横浜市営地下鉄の延伸が予定され、開業後にはさらに発展が進むことが想定される小田急の新百合ヶ丘駅。
そんな未来を見越してか、先行して商業施設が建設されるような動きもあり、少しずつ駅周辺も慌ただしくなりつつあります。
今後の動向が気になる横浜市営地下鉄の延伸ですが、ここ数年は具体的な進展が見られず、先行きを不安視する声もあるようです。
新百合ヶ丘駅の改良工事にも影響すると思われる延伸ですが、現状はどうなっているのでしょうか。
小田急とは江ノ島線の湘南台駅で乗り換えが可能な鉄道ですが、延伸が実現すれば起点と終点の両方が小田急との接続駅となり、沿線住民にとっては今以上に身近な路線となるのでしょう。
ルートや駅の位置は2020年に発表されており、開業予定は2030年とされていますが、最近は進捗に関する具体的な発表がなく、やや気になる状況が続いています。
というのも、コロナ禍等を挟んだことによる影響が生じていることから、計画が中止されてしまうのではないかという、漠然とした不安を感じやすい状況となっているのです。
実際のところ、コロナ禍を経て顕在化した課題がいくつかあるようで、定期客の減少や今後沿線人口が減るとの予測、高騰する建設費、資金面での問題等があげられ、これらの課題への対応に時間を要しているとされています。
公開されている情報が少ないため、それがかえって不安を募らせる要因になっているとも感じますが、早期の事業化に向けて事務手続き等は進んでいるようで、そこまで心配しなくてもよいのかもしれません。
横浜市営地下鉄の延伸がややこしいのは、終点が川崎市の新百合ヶ丘駅になることであり、両市が連携して進めていく事業となっています。
開業が遅れる可能性は否定できませんが、近年は地下鉄の工事期間が短縮されてきており、小田急の下北沢地区でさえ地下化自体は着工から8年半程度で終えたことを踏まえれば、まだなんとかなりそうな気もします。
実際に小田急は新百合ヶ丘駅の大規模改良工事を予定しており、何度かニュースリリースでも触れていますが、延伸に関する具体的な動きがないためか、詳細については不明なままです。
駅の改良工事とはいっても、実際は新百合ヶ丘一帯の再開発とセットになると考えられ、小田急単体では動けない内容なのでしょう。
過去に増築を繰り返してきた新百合ヶ丘駅ですが、溢れる利用者に対応しきれてない面は否めず、ホームドアの設置を含めた抜本的な改良は、利用者からも歓迎されるものと思われます。
2024年度内には川崎市がまちづくりの方針案を示すようなので、将来像が見えてくる時期は近付きつつあるのかもしれません。
新百合ヶ丘という駅の未来を大きく左右するため、利用者としてはまだまだ気になる日々が続くことになりそうです。
そんな未来を見越してか、先行して商業施設が建設されるような動きもあり、少しずつ駅周辺も慌ただしくなりつつあります。
今後の動向が気になる横浜市営地下鉄の延伸ですが、ここ数年は具体的な進展が見られず、先行きを不安視する声もあるようです。
新百合ヶ丘駅の改良工事にも影響すると思われる延伸ですが、現状はどうなっているのでしょうか。
静かに動く横浜市営地下鉄の延伸
湘南台からあざみ野までを結ぶ横浜市営地下鉄のブルーラインは、新百合ヶ丘までの延伸が予定されています。小田急とは江ノ島線の湘南台駅で乗り換えが可能な鉄道ですが、延伸が実現すれば起点と終点の両方が小田急との接続駅となり、沿線住民にとっては今以上に身近な路線となるのでしょう。
ルートや駅の位置は2020年に発表されており、開業予定は2030年とされていますが、最近は進捗に関する具体的な発表がなく、やや気になる状況が続いています。
というのも、コロナ禍等を挟んだことによる影響が生じていることから、計画が中止されてしまうのではないかという、漠然とした不安を感じやすい状況となっているのです。
実際のところ、コロナ禍を経て顕在化した課題がいくつかあるようで、定期客の減少や今後沿線人口が減るとの予測、高騰する建設費、資金面での問題等があげられ、これらの課題への対応に時間を要しているとされています。
公開されている情報が少ないため、それがかえって不安を募らせる要因になっているとも感じますが、早期の事業化に向けて事務手続き等は進んでいるようで、そこまで心配しなくてもよいのかもしれません。
横浜市営地下鉄の延伸がややこしいのは、終点が川崎市の新百合ヶ丘駅になることであり、両市が連携して進めていく事業となっています。
開業が遅れる可能性は否定できませんが、近年は地下鉄の工事期間が短縮されてきており、小田急の下北沢地区でさえ地下化自体は着工から8年半程度で終えたことを踏まえれば、まだなんとかなりそうな気もします。
開業に向けて変化が見込まれる新百合ヶ丘駅
横浜市営地下鉄の延伸は、終点の新百合ヶ丘駅を通る小田急にも大きな影響を及ぼします。実際に小田急は新百合ヶ丘駅の大規模改良工事を予定しており、何度かニュースリリースでも触れていますが、延伸に関する具体的な動きがないためか、詳細については不明なままです。
駅の改良工事とはいっても、実際は新百合ヶ丘一帯の再開発とセットになると考えられ、小田急単体では動けない内容なのでしょう。
