空に向かってそびえたち、郊外ではひときわ目立つ建築物であるタワーマンション。
再開発等に伴い、近年は駅前にタワーマンションが建っているケースが多くなり、シンボル的な存在ともなりつつあります。
比較的低層の建築物が多いと感じる小田急沿線ですが、駅前にタワーマンションがある駅はどれぐらいあるのでしょうか。
昔は都心部に行かなければ見られなかった高層建築物が、郊外の駅前にも建っている状態となり、当初はその風景に違和感があったものです。
小田急沿線において、高い建物がある地域といえば、かつては超高層ビルが林立する新宿のイメージでしたが、駅によっては複数のタワーマンションや、高層ビルが建つようになってきました。
駅前にタワーマンションが増えた背景には、再開発等によって区画整理が行われたり、空き地が目立っていた駅の開発が進んだといったケースがあり、駐車場ばかりという駅前は昔のことになりつつあります。
今回は分譲された物件に絞り、駅から半径500m以内を基準にして調べてみることにしました。
タワーマンションには明確な定義がないようですが、一般的に多く用いられているという20階以上の物件をピックアップしています。
以下は各駅にあるタワーマンションで、括弧内は完成した年を示し、太字は今後建設される物件となっています。
【南新宿】
ファミール新宿グランスィートタワー(2002年)
【向ヶ丘遊園】
アトラスタワー向ヶ丘遊園(2008年)
パークタワー向ヶ丘遊園(2025年)
【相模大野】
パークスクエア相模大野タワー&レジデンス(2009年)
プラウドタワー相模大野(2013年)
プラウドタワー相模大野クロス(2025年)
【小田急相模原】
ステーションスカイタワー小田急相模原(2013年)
グランタワー小田急相模原ル・ソレイユ(2007年)
リビオタワー小田急相模原レジデンス(2019年)
【海老名】
ビナマークスイースト(2004年)
ビナマークスウエスト(2004年)
リーフィアタワー海老名アクロスコート(2019年)
リーフィアタワー海老名ブリスコート(2020年)
【本厚木】
ザ・パークハウス 本厚木タワー(2020年)
【湘南台】
エスタテラ湘南台プラザタワー(2002年)
結果はこのようになり、駅が集中する傾向となっています。
全て2000年代以降に完成した物件で、1997年の法改正が大きく影響したことが分かりました。
小田急が力を入れている海老名では、周辺に多くのタワーマンションが建っており、電車が混むようになったのも頷けます。
ほぼ全てが向ヶ丘遊園以西となっていることも特徴ですが、都心から離れすぎると見られなくなり、地域にも偏りがある結果となりました。
登戸のように具体化している場所もあり、10年後や20年後はどのような沿線風景となっているのでしょうか。
再開発等に伴い、近年は駅前にタワーマンションが建っているケースが多くなり、シンボル的な存在ともなりつつあります。
比較的低層の建築物が多いと感じる小田急沿線ですが、駅前にタワーマンションがある駅はどれぐらいあるのでしょうか。
小田急沿線にも増えるタワーマンション
1970年代に登場したといわれるタワーマンションは、建築基準法が1997年に改正されたことにより、駅前のような一等地にも多く建設されるようになりました。昔は都心部に行かなければ見られなかった高層建築物が、郊外の駅前にも建っている状態となり、当初はその風景に違和感があったものです。
小田急沿線において、高い建物がある地域といえば、かつては超高層ビルが林立する新宿のイメージでしたが、駅によっては複数のタワーマンションや、高層ビルが建つようになってきました。
駅前にタワーマンションが増えた背景には、再開発等によって区画整理が行われたり、空き地が目立っていた駅の開発が進んだといったケースがあり、駐車場ばかりという駅前は昔のことになりつつあります。
タワーマンションがある小田急の駅
海が近い路線ほどはタワーマンションがないイメージの小田急ですが、実際にはどれぐらいの物件があるのでしょうか。今回は分譲された物件に絞り、駅から半径500m以内を基準にして調べてみることにしました。
タワーマンションには明確な定義がないようですが、一般的に多く用いられているという20階以上の物件をピックアップしています。
以下は各駅にあるタワーマンションで、括弧内は完成した年を示し、太字は今後建設される物件となっています。
【南新宿】
ファミール新宿グランスィートタワー(2002年)
【向ヶ丘遊園】
アトラスタワー向ヶ丘遊園(2008年)
パークタワー向ヶ丘遊園(2025年)
【相模大野】
パークスクエア相模大野タワー&レジデンス(2009年)
プラウドタワー相模大野(2013年)
プラウドタワー相模大野クロス(2025年)
【小田急相模原】
ステーションスカイタワー小田急相模原(2013年)
グランタワー小田急相模原ル・ソレイユ(2007年)
リビオタワー小田急相模原レジデンス(2019年)
【海老名】
ビナマークスイースト(2004年)
ビナマークスウエスト(2004年)
リーフィアタワー海老名アクロスコート(2019年)
リーフィアタワー海老名ブリスコート(2020年)
【本厚木】
ザ・パークハウス 本厚木タワー(2020年)
【湘南台】
エスタテラ湘南台プラザタワー(2002年)
結果はこのようになり、駅が集中する傾向となっています。
全て2000年代以降に完成した物件で、1997年の法改正が大きく影響したことが分かりました。
小田急が力を入れている海老名では、周辺に多くのタワーマンションが建っており、電車が混むようになったのも頷けます。
ほぼ全てが向ヶ丘遊園以西となっていることも特徴ですが、都心から離れすぎると見られなくなり、地域にも偏りがある結果となりました。
おわりに
小田原線の中心付近に集中し、これからも増加が続きそうなタワーマンション。登戸のように具体化している場所もあり、10年後や20年後はどのような沿線風景となっているのでしょうか。
コメント
コメント一覧 (3)
伊勢原の車両基地が完成したらまた変わってくるのかもしれませんが。
ワタシダ
がしました
ワタシダ
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一般市民を見下した様な態度やモンスタークレーマー気質なのが……
停電時(自家発電で多少は凌げる)にエレベーターが使えない時はほくそ笑んでやりましたけどね
ワタシダ
がしました