小田急の看板列車として、終日に渡って多くの本数が運行されるロマンスカー。
東京メトロ線内を走る列車を除き、下り列車は全て新宿駅から発車しており、2番ホームは絶え間なくロマンスカーが入れ替わる状態となっています。
そんな新宿駅の光景ですが、かつては3番ホームから発車する列車もあり、2編成が並ぶ光景も見られました。
現在はほぼ見られなくなりましたが、なぜ減ってしまったのでしょうか。
現在は工事の影響で見る影もありませんが、以前はロマンスカーカフェが先端部にある等、特急専用ホームとしてのイメージが強くありました。

2番ホームからの発車が基本ではあるものの、以前は3番ホームから発車する列車もそこそこ存在し、地上ホーム中央の線路にもロマンスカーが多く入線していました。
特急以外も入る線路ですが、そちらは4番ホーム側から乗車することになるため、ロマンスカーには降車ホームから乗車するスタイルとなります。
現在のダイヤにおいても、3番ホームから発車する特急自体は残っており、土休日の10時25分発として設定されるはこね57号が該当します。
ふじさん号には、なぜか2番ホームと3番ホームの両方が時刻表上割り当てられているようですが、前後の列車の関係で中央の線路には入れないようにも見えるため、よく分かりません。
これにはいくつかの理由が複合的に作用しているものと思われ、設定する必要がなくなったという面もありそうです。
まず、新宿駅を発車する特急の間隔が、基本的に20分以上空くようになったことがあげられます。
以前は10分程度で続行する列車も多くあり、結果的に3番ホームを活用しなければさばけない状態でした。
現在も設定される3番ホームから出る列車は、はこね25号の5分後に発車するため、例外といえる存在なのです。
東京メトロに乗り入れる列車が設定されたことも、3番ホームの特急を減らすことに繋がりました。
運転間隔が短い場合も、片方が新宿駅に入線しなくなっているため、昔のような運用を行う必要がなくなっています。
最大の理由としては、特急以外が中央の線路を使う機会が増えたことがあげられます。
快速急行の増加により、新宿駅を発車する優等列車の本数が増えたことから、5番ホームを快速急行、4番ホームを急行が使用するようになっており、そもそも特急を入れる余地がほぼなくなっているのです。
これらの要素が絡み合い、3番ホームを発車するロマンスカーはほとんど見られなくなってしまいました。
何らかの環境変化により、今後増えることはあるのか、それとも消滅へと進んでいくのか、先行きが気になる存在でもあります。
東京メトロ線内を走る列車を除き、下り列車は全て新宿駅から発車しており、2番ホームは絶え間なくロマンスカーが入れ替わる状態となっています。
そんな新宿駅の光景ですが、かつては3番ホームから発車する列車もあり、2編成が並ぶ光景も見られました。
現在はほぼ見られなくなりましたが、なぜ減ってしまったのでしょうか。
3番ホームからも多く発車していたロマンスカー
新宿駅を発車するロマンスカーは、最もJR東日本寄りにある2番ホームを使用しています。現在は工事の影響で見る影もありませんが、以前はロマンスカーカフェが先端部にある等、特急専用ホームとしてのイメージが強くありました。

2番ホームからの発車が基本ではあるものの、以前は3番ホームから発車する列車もそこそこ存在し、地上ホーム中央の線路にもロマンスカーが多く入線していました。
特急以外も入る線路ですが、そちらは4番ホーム側から乗車することになるため、ロマンスカーには降車ホームから乗車するスタイルとなります。
現在のダイヤにおいても、3番ホームから発車する特急自体は残っており、土休日の10時25分発として設定されるはこね57号が該当します。
ふじさん号には、なぜか2番ホームと3番ホームの両方が時刻表上割り当てられているようですが、前後の列車の関係で中央の線路には入れないようにも見えるため、よく分かりません。
3番ホームからの発車が減った理由
昔は沢山あった3番ホームから発車する特急ですが、なぜここまで減ってしまったのでしょうか。これにはいくつかの理由が複合的に作用しているものと思われ、設定する必要がなくなったという面もありそうです。
まず、新宿駅を発車する特急の間隔が、基本的に20分以上空くようになったことがあげられます。
以前は10分程度で続行する列車も多くあり、結果的に3番ホームを活用しなければさばけない状態でした。
現在も設定される3番ホームから出る列車は、はこね25号の5分後に発車するため、例外といえる存在なのです。
東京メトロに乗り入れる列車が設定されたことも、3番ホームの特急を減らすことに繋がりました。
運転間隔が短い場合も、片方が新宿駅に入線しなくなっているため、昔のような運用を行う必要がなくなっています。
最大の理由としては、特急以外が中央の線路を使う機会が増えたことがあげられます。
快速急行の増加により、新宿駅を発車する優等列車の本数が増えたことから、5番ホームを快速急行、4番ホームを急行が使用するようになっており、そもそも特急を入れる余地がほぼなくなっているのです。
これらの要素が絡み合い、3番ホームを発車するロマンスカーはほとんど見られなくなってしまいました。
おわりに
昔は多く見られたものの、今では珍しい存在となった3番ホームを発車するロマンスカー。何らかの環境変化により、今後増えることはあるのか、それとも消滅へと進んでいくのか、先行きが気になる存在でもあります。
コメント
コメント一覧 (12)
現行夕方毎時6本の新松田方面優等を全廃(代替は千代直遊園急行と町田or相模大野快急、末端は本厚木-小田原各停に一本化)して、その代わりに海老名以遠に停車するロマンスカーを増発……とかになりますが、さすがに遠い未来の話ですね。
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それと少なくとも南新宿~新宿間は、地上/地下の2層方式で複々線化してほしい。
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さて、3番ホームといえば近年は4番ホームの降車専用として使用されることが多いですね。東日本大震災発生直後の臨時ダイヤではロマンスカーが運休になったこともあり、2番ホームから急行や快速急行が発着しとりました。その際に回送列車が3・4番ホームに停車し両側のドアを開閉して通路として使用されとりました。尤も、ホームドア設置と小田原線の過密ダイヤとの兼ね合いから現在ではこうした対応が難しくなりつつあるのかもしれませんね。
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