100年に1度といわれる再開発が行われ、大規模に姿を変えつつある渋谷。
小田急に乗って直接行くことはできませんが、京王の井の頭線や東京メトロの各線を経由して行けるため、沿線の方には比較的馴染みがある地域です。

20240706_03

そんな渋谷ですが、小田急の代々木八幡駅からは歩けなくはないというほどの距離に位置しています。
実際に歩いてみた場合、どれぐらいの時間で行けるのでしょうか。

小田急から渋谷に電車で行くルート

新宿や池袋と並び、東京の副都心に位置付けられる渋谷は、小田急にとっても比較的身近な存在です。
かつては小田急の路線だった井の頭線は、その名残で改札を通らずに下北沢駅で乗り換えられたため、アクセスがしやすかったことも背景にあるのでしょう。

小田急の地下化により、乗り換えのしやすさは失われてしまいましたが、渋谷への行き方は井の頭線が素直なルートなのは変わっていません。
一方で、乗り換えに時間がかかるようになったこともあり、渋谷の目的地によっては違う路線のほうがよいケースも増えたため、ルートの選択肢は広がったようにも思います。

他に使われるルートとしては、代々木上原駅から千代田線に入り、副都心線、銀座線、半蔵門線を使って向かうパターンがあげられます。
遠方からの場合は別の選択肢もあり、海老名駅から相鉄に乗り換えて、新横浜線経由で東急を使うこともできるようになりました。
新宿からJR東日本の山手線等を使う方法もありますが、あまり一般的ではなさそうです。

一般的ではない方法といえば、小田急で最も渋谷に近い代々木八幡駅からの徒歩という手段もあり、歩けなくはない程度の距離となっています。
歩きたいかと聞かれれば、頷く方はあまり多くないとは思いますが、健康のためには丁度よい程度の距離感かもしれません。

代々木八幡駅から歩くことは可能なのか

代々木八幡駅から渋谷駅までの直線距離を調べると、1.5kmから2km程度になるようです。
幅のある表現となったのは渋谷駅自体が広いためで、どの路線の駅に行くかによって距離が異なってきます。

1.5kmを歩くには、15分から20分程度かかる方が多いと思いますが、これはあくまでも直線距離の場合であり、実際にはどれぐらいかかるのでしょうか。
これを調べてみると、意外にも直線距離の場合と大差がないという結果になり、井の頭通り等の直線ルートが複数あることから、比較的無駄がない歩き方ができます。

桜丘や宮益坂方面はさすがに遠くなりますが、井の頭線の駅がある道玄坂寄りであれば、ちょっとしたウォーキングも可能といえそうです。
今のような暑い時期は難しいでしょうが、気候がよければ意外とありな選択肢でした。

おわりに

小田急で直接行くことはできないものの、それほど離れてはいない渋谷。
歩くことも可能な距離であれば、比較的身近な存在となるのも当然といえるかもしれません。