5000形の増備が再開され、置き換え対象として再び数を減らし始めた小田急の8000形。
8059Fに続き、6両の8257Fが廃車になったとみられる動きを見せており、現在のところは保有車両数を戻す動きはないようです。

今回8257Fが廃車になったことで、8000形で3色LED表示器を装備した編成はさらに減り、風前の灯となってきました。

8000形の8257Fが廃車に

最近は単独運用で使われていた8257Fが、8059Fに続いて廃車となってしまったようです。
西武に譲渡される動きではないため、このまま解体が進められるものとみられます。

20241109_03

最終運用日は2024年11月9日となり、終日に渡って江ノ島線内を往復する姿を見ることができました。
前日に3263Fが踏切事故の当該となっているため、突発的な登板だった可能性もありそうです。

3色LED表示器の編成は残り僅か

リニューアルの時期が長期に渡ったこともあり、8000形に搭載されたLED表示器は2種類あります。
初期にリニューアルを行った編成は3色でしたが、途中からフルカラーに変更されたため、結果的に一部の6両編成だけが3色のLED表示器を搭載することとなりました。

8257Fの廃車により、3色LED表示器の編成はさらに減りましたが、現時点でどれぐらい残っているのでしょうか。
それを確認すべく、現在も活躍を続ける6両の編成を整理してみましょう。

・8252F
・8253F
・8258F
・8260F
・8262F
・8263F
・8265F
・8266F

6両で残存するのは8編成となり、最盛期より半減したことになります。
この中で3色LED表示器を搭載するのは8253Fと8258Fで、僅かに2編成のみとなりました。

おわりに

8257Fの廃車により、8000形では僅かに2編成のみとなった3色LED表示器搭載車。
3000形でも数を減らしているため、小田急線上で見ることができなくなる日もそう遠くはなさそうです。