久し振りにダイヤ改正を行い、混雑の集中や不便な部分を改善する試みがみられる小田急。
本数としてはそこまで多くないものの、夜のラッシュ時に走る千代田線から直通する列車については、一部が準急から急行に変更される予定となっています。

急行として運行される列車は、伊勢原行きとして走りますが、なぜ変更が行われるのでしょうか。
他のインパクトが大きいため、やや目立ちにくくはなっていますが、夜のラッシュ時においても変更があり、東京メトロの千代田線から乗り入れる列車について、準急の一部が急行に変更されることとなりました。
対象となる列車は、平日の18時台から20時台にかけて運行される5本で、行先は伊勢原駅となります。
現行のダイヤにおいても、夜に急行の伊勢原行きは設定されていますが、走るのは21時台以降のことであり、走り始める時間帯が前倒しされるイメージです。
準急から急行に変更される列車ですが、現時点でどのようなダイヤになるのかについては、詳細が分からない状態となっています。
時間帯と本数を踏まえれば、30分程度の間隔で設定される可能性が高いといえますが、偏っている可能性もなくはありません。
前提として、急行の伊勢原行きは新たに設定されるというより、復活するという表現のほうが正しいといえます。
減便前のダイヤでは30分間隔で設定されており、それを準急に変更したという経緯でしたが、今回の5本は以前設定されていた列車に近い存在になるのでしょう。
コロナ禍が終わり、ある程度の混雑が戻ってきてからというもの、夜のラッシュ時は快速急行の混雑が酷い状態で、今回の変更はこれを解消する目的があります。
快速急行の混雑を解消させたければ、単純に快速急行を増やせばよさそうにも思いますが、2本を続行させない限りは難しいのが実情です。
そうなると、いかに他の列車に乗せられるかということになりますが、それを狙っているのが急行の伊勢原行きということになります。
直通運転をする列車が設定されているとはいえ、小田急と千代田線が接続する代々木上原駅では、多くの乗客が乗り換えを行います。
その理由として、千代田線からの直通列車は準急以下の列車が大半であり、どうしても長距離利用者が快速急行に流れる現状があります。
乗り換えが発生すること自体は仕方がないといえますが、問題はその偏りが酷いことです。
タイミングにはよりますが、快速急行は千代田線の3本分の乗り換えを受けるケースがあり、今回は主にこれを解消するものと思われます。
どうしてこのようなことが起こるのかというと、準急が代々木上原駅に到着した際に、乗り換えられる列車が急行の唐木田行きというケースがあるためです。
町田方面に行く場合、その急行を見送って快速急行を待ちますが、その間に代々木上原止まりの千代田線が2本入ると、3本を受けるという状態になります。
準急を急行の伊勢原行きにすれば、そのまま乗り続けることが可能になるため、結果的に快速急行が空くということになるわけですが、どのタイミングに急行を設定するかが気になるところです。
変更される列車がどれになるのかが気になるところですが、どういう結果となりますでしょうか。
本数としてはそこまで多くないものの、夜のラッシュ時に走る千代田線から直通する列車については、一部が準急から急行に変更される予定となっています。

急行として運行される列車は、伊勢原行きとして走りますが、なぜ変更が行われるのでしょうか。
夜のラッシュ時に走る準急の5本を急行に変更
2025年3月15日に行われるダイヤ改正は、準急の停車駅追加や多摩線の全駅に急行が停まるようになる等、近年としては規模が大きいものとなります。他のインパクトが大きいため、やや目立ちにくくはなっていますが、夜のラッシュ時においても変更があり、東京メトロの千代田線から乗り入れる列車について、準急の一部が急行に変更されることとなりました。
対象となる列車は、平日の18時台から20時台にかけて運行される5本で、行先は伊勢原駅となります。
現行のダイヤにおいても、夜に急行の伊勢原行きは設定されていますが、走るのは21時台以降のことであり、走り始める時間帯が前倒しされるイメージです。
準急から急行に変更される列車ですが、現時点でどのようなダイヤになるのかについては、詳細が分からない状態となっています。
時間帯と本数を踏まえれば、30分程度の間隔で設定される可能性が高いといえますが、偏っている可能性もなくはありません。
前提として、急行の伊勢原行きは新たに設定されるというより、復活するという表現のほうが正しいといえます。
減便前のダイヤでは30分間隔で設定されており、それを準急に変更したという経緯でしたが、今回の5本は以前設定されていた列車に近い存在になるのでしょう。
準急はなぜ急行に変更されるのか
小田急からの発表時にも触れられていますが、急行への変更は代々木上原駅と快速急行の混雑緩和が目的です。コロナ禍が終わり、ある程度の混雑が戻ってきてからというもの、夜のラッシュ時は快速急行の混雑が酷い状態で、今回の変更はこれを解消する目的があります。
快速急行の混雑を解消させたければ、単純に快速急行を増やせばよさそうにも思いますが、2本を続行させない限りは難しいのが実情です。
そうなると、いかに他の列車に乗せられるかということになりますが、それを狙っているのが急行の伊勢原行きということになります。
直通運転をする列車が設定されているとはいえ、小田急と千代田線が接続する代々木上原駅では、多くの乗客が乗り換えを行います。
