超高層ビルへの建て替えにあたり、各所で工事が進められている小田急の新宿駅西口。
11月は通路の切り替えが順次行われ、導線の変化が激しい月となっています。

既に地上の通路も切り替えが済んでいますが、11月16日に変更が行われた地下通路の様子を見てきました。

11月16日に切り替えられた地下通路

先行して変更が行われていた地下通路は、11月15日の終電後に全体の切り替えが行われました。
11月16日の始発から新通路の使用が開始されており、地下の導線には変化が生じています。



切り替え後は段差が発生し、数段ながら階段を使用することとなりました。
車いすを利用する方に対しては、段差解消機という設備が用意され、バリアフリーへの配慮がされています。

地下通路切り替え後の様子

切り替えから数日が経った頃、地下通路の様子を見てきました。
写真を撮るために、しばらく眺めていましたが、人々はスムーズに流れているようで、時間帯にもよるのでしょうが、大きな混乱はないように見えます。

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外側から地下通路方面を見るとこのようになっており、階段の設置が目を引きます。
右に行くと京王の新宿駅ですが、段差が生じない通路が設けられているため、結果として人の流れが分かれるような状態となりました。

階段を通る必要が生じたものの、各方向に対してそれぞれ設置されているため、階段付近での滞留はなさそうです。
天井の高さは変わっていないため、やや窮屈な空間にはなっていますが、工事中の間は我慢というところでしょうか。

おわりに

通路の切り替えにより、やや人の流れに変化が生じたように思う新宿駅西口。
地上の通路も既に切り替えられているため、現地の様子を確認してきたいと思います。