過去に増築を繰り返してきた新百合ヶ丘駅ですが、溢れる利用者に対応しきれてない面は否めず、ホームドアの設置を含めた抜本的な改良は、利用者からも歓迎されるものと思われます。
2024年度内には川崎市がまちづくりの方針案を示すようなので、将来像が見えてくる時期は近付きつつあるのかもしれません。
おわりに
公表できないことも多くあり、それが結果として色々な憶測を呼んでしまうのかもしれませんが、できる範囲で情報公開をしていただけたらありがたいと思います。新百合ヶ丘という駅の未来を大きく左右するため、利用者としてはまだまだ気になる日々が続くことになりそうです。
コメント
コメント一覧 (41)
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ワタシダ
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さてブルーラインの延伸計画、延伸先とされる新百合ケ丘周辺の方々が期待するのは無理もないです。実際、多摩ニュータウンを含むあそこら辺の方々には大なり小なり恩恵があるでしょう。
新百合ヶ丘起点であざみ野まではおそらく所要10分、新横浜までは27分くらい、横浜まで36分(快速)〜40分(各停)くらいでしょう。
とすれば、小田急沿線〜ブルーラインの需要はごく限られます。新百合ヶ丘の乗降客は確実に増えるでしょうが、小田急全体では然程大きな動線変化はないと推定します。
ワタシダ
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ワタシダ
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それ意外は、横浜市内の山間部に定時性の高い交通アクセスを提供してるに過ぎない路線です。
ワタシダ
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新百合の改良工事やホームドア設置、Odapedia愛読者の関心が強い新車など、2024年度の設備投資計画は例年の4月終わりに出ませんでしたよね。
ワタシダ
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ワタシダ
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費用便益比だとか地盤調査だとか市民感情だとかではなく、川崎市という存在のために延伸出来るかすごく怪しいよ
小田急が他所様の鉄道や自治体のことをどれほど思ってるのかわからないけど
ワタシダ
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とはいえ、早いとこ開発が進んでほしいところ。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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横浜市地下鉄は当然東京中心部には直通しませんし、王禅寺からだと横浜中心部からもやや時間は掛かるため、延伸開業後の栄えや不動産の価値向上もかなり限定的になりそうですし…。
ゴーストタウンになってしまったら、この区間は神戸市地下鉄海岸線の二の舞ですね…。
ワタシダ
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少なくとも軌間幅、車体長、電源方式の違い等、多少鉄道の事をかじった人間なら分かる事を「そんな事はどうにでもなる」と理解する気ゼロに閉口してしまいした
ワタシダ
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ワタシダ
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川崎市長は色々ワンマンで手腕を振るっておられる様なので、いきなり中止がありそうですね…
ワタシダ
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今は詳細な計画を公表し、環境アセスメントもやりますから、突然発表されてすぐ着工ということはないはずです。
行政からの何らかの発表を待つしかないのですが、環境アセスメントなどいろいろな手続きにも時間を要しますので、2030年開通は無理ではないでしょうか。
ワタシダ
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登戸も過ぎてしまった場合、振替輸送が効くので
実現してもらいたいです。
新横浜と横浜で相鉄線に、戸塚で東海道線に
乗り継げますから。江ノ島線住民は終点まで
乗ることも出来ますから。
ワタシダ
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ワタシダ
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