その理由として、千代田線からの直通列車は準急以下の列車が大半であり、どうしても長距離利用者が快速急行に流れる現状があります。
乗り換えが発生すること自体は仕方がないといえますが、問題はその偏りが酷いことです。
タイミングにはよりますが、快速急行は千代田線の3本分の乗り換えを受けるケースがあり、今回は主にこれを解消するものと思われます。
どうしてこのようなことが起こるのかというと、準急が代々木上原駅に到着した際に、乗り換えられる列車が急行の唐木田行きというケースがあるためです。
町田方面に行く場合、その急行を見送って快速急行を待ちますが、その間に代々木上原止まりの千代田線が2本入ると、3本を受けるという状態になります。
準急を急行の伊勢原行きにすれば、そのまま乗り続けることが可能になるため、結果的に快速急行が空くということになるわけですが、どのタイミングに急行を設定するかが気になるところです。
おわりに
快速急行への混雑集中を緩和するべく、急行へと変更される夜の準急。変更される列車がどれになるのかが気になるところですが、どういう結果となりますでしょうか。
コメント
コメント一覧 (56)
沿線が住宅地なのは渋沢までです
ワタシダ
が
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今のダイヤだと準急をそのまま急行にしてしまうと船橋、大蔵の利用客が上原で各停に乗り換えるハメになりますが、経堂で急行と各停が接続するダイヤにすることで準急を急行に格上げできる余地が出たと考えています。
ワタシダ
が
しました
20分サイクルだと、平日夕方帰宅ラッシュピーク時間帯に準急本厚木行等を運行するのは難しいだろうね。急行伊勢原行が毎時2本(本来もう1本走るがそこはメトロホームウェイになる)有って、急行伊勢原行じゃない代わりはどうせ準急成城学園前行でしょ。20分サイクルなら、急行伊勢原行は今の向ヶ丘遊園~相模大野の千代直準急と同じく、40分間隔と20分間隔の繰り返しになるだろうね。
30分サイクルだと、サイクル中に急行伊勢原行と準急本厚木行が1本ずつ、つまり急行伊勢原行・準急本厚木行が毎時2本ずつ(千代田線から小田原線新百合ヶ丘以西への直通便が毎時4本)になるのも期待出来る。
19時00分頃に新宿から急行唐木田行が発車するかのような事がプレスリリースに書かれてる事を踏まえると、30分サイクルになるのかも知れない。20分サイクルにしてもどうせメトロホームウェイ枠が有るから急行伊勢原行は毎時2本しか設定出来ないでしょ。
「千代田線直通=多摩線」という傾向が出来るなら、パターンダイヤ以外で走る平日朝の千代田線発各駅停車相模大野行等も唐木田行になりそうだし、残ったとしてもそれがメトロ車・JR車でない可能性も有る。
逆に、向ヶ丘遊園以西への千代直を積極的に設定するようになると捉えると、新百合ヶ丘17:39発/17:59発ぐらいに千代田線発準急本厚木行等が設定される可能性も有る。ピーク時間帯の前後は小田原線新百合ヶ丘以西への千代直が準急で残るという可能性も無くはない。
ワタシダ
が
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他にも蒲蒲線、相鉄10000系の無駄な改造など、相鉄や東急には目に余るものもある。
ワタシダ
が
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22年改平日夕方ダイヤ=18年改平日日中ダイヤ
(20分ヘッドで準急が10分間隔)
22年改休日夕方ダイヤ=該当なし
(新宿から海老名以南への優等列車が3本のみなのは過去類を見ない)
土休日の千代直急行はどうするんですかね。
少なくとも新百合ヶ丘までは来て欲しいですが。
6両急行もそうですが土休日でも登戸から相模大野までの快速急行藤沢行きの混雑も半端ないです。
ワタシダ
が
しました
代々木上原では3本連続だったりするし
それに乗ったところで結局後続の快速急行小田原行き(藤沢行き)に乗り換えることになるから、それなら少しでも早く快速急行に乗りたい→代々木上原から無理矢理乗り込む ってなるのは当たり前
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
しました
2018年改正時点での夕方ダイヤは急行、快速急行の遠近分離が上手く、本数もさながら快速急行に混雑を集中させない工夫が凝らされていました。(快速急行唐木田行の直後に急行伊勢原行を出す、その伊勢原行は向ケ丘遊園で快速急行藤沢行を退避するが結局相模大野で追いつく、急行藤沢行が快速急行の接続を受けずに藤沢まで逃げ切る、快速急行小田原行の直後を走るためガラガラになりやすい急行新松田行を相模大野から各停にする等)
正直日中ダイヤを踏襲して夕方の乗降者数が多い経堂を終日停車にして相模大野で全ての急行,快速急行を接続させたため、代々木上原時点で急行もかなり混む上相模大野で絶対に快速急行に追いつかれるので消去法で快速急行に乗客が集中する環境を作り、経堂には必ず急行が先着するので急行伊勢原行を格下げしてまで10分に1本間隔にした準急がガラガラになり、直通車の無駄遣いになっているのは完全に小田急のミスと言えます。
ワタシダ
が
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登戸通過かつ遊園以西は各停、以東は快急みたいな新種別を毎時2本程度設定したら混雑が分散しそうですけどどうでしょうかね?
