江ノ島線内の所要時間短縮を果たした湘南急行を発展させ、小田原線内の停車駅も削減した小田急の快速急行。
近年は優等列車の主力となり、小田原線と江ノ島線を走る列車が交互に運転されるようになりました。

そんな快速急行ですが、列車によって所要時間には若干の差があります。
実際にはどれぐらいの差があるのか、平日の下り列車について調べてみました。
江ノ島線内の通過駅を増やした湘南急行を発展させたもので、小田原線内の下北沢から新百合ヶ丘までをノンストップで走り抜け、その俊足ぶりに驚かされたことを思い出します。
元々は急行の合間に走る列車で、1時間あたりの本数は少なめでしたが、2016年3月26日のダイヤ改正で快速急行を軸としたダイヤが組まれるようになり、優等列車の中心的存在へと変化しました。
一方で、2018年3月17日のダイヤ改正において登戸が停車駅に追加され、下北沢から新百合ヶ丘までを一気に走り抜ける爽快さは、幾分か失われてしまったように思います。
湘南急行を発展させた経緯もあり、元々は江ノ島線内を走る列車のほうが多かった快速急行ですが、2016年以降は小田原線の本数も多くなり、少数ですが多摩線を走る列車も登場しました。
その後は減便等によって本数が変動していますが、特急以外の最速列車であることは変わらず、特に江ノ島線内においては重要な役割を担い続けています。
江ノ島線は全体的に線形がよく、列車密度の低さから直線区間を中心にスピードも出せるため、小田原線とは走りの性質が変化するのを感じることでしょう。
特急以外で最速の列車種別とはいえ、実際の所要時間にはばらつきがあります。
時間帯による差が基本となっていますが、どれぐらい違うものなのかを調べてみました。
以下は平日の下り列車において、新宿発の藤沢行きの所要時間を調べたもので、新宿の発車時刻と所要時間を記載しています。
・8時7分発(61分)
・8時27分発(61分)
・8時46分発(63分)
・9時11分発(58分)
・9時30分発(60分)
・9時50分発(56分)
・10時10分発(56分)
・10時30分発(56分)
・10時50分発(56分)
・11時10分発(56分)
・11時30分発(56分)
・11時50分発(56分)
・12時10分発(56分)
・12時30分発(56分)
・12時50分発(56分)
・13時10分発(56分)
・13時30分発(56分)
・13時50分発(56分)
・14時10分発(56分)
・14時30分発(56分)
・14時50分発(56分)
・15時10分発(56分)
・15時30分発(55分)
・15時50分発(55分)
・16時10分発(56分)
・16時30分発(56分)
・16時50分発(56分)
・17時10分発(57分)
・17時30分発(58分)
・17時50分発(61分)
・18時10分発(58分)
・18時30分発(58分)
・18時50分発(61分)
・19時10分発(58分)
・19時30分発(58分)
・19時50分発(60分)
・20時10分発(58分)
・20時30分発(58分)
・20時50分発(60分)
・21時10分発(58分)
・21時30分発(58分)
・21時50分発(58分)
・22時20分発(55分)
・22時46分発(59分)
結果はこのようになり、最速列車が55分、最も遅い列車が63分となり、その差は8分となっています。
パターンダイヤとなる日中は基本的に56分で、列車密度が低い時間帯は所要時間が短いというシンプルな結果となりました。
朝方に見られる遅い列車については、前を走る急行との間隔が狭くなっており、その分ゆっくり走るダイヤとなっています。
夜の時間帯は毎時50分発の列車だけ少し遅くなりますが、これも前を走るメトロホームウェイ号の影響を受けることによるものでした。
快速急行はラッシュ時に遅くなることから、その影響を受けやすい列車であることが分かりますね。
近年は優等列車の主力となり、小田原線と江ノ島線を走る列車が交互に運転されるようになりました。

そんな快速急行ですが、列車によって所要時間には若干の差があります。
実際にはどれぐらいの差があるのか、平日の下り列車について調べてみました。
特急以外では最速列車の快速急行
主に長距離を移動する方向けの列車として、2004年12月11日に快速急行が登場しました。江ノ島線内の通過駅を増やした湘南急行を発展させたもので、小田原線内の下北沢から新百合ヶ丘までをノンストップで走り抜け、その俊足ぶりに驚かされたことを思い出します。
元々は急行の合間に走る列車で、1時間あたりの本数は少なめでしたが、2016年3月26日のダイヤ改正で快速急行を軸としたダイヤが組まれるようになり、優等列車の中心的存在へと変化しました。
一方で、2018年3月17日のダイヤ改正において登戸が停車駅に追加され、下北沢から新百合ヶ丘までを一気に走り抜ける爽快さは、幾分か失われてしまったように思います。
湘南急行を発展させた経緯もあり、元々は江ノ島線内を走る列車のほうが多かった快速急行ですが、2016年以降は小田原線の本数も多くなり、少数ですが多摩線を走る列車も登場しました。
その後は減便等によって本数が変動していますが、特急以外の最速列車であることは変わらず、特に江ノ島線内においては重要な役割を担い続けています。
江ノ島線内を走る快速急行の所要時間
停車駅が少なく、JR東日本の湘南新宿ラインに対抗する役割も担う快速急行は、江ノ島線内の走行において真価を発揮します。江ノ島線は全体的に線形がよく、列車密度の低さから直線区間を中心にスピードも出せるため、小田原線とは走りの性質が変化するのを感じることでしょう。
特急以外で最速の列車種別とはいえ、実際の所要時間にはばらつきがあります。
時間帯による差が基本となっていますが、どれぐらい違うものなのかを調べてみました。
以下は平日の下り列車において、新宿発の藤沢行きの所要時間を調べたもので、新宿の発車時刻と所要時間を記載しています。
・8時7分発(61分)
・8時27分発(61分)
・8時46分発(63分)
