日
渋沢:1927年4月1日
新松田:1927年4月1日
開成:1985年3月14日
栢山:1927年4月1日
富水:1927年4月1日
螢田:1952年4月1日
足柄:1927年4月1日
小田原:1927年4月1日
一覧にしてみると分かりやすく、サバー区間と呼ばれる新宿から向ヶ丘遊園までの各駅は戦前に全て開業しているのに対し、向ヶ丘遊園から先のインター区間では追加された駅が多く存在します。
インター区間は駅間が長かったため、駅を増やす余地があったことに加え、百合ヶ丘付近のように戦後に宅地化された地域もありました。
興味深いのは相模大野と小田急相模原ですが、軍都計画として軍の施設が造られ、相模原一帯が発展したことで駅が設けられています。
最も新しい駅は開成ですが、それでも開業から40年近くが経過しており、伊勢原市内に駅が開業すると、かなり久々の新駅ということになります。
江ノ島線の各駅が開業した日
小田原線の開業から遅れること丁度2年後、支線となる江ノ島線が開業しました。こちらも全線を一気に開業しており、小田急の大部分はこの時点で完成していたことになります。
江ノ島線についても、まずは各駅の開業日を確認していきましょう。
記載方法は小田原線と同様です。
東林間:1929年4月1日
中央林間:1929年4月1日
南林間:1929年4月1日
鶴間:1929年4月1日
大和:1929年4月1日
桜ヶ丘:1952年11月25日
高座渋谷:1929年4月1日
長後:1929年4月1日
湘南台:1966年11月7日
六会日大前:1929年4月1日
善行:1960年10月1日
藤沢本町:1929年4月1日
藤沢:1929年4月1日
本鵠沼:1929年4月1日
鵠沼海岸:1929年4月1日
片瀬江ノ島:1929年4月1日
ほとんどの駅が開業時から存在し、戦後に3駅が追加されたのみとなっています。
追加された3駅は大和から藤沢までの間に集中し、駅間が長かった区間を埋めるように、駅が追加されたことが読み取れます。
実際の駅間距離を見ていくと、現在は2km前後に揃っていることが分かり、全線が比較的平坦な江ノ島線らしい発展の仕方をしていました。
多摩線の各駅が開業した日
多摩ニュータウンへのアクセス路線として開業した多摩線は、他の路線と異なる経緯を持つことが特徴です。他の路線が全線を一気に開業したのに対して、多摩線は延伸を繰り返すという一般的な経緯が過去にあり、駅の開業日もそれを示す結果となっています。
多摩線の各駅が開業した日は以下のとおりで、記載方法は他の路線と同様です。
五月台:1974年6月1日
栗平:1974年6月1日
黒川:1974年6月1日
はるひ野:2004年12月11日
小田急永山:1974年6月1日
小田急多摩センター:1975年4月23日
唐木田:1990年3月27日
新百合ヶ丘から小田急永山までが先行開業し、約1年後に小田急多摩センターまで延伸、しばらくしてから唐木田まで路線が延びたという歴史を持ちます。
最も新しい駅であるはるひ野については、小田急線内で唯一2000年代以降に開業した駅で、他とは異なる駅間に設けられた新駅となっています。
おわりに
各駅の開業日を見ていくと、小田急の路線がどのように発展したのかが見えてきます。伊勢原市内に新駅が設けられると、周辺はどのように発展していくのか、そんなことも今から楽しみですね。
コメント
コメント一覧 (8)
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
ワタシダ
がしました
江ノ島線開業当初の始発駅はなんと新原町田だったという(相模大野分岐点(大野信号所)という真の始点に当時は駅がなかった)…。
これらの路線は東京通勤圏の生活路線として莫大な数の乗客に利用されていますが、多摩線は利用状況がイマイチですね…。
ワタシダ
がしました
最近出来たイメージでももうそんなに!
じじぃは時間の過ぎる時間が遅くなっているという事実(笑)
ワタシダ
がしました
中でも湘南台と開成の発展は著しく、湘南台は相鉄いずみ野線や横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸で急行停車駅化され、湘南急行や快速急行停車駅に選定されるまでに成長しており、開成は利用客数が小田原線末端部としては増加傾向にあることから10両対応&急行停車駅化したのも納得できます。
今後は伊勢原市内の新駅はもちろん、多摩線の相模原延伸で更に駅数が増えるものと思われますが、駅周辺の発展はどの列車種別が停車するかによっても決まるのでそれについても気になるこの頃です。
ワタシダ
がしました