ワタシダ
が
しました
新宿発着列車の行き先に変更がないならばスジとしては急行唐木田行きの続行として走る可能性が高いと思います。ただ後続の快速急行を詰まらせない為にも向ヶ丘遊園・新百合ヶ丘・町田のどこかで快速急行に抜かれる可能性は高いと思います。
ただ、プレスリリースに「新宿を19:00頃に出発する急行唐木田行きに乗れば云々※」と気になる記載もあり、快速急行・急行の行き先シャッフルの可能性もゼロじゃないんじゃないかと思います。
※急行唐木田行きの新宿発車時刻は毎時概ね12・32・52で、快急藤沢行きの続行。
ワタシダ
が
しました
20分あたり
新宿発
ロマンスカー1本
快速急行 小田原・藤沢 各1
急行 唐木田 1
各停 2
千代田線から乗り入れ
急行伊勢原 1
準急 相模大野くらいまでは行ってほしい 1
ワタシダ
が
しました
準急の代わり、急行を増発という形で設定にするのか。
それとも現ダイヤの小田原行きの急行を消して、そこにあてるのか。
前者なら全く問題ないですが、後者の場合、伊勢原で小田原方面の接続をとるのか。
接続をとるならおそらく10両→各停6両になると思いますが、
ずっと昔のダイヤで18時台だったかな?本厚木駅で止まりの10両急行の接続が6両の各停で
なかなかの混雑圧縮具合になり乗客から不満が出てたのを思い出しました。
伊勢原からなら問題なし?
もし現行の急行を消すのであるなら急行唐木田行きを消して、
そのスジで新百合ヶ丘まで行き、途中町田か大野で特急に抜かされて、
後続の快急より伊勢原まで先着というダイヤが良いと思いますが。
はたして。
ワタシダ
が
しました
"急行伊勢原"と言えば、速く遠距離まで行ける列車として、2018年から好評を得ていましたが、2022年で削減し、それをまた元に戻す形となりました。
千代田線からの直通急行伊勢原行は、コロナ前は千代田線内で群を抜いて混雑率が高く、終点伊勢原までも結構乗っており、伊勢原市民や厚木市民からも愛用されている列車です。
私も東京出張で何度かこの列車で帰っており、千代田線内から座って終点伊勢原まで帰れるので大変便利でした。
尚、千代田線内は大手町から混雑するので、座って帰るなら、大手町よりも手前の駅から乗らないと座れません。
ワタシダ
が
しました
今後の動向次第では多摩線も含む新百合ヶ丘以西へ向かう列車が急行に統一されるかもしれない千代田線直通列車。長らく小田急における千代田線直通列車の代名詞として君臨してきた準急の存在感がますます薄れてしまうような気がするのは私だけでしょうか?
ワタシダ
が
しました
(相鉄は急行を廃止)
登戸以西各駅➜経堂以西不均等停車➜経堂以西各駅
ややこしくして急行扱いは経堂〜代々木上原のみって
要らない種別ですと言ってるようなもの。
複々線完成、千代田線直通増発、ダイヤ乱れれば
緩行線はパニックを引き起こす現状。
これが改正後は急行線でもパニックになると
考えるとゾッとします。
朝方にある成城学園前駅行もダイヤ乱れ時は
下北沢行を設定して経堂留置という考えは
ないんでしょうかね?成城学園前駅まで
空気輸送するよりは効率良い気がします。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました