老朽化が進んだ7000形(LSE)の置き換え用として、2018年に営業運転を開始した小田急70000形(GSE)。
小田急70000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

70052Fの概要

1次車として登場した2本のうち、第2編成にあたるのが70052Fです。
GSEは2本が同時に営業運転を開始しなかったため、第1編成の営業運転開始から4ヶ月ほど遅れてのデビューとなりました。
70052Fの営業運転開始により、LSEで残っていた1編成が定期運行から外れ、ロマンスカーの世代交代が完了しています。

2022年5月30日には、藤沢から本鵠沼の間にある踏切において、70052Fと軽自動車が衝突する事故が発生し、車体や床下を損傷して運用を離脱しました。
修理を行い、6月4日より営業運転に復帰しましたが、部品がないためか床下のカバーは一部を外した暫定的な姿で、後の検査入場時に交換されています。

現在までに目立った改造は行われておらず、時折ヘッドマーク等を掲出して運行されてきました。
数少ない前面展望席を備えるロマンスカーとして、観光輸送を中心に活躍していますが、ホームウェイ号等にも幅広く充当されています。

編成表

クハ70052-デハ70002-デハ70102-サハ70152-デハ70202-デハ70302-クハ70352
※左側が新宿方

製造区分

クハ70052:1次車
デハ70002:1次車
デハ70102:1次車
サハ70152:1次車
デハ70202:1次車
デハ70302:1次車
クハ70352:1次車

製造所

クハ70052:日本車輌製造
デハ70002:日本車輌製造
デハ70102:日本車輌製造
サハ70152:日本車輌製造
デハ70202:日本車輌製造
デハ70302:日本車輌製造
クハ70352:日本車輌製造

竣功日

クハ70052:2018年6月22日
デハ70002:2018年6月22日
デハ70102:2018年6月22日
サハ70152:2018年6月22日
デハ70202:2018年6月22日
デハ70302:2018年6月22日
クハ70352:2018年6月22日

70052Fの写真

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