全体の半分がリニューアルされ、4両と10両の編成が7本ずつ残っている小田急の1000形。
小田急線内を走り回る10両に対して、4両は脇役といった立場になっており、4本が箱根登山線内用として使われています。
そんな1000形の4両ですが、箱根登山線内で運用されている1066Fについて、ワンマン運転に対応するための改造がスタートしたようです。
検査入場とは異なり、何らかの改造が始まったとみられる動きを見せており、電気連結器や一部の部品を取り外す作業が行われているようです。
直接的に断定できる要素はまだありませんが、1000形の4両が走行する箱根登山線内において、2025年度からワンマン運転の試験運用を開始する予定があり、タイミングとしてはそれに向けての対応と考えてよいでしょう。
1066Fは既に箱根登山線内用の専用編成となっており、改造の対象となること自体にも違和感はありません。

2014年度からリニューアルが開始された1000形ですが、1066Fはその中でも最初に施工された編成であり、元々は小田急線内で使われていました。
未更新車の引退後は、箱根登山線内の専用編成となっており、短い区間を往復することが主な役割となりました。
電気連結器が再び取り付けられる可能性もありますが、現在の使われ方においては不要なため、これを機にというタイミングではあります。
ワンマン運転を行うにあたっては、後方を確認するためのカメラを設置したり、対応する機器を搭載するものと思われますが、どういった改造内容となりますでしょうか。
電気連結器の撤去が恒久的な場合、開口部が大きいスカートをどうするのかも気になるところで、10両固定編成のような姿となる可能性もありそうです。
ワンマン運転に対応させ、電気連結器を撤去したままとなった場合には、レーティッシュカラー等への変更が行われるのかも注目されます。
近年の動きからすれば、そのままの姿とされる可能性のほうが若干高そうですが、もころん号でフルラッピングを行った実績もあるため、以前よりは期待できそうです。
2025年度からの試験運用開始に向けて、改造が他の編成にも波及するのかについても気になります。
試験運用とはいっても、車両の改造は本格的に行いそうな雰囲気であり、1066Fだけでは終わらないかもしれませんね。
小田急の車両が本格的なワンマン運転を行うのは、常磐緩行線内を走る4000形が先行しそうですが、人手不足等への対策がいよいよ始まろうとしています。
小田急線内を走り回る10両に対して、4両は脇役といった立場になっており、4本が箱根登山線内用として使われています。
そんな1000形の4両ですが、箱根登山線内で運用されている1066Fについて、ワンマン運転に対応するための改造がスタートしたようです。
1066Fがワンマン運転に向けて改造か
小田原から箱根湯本までを行ったり来たりし、普段は寝床である海老名検車区より新宿寄りには顔を出さない1066Fですが、現在は大野総合車両所にその姿があります。検査入場とは異なり、何らかの改造が始まったとみられる動きを見せており、電気連結器や一部の部品を取り外す作業が行われているようです。
直接的に断定できる要素はまだありませんが、1000形の4両が走行する箱根登山線内において、2025年度からワンマン運転の試験運用を開始する予定があり、タイミングとしてはそれに向けての対応と考えてよいでしょう。
1066Fは既に箱根登山線内用の専用編成となっており、改造の対象となること自体にも違和感はありません。

2014年度からリニューアルが開始された1000形ですが、1066Fはその中でも最初に施工された編成であり、元々は小田急線内で使われていました。
未更新車の引退後は、箱根登山線内の専用編成となっており、短い区間を往復することが主な役割となりました。
気になる1066Fの今後
早速外見上にも変化が生じた1066Fですが、電気連結器が撤去されてしまったことから、箱根登山線内用として使われ続ける可能性が高まりました。電気連結器が再び取り付けられる可能性もありますが、現在の使われ方においては不要なため、これを機にというタイミングではあります。
ワンマン運転を行うにあたっては、後方を確認するためのカメラを設置したり、対応する機器を搭載するものと思われますが、どういった改造内容となりますでしょうか。
電気連結器の撤去が恒久的な場合、開口部が大きいスカートをどうするのかも気になるところで、10両固定編成のような姿となる可能性もありそうです。
ワンマン運転に対応させ、電気連結器を撤去したままとなった場合には、レーティッシュカラー等への変更が行われるのかも注目されます。
近年の動きからすれば、そのままの姿とされる可能性のほうが若干高そうですが、もころん号でフルラッピングを行った実績もあるため、以前よりは期待できそうです。
2025年度からの試験運用開始に向けて、改造が他の編成にも波及するのかについても気になります。
試験運用とはいっても、車両の改造は本格的に行いそうな雰囲気であり、1066Fだけでは終わらないかもしれませんね。
おわりに
箱根登山線内でのワンマン運転に向けて、車両側でも具体的な動きが出てきました。小田急の車両が本格的なワンマン運転を行うのは、常磐緩行線内を走る4000形が先行しそうですが、人手不足等への対策がいよいよ始まろうとしています。
コメント
コメント一覧 (4)
もう本格的に登山グルはワンマン化して戻れなくなるんじゃないですかね…
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
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電気連結器の撤去は近年3000形リニューアル車でも行われとりますが、分割併合の廃止で編成ごとの運用を固定することが可能になった措置とも考えられ、今後1000形4両が箱根登山線限定で運用されることをより強調することになりそうです。今後の小田急では箱根登山線で自社車による初のワンマン運転が行われるようですが、今回の成果によって他の路線(江ノ島線末端部など)にも波及するのかも気になるところです。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
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