・9時11分発(58分)
・9時30分発(60分)
・9時50分発(56分)
・10時10分発(56分)
・10時30分発(56分)
・10時50分発(56分)
・11時10分発(56分)
・11時30分発(56分)
・11時50分発(56分)
・12時10分発(56分)
・12時30分発(56分)
・12時50分発(56分)
・13時10分発(56分)
・13時30分発(56分)
・13時50分発(56分)
・14時10分発(56分)
・14時30分発(56分)
・14時50分発(56分)
・15時10分発(56分)
・15時30分発(55分)
・15時50分発(55分)
・16時10分発(56分)
・16時30分発(56分)
・16時50分発(56分)
・17時10分発(57分)
・17時30分発(58分)
・17時50分発(61分)
・18時10分発(58分)
・18時30分発(58分)
・18時50分発(61分)
・19時10分発(58分)
・19時30分発(58分)
・19時50分発(60分)
・20時10分発(58分)
・20時30分発(58分)
・20時50分発(60分)
・21時10分発(58分)
・21時30分発(58分)
・21時50分発(58分)
・22時20分発(55分)
・22時46分発(59分)
結果はこのようになり、最速列車が55分、最も遅い列車が63分となり、その差は8分となっています。
パターンダイヤとなる日中は基本的に56分で、列車密度が低い時間帯は所要時間が短いというシンプルな結果となりました。
朝方に見られる遅い列車については、前を走る急行との間隔が狭くなっており、その分ゆっくり走るダイヤとなっています。
夜の時間帯は毎時50分発の列車だけ少し遅くなりますが、これも前を走るメトロホームウェイ号の影響を受けることによるものでした。
おわりに
全体的に列車密度が高く、スピードアップには限界がある小田急線。快速急行はラッシュ時に遅くなることから、その影響を受けやすい列車であることが分かりますね。
コメント
コメント一覧 (20)
また、踏切作動の為の地上子移設も必要に成るので大金が必要と成ります。
しかし、ロマンスカーで実施している110km運転ならば既に認可されており、ロマンスカー用の地上子で作動させる様にすれば良いので実現可能性は有ると思います。
江ノ島線内だけでも110km運転したら良いのに…
といつも思います。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
あと江ノ島線の各停は町田発着を基本にして下りは町田で快速急行と対面接続してほしいですね。
相模大野のホームが混むので
ワタシダ
が
しました
JR湘南新宿ラインは速いですが、小田急に比べて、
・運賃が高い
・直通本数が少ない
・藤沢からの北行、新宿からの南行のどちらも座れない
なので使いません。
ワタシダ
が
しました
平日ダイヤでは、7時11分発が64分、7時28分発が66分、7時53分発が64分、土休日ダイヤでは、5時55分発が66分、6時41分発が63分、7時01分発が62分の所要時間になっています。
新宿発17時台以降の快速急行を急行に変更した場合に、所要時間がどれほど伸びるのか、気になるところです。
ワタシダ
が
しました
複々線区間でかっとばすことでサバー区間から新宿・上原への速達性(と急行線の有効活用)を担保しつつ、登戸停車によって従来のロングラン急行が拾っていたサバー区間-インター区間各駅への準速達運転も担保してるので。
新百合まで複々線があるんでしたら登戸通過でいいですが、現状だと急行主体ダイヤ(快急1時間2本とか)に戻さない限りは快急の登戸通過はないでしょうし、その世界線はあまり望ましいものではないように思えます。
ワタシダ
が
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快速急行続行の上り急行や多摩線に向かう急行はガラガラなのに快速急行や小田原線急行は大混雑みたいなこともザラで、昨今の小田急は町田以西を軽視しすぎなのでは?と思ってしまいます。
ワタシダ
が
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ダイヤ修正や設備改良は必要と思うが、複々線区間や江ノ島線内ならできるでしょ。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
しました
・15時30分発(55分)・15時50分発(55分)
この1分の違いはどこに理由があるのかとても気になる。
わかる方、いますか?
ワタシダ
が
しました
JRとの競合という意味合いでなくても、相模大野以西でもう少し停車駅を絞れるのでは。
ワタシダ
が
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それには登戸-新百合ヶ丘の複々線の早期実現がベストですが、残念ながら望み薄。ならば、他に新宿-上原の詰まり解消、町田-相模大野の複々線化或いは暫定三線化など、工夫次第でやれる対策はあると思います。
停車駅を削るなら、反対意見も多いと思うけど、やはり登戸か。
あとは、小田原線・多摩線の快速急行と停車駅をずらすのも一つの方法ではないでしょうか。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
そんな江ノ島線の快速急行ですが、登場当初の新宿〜藤沢間の所要時間は53分でした。やはり登戸停車とホームドア導入による安全確認に時間を割く必要が出たのが所要時間増加の一因なのかもしれません(それでも同区間におけるかつての湘南急行の平均所要時間と大して変わりませんが)。
ワタシダ
が
しました
それにしても、江ノ島線沿線もほぼ全区間、東京のベッドタウンのため人口密度が高く、都心から距離あれどラッシュ時中心に混雑激し過ぎですね…湘南新宿ラインとの競合に敗れても母数そのものが莫大なため充分客が乗ってきますし。
ワタシダ
が
しました