様々な案内表記が追加され、一昔前に比べてかなり賑やかになった鉄道の駅。
小田急も例外ではなく、ステッカー等を活用してかなりきめ細かい案内表示がされるようになりました。
そんな小田急の駅において、横方向のラインが引かれた掲示物が増えています。
色分けされたこれらのラインは、どんな役割を果たしているのでしょうか。
全ての駅に設置されているわけではありませんが、年々増えていることだけは確かなようです。

実物はこのようなもので、写真は相模大野駅で見ることができるものです。
相模大野駅の場合は掲示板のようなものを設置し、そこにラインを引いている状態となっていますが、地下のホーム等では壁に直接描かれているケースもあります。
写真では、青、オレンジ、緑のラインが見えますが、駅や場所によっては1色だけとなっています。
文字が書かれてないことからも分かりますが、このラインは乗客向けのものではなく、乗務員のために設置されており、電車を停める際に使用されるものです。
カラーのラインはホームドアが設置されている駅にあり、停止位置に関係するものです。
正式名称はよく分からないのですが、停止位置マーカー、停止許容線といった表記を見かけます。
車両を駅に停める際は、先頭部を両数に応じた停止位置目標に合わせますが、どうしてもずれてしまう場合があります。
大きくずれてしまった場合でも、車両がホーム内におさまっていればそのままドアを開けたりしますが、ホームドアが設置されたことで、許容される範囲が狭くなってしまいました。
そこで役立つのがカラーのラインであり、許容される停止位置を明確化し、運転士はこの範囲内に車両を停めるようになっています。
複数の色があるのは、車両によって停止位置の許容範囲が異なるためで、青が60000形(MSE)、オレンジが30000形(EXE・EXEα)、緑が通勤型車両を示しています。
他にも70000形(GSE)用の赤がありますが、運転席が2階にあることから、カラーのラインも高い位置に設置されているのが面白い点です。
このようなラインは、ホームドアが設置されている他の鉄道でも見ることが可能で、路線によって一定のルールが決められています。
ホームドアは駅の安全性を高める切り札ですが、停止位置の許容範囲がシビアになることから、その点においては悩みも多くなるようですね。
新型ロマンスカーが登場した際には、新しい色が追加されることになるかもしれませんね。
小田急も例外ではなく、ステッカー等を活用してかなりきめ細かい案内表示がされるようになりました。
そんな小田急の駅において、横方向のラインが引かれた掲示物が増えています。
色分けされたこれらのラインは、どんな役割を果たしているのでしょうか。
ホームで見かけるカラーのライン
小田急のホーム上で、カラーのラインが引かれた謎の掲示物を見かける機会が増えてきました。全ての駅に設置されているわけではありませんが、年々増えていることだけは確かなようです。

実物はこのようなもので、写真は相模大野駅で見ることができるものです。
相模大野駅の場合は掲示板のようなものを設置し、そこにラインを引いている状態となっていますが、地下のホーム等では壁に直接描かれているケースもあります。
写真では、青、オレンジ、緑のラインが見えますが、駅や場所によっては1色だけとなっています。
文字が書かれてないことからも分かりますが、このラインは乗客向けのものではなく、乗務員のために設置されており、電車を停める際に使用されるものです。
カラーのラインは何のためにあるのか
乗務員のために設置されているカラーのラインですが、見ることができる駅のパターンは決まっています。カラーのラインはホームドアが設置されている駅にあり、停止位置に関係するものです。
正式名称はよく分からないのですが、停止位置マーカー、停止許容線といった表記を見かけます。
車両を駅に停める際は、先頭部を両数に応じた停止位置目標に合わせますが、どうしてもずれてしまう場合があります。
大きくずれてしまった場合でも、車両がホーム内におさまっていればそのままドアを開けたりしますが、ホームドアが設置されたことで、許容される範囲が狭くなってしまいました。
そこで役立つのがカラーのラインであり、許容される停止位置を明確化し、運転士はこの範囲内に車両を停めるようになっています。
複数の色があるのは、車両によって停止位置の許容範囲が異なるためで、青が60000形(MSE)、オレンジが30000形(EXE・EXEα)、緑が通勤型車両を示しています。
他にも70000形(GSE)用の赤がありますが、運転席が2階にあることから、カラーのラインも高い位置に設置されているのが面白い点です。
このようなラインは、ホームドアが設置されている他の鉄道でも見ることが可能で、路線によって一定のルールが決められています。
ホームドアは駅の安全性を高める切り札ですが、停止位置の許容範囲がシビアになることから、その点においては悩みも多くなるようですね。
おわりに
ホームドアの設置と関連し、小田急の駅で見られるようになったカラーのラインが引かれた掲示物。新型ロマンスカーが登場した際には、新しい色が追加されることになるかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (3)
横浜市営地下鉄2000形、ドア幅が3000形各種より狭くホームドアに対応できないと言われましたが、どうやら停止位置をずらせばホームドア対応自体は可能だったようです。しかし9編成だけのためにVVVF化やATO対応改造を施すことは費用対効果で疑問が多く、運転室が狭いなど現場の不評もあったため3000S形に置き換え(台車を主電動機変えて流用)方針となりました。
Tokyo Metro東西線はワイドドア車や4-6-7-6-4座席配置車(05系119-133Fと07系)やE231系(先頭車に6名掛け座席があり7人掛け部分のドア間も広め。車端部が微妙に短い)というドア間隔の異なる3種があり、4つものドアピッチパターンがありますが、大開口で克服しています。
06系も、考えをもうひとひねりすればリニューアルして東西線に転属できたはず…車体は07系とほぼ同一で走行機器は05系19-24編成の未更新時代と同等でしたし。
ホームドアでダイヤ修正が必要となり、場合によっては保有車両増も求められるのは、ホームドア開閉で数秒停車時間が増加しそれが各駅で積み重なると全線の所要時間がかなり違ってくること、停止位置調整がシビアになるため余裕が強く求められるからですね。大江戸線も、廃車発生前、清澄白河駅に同線初のホームドアが設置されたことがきっかけで12-600形は最初の2本が製造されました。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
見てない様でどこかで記憶されてるものなんですね
ワタシダ
が
しました