通路の切り替え日が迫り、また一歩工事が次の段階に進もうとしている小田急の新宿駅西口。
日々の変化は少ないものの、数ヶ月単位で見れば大きく変わることも多く、気付いた頃には超高層ビルが建っているのだと思います。

夏が始まる頃の段階では、まだ既存の建物が一部残っている状態でしたが、半年ほど経って現場はどう変化したのでしょうか。

仮設構台に覆われた新宿駅西口

既存の建物が姿を消して以降、現場では超高層ビルの新築工事が始まっています。
解体後は空が広く見えるようになっていましたが、人が歩く部分については状況が変わり、工事用の仮設構台に覆われれる状態となりました。

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タワークレーンが存在を主張し、下部には仮設構台があります。
構台の下は歩行者が通行できるようになっており、小田急の改札口とも仮設の通路で繋がっています。

建物が一部残っていた場所の今

駅としての機能を維持しながら解体工事を進めるため、出入口部分は最後まで残されていました。
しかし、それもいつかは解体しなければいけない運命にあり、2024年の夏が始まる頃に導線が変更されています。



通路の切り替えが行われた段階では、建物としての姿が一部だけ残っていました。
まもなく次の仮設通路へと変更されますが、元々の出入口部分はどうなっているのでしょうか。

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半年ほどが経過し、旧出入口付近はすっかり仮設構台の下になっていました。
出入口があったことは既に分からなくなっており、仮囲いによって中も見えない状態となっています。
工事が進むと、出入口は再びこの辺りに戻されそうな気がしていますが、どうなりますでしょうか。

おわりに

2029年度の竣功を目指し、小田急の新宿駅で建設が進められる超高層ビル。
あと5年ほどということになりますが、きっと終わってみればあっという間なのでしょうから、こまめにチェックしていきたいと思います。