従来の車両とは設計方針を大きく変更し、2002年に営業運転を開始した小田急3000形。
小田急3000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

3257Fの概要

3000形の2次車として登場し、2600形の置き換えを推進した編成です。
世の中の流れに合わせ、標準化の思想が強化されており、1次車と比較して側面のレイアウトが大きく変更されました。

8編成が増備された2次車の中では前期型に属し、側面のLED表示器は1次車と同じ小さなタイプで、冷房装置についても同様となっているため、どちらかといえば1次車寄りの仕様が目立ちます。
大きな改造は行われていませんが、登場後は時期によって細かい変化があり、前面の帯が細くなったほか、スカートにも改造が施されました。
LED表示器はフルカラーのタイプに換装されており、見た目の印象は大きく変化しています。

ブレーキ読み替え装置を活かし、かつては他形式の様々な編成と併結しての10両が頻繁に見られました。
現在は主に単独で使用されており、小田原線の町田以西や支線を中心に活躍しています。

編成表

クハ3257-デハ3207-デハ3307-デハ3407-デハ3507-クハ3557
※左側が新宿方

製造区分

クハ3257:2次車
デハ3207:2次車
デハ3307:2次車
デハ3407:2次車
デハ3507:2次車
クハ3557:2次車

製造所

クハ3257:東急車輛製造
デハ3207:東急車輛製造
デハ3307:東急車輛製造
デハ3407:東急車輛製造
デハ3507:東急車輛製造
クハ3557:東急車輛製造

竣功日

クハ3257:2003年3月5日
デハ3207:2003年3月5日
デハ3307:2003年3月5日
デハ3407:2003年3月5日
デハ3507:2003年3月5日
クハ3557:2003年3月5日

3257Fの写真

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