小田急百貨店新宿店本館だった建物が姿を消し、広い空が見渡せるようになった新宿駅西口。
建物の解体工事は南側に向かって進んでおり、今後は小田急のホーム上や、新宿ミロードの解体へと進む予定です。

そんな小田急の新宿駅ですが、工事の進展に伴い西口改札の通路が変更となりました。
以前よりも遠回りが必要なケースもありますが、仮設とは思えないほど快適な通路が用意されています。

出入口の変更と通路の切り替え

少し前から予告されていましたが、2024年6月22日の始発より、新宿駅西口の通路が変更となりました。
通路として使われていたことで、解体ができていない部分を進めるためと思われ、地上と地下の両方で導線の変更が行われています。

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通路の切り替えに伴い、元々使われていた出入口と通路は閉鎖となり、階段等の位置も変更されています。
かつての面影を僅かに残していた出入口は、今後解体が進められることになるのでしょう。

元々の出入口は改札を出てすぐの場所にあり、京王百貨店に隣接するような位置関係でしたが、変更後はかなり北へと動きました。
通路の変更は地上と地下の両方で行われているため、南へと進みたい場合にはしばらく遠回りが必要となります。

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変更後の出入口はこの位置となっており、京王百貨店のほうに進みたい場合には、以前よりも歩く距離が長くなりました。
建物の解体が終わった後には、元の位置に戻されると思われるため、今だけの我慢というところでしょうか。

冷房を完備した快適すぎる仮設通路

外側の様子を見てきましたが、中についても確認してみたいと思います。
通勤で新宿駅を通る私は、まさに今回の変更で遠回りが必要となるため、暑い夏は辛そうだなと考えていました。

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地上ホームの改札を出て少し歩くと、早速仮設の通路へとルートが変更されています。
暑さを覚悟しつつ進んでいくと、その心配とは裏腹に冷房が完備されており、以前よりも涼しいのではないかという状況でした。

仮設で天井が低いためか、冷房自体はかなり効いている印象で、遠回りが必要となる利用者に対する配慮が感じられます。
地下についても通ってみましたが、こちらはルートを変更した要素が強いため、地上ほど涼しくはありません。
どちらを通ってもよい場合は、地上を使うほうが圧倒的に涼しいという夏になりそうです。

おわりに

出入口と通路の変更により、次の段階へと進んだ新宿駅の改良工事。
僅かに残っていた建物が見られるのも、あと少しの期間ということになりそうですね。