1969年に営業運転を開始し、4両と6両の編成が登場した小田急5000形。
小田急5000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。
理由は定かではありませんが、3次車として登場した4編成は同日の竣功となっており、車両の製造メーカーが異なっていることから、かなり珍しい事例となっています。
車両の基本的な仕様は非冷房の編成と同様ですが、後に冷房化された各編成とは搭載する機器が異なり、冷房装置はCU-12Aを、メインの補助電源装置(MG)にはCLG-350Aを採用しました。
登場当初は屋根上にベンチレーターを設けていましたが、後に撤去されています。
1994年度に車体修理が行われ、他の5000形と同じく黒地の方向幕等への変更により、外見のイメージがかなり変わりました。
側窓はそのままとされましたが、後に5063Fと同様の構造へと変更され、改造後は箱根登山線への乗り入れが可能となっています。
優等列車の付属編成を中心に使われながら、支線や末端区間の各駅停車でも重宝されましたが、2011年に廃車となりました。
5000形の4両としては比較的遅くまで残っており、40年に迫る在籍年数となっています。
※左側が新宿方
デハ5012:3次車
デハ5112:3次車
クハ5162:3次車
デハ5012:東急車輛製造
デハ5104:東急車輛製造
クハ5162:東急車輛製造
デハ5012:1971年4月12日
デハ5112:1971年4月12日
クハ5162:1971年4月12日
デハ5012:1994年9月27日
デハ5112:1994年9月27日
クハ5162:1994年9月27日
デハ5012:2011年1月7日
デハ5112:2011年1月7日
クハ5162:2011年1月7日
小田急5000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。
5062Fの概要
5000形の3次車として1971年に登場した編成で、小田急の通勤型車両としては初となる、量産型冷房車となったグループです。理由は定かではありませんが、3次車として登場した4編成は同日の竣功となっており、車両の製造メーカーが異なっていることから、かなり珍しい事例となっています。
車両の基本的な仕様は非冷房の編成と同様ですが、後に冷房化された各編成とは搭載する機器が異なり、冷房装置はCU-12Aを、メインの補助電源装置(MG)にはCLG-350Aを採用しました。
登場当初は屋根上にベンチレーターを設けていましたが、後に撤去されています。
1994年度に車体修理が行われ、他の5000形と同じく黒地の方向幕等への変更により、外見のイメージがかなり変わりました。
側窓はそのままとされましたが、後に5063Fと同様の構造へと変更され、改造後は箱根登山線への乗り入れが可能となっています。
優等列車の付属編成を中心に使われながら、支線や末端区間の各駅停車でも重宝されましたが、2011年に廃車となりました。
5000形の4両としては比較的遅くまで残っており、40年に迫る在籍年数となっています。
編成表
クハ5062-デハ5012-デハ5112-クハ5162※左側が新宿方
製造区分
クハ5062:3次車デハ5012:3次車
デハ5112:3次車
クハ5162:3次車
製造所
クハ5062:東急車輛製造デハ5012:東急車輛製造
デハ5104:東急車輛製造
クハ5162:東急車輛製造
竣功日
クハ5062:1971年4月12日デハ5012:1971年4月12日
デハ5112:1971年4月12日
クハ5162:1971年4月12日
車体修理竣功日
クハ5062:1994年9月27日デハ5012:1994年9月27日
デハ5112:1994年9月27日
クハ5162:1994年9月27日
廃車日
クハ5062:2011年1月7日デハ5012:2011年1月7日
デハ5112:2011年1月7日
クハ5162:2011年1月7日
コメント
コメント一覧 (3)
ワタシダ
がしました
記事にあるCLG-318Cは、下り方のクハ5150番台に搭載されていたおそらくは制御関係用の小さいMG(9kVA)です。
以上鉄道ピクトリアル286号(小田急電鉄特集)81ページ図より。
ワタシダ
がしました