超高層ビルへの建て替えに伴い、地上にあった多くの店舗が閉店した小田急の新宿駅。
3月には新宿ミロードの閉館が控えており、さらに商業施設が減る見込みです。

そんな新宿駅ですが、これまで比較的影響が少なかった地下において、一部店舗の閉店が発表されました。
現状は飲食店の閉店のみが発表されている状況ですが、今後他店舗にも広がっていくのでしょうか。

多数の飲食店が閉店となる新宿駅の地下

工事の進展に伴い、新宿駅では地上ホームにあった多数の店舗が閉店し、その度に惜しむ声があがってきました。
ロマンスカーカフェ等はその代表格ですが、現在の様子を見る限りでは閉店せざるを得なかったのは明らかで、後々の復活を願うばかりという状況です。

地上から店舗がなくなっても、地下については営業を継続している店舗が多く、オアシスステーションのように閉店後に復活した店舗もありました。



工事の進展による通路の切り替え等はありつつも、地上に比べれば落ち着いていた地下ですが、2024年度末が近付く中で、一部店舗の閉店が発表されています。
発表日は2月17日で、現状は4店舗の閉店が確定しているという状況です。

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閉店が発表されているのは、以下の4店舗となっています。

・オアシスステーション
・おだむすび 本店
・箱根そば本陣店
・わおん。

いずれの店舗も繁盛しており、閉店を惜しむ声は多いものと思われます。
私も出社時はおだむすびを利用するのが日課だったため、仕方がないとはいえ閉店は残念です。

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店頭には既に閉店のお知らせが貼られており、工事の影響によるものであることが書かれています。
閉店日はいずれも2025年3月20日で、一部は小田急エースの南館に近隣店舗があるため、今後はそちらを利用するのがよいでしょう。

気になる他店舗の今後

地下の飲食店が閉店になると発表されたことで、今後の動向についても気になる状況となってきました。
今回の発表については、全て小田急レストランシステムの店舗であり、法人としては1社なのです。

改札外の通路には、他にも多数の店舗があります。
小田急旅行センター、セブンイレブン、TRAINSといったように、どれも外せないお店ばかりというのが正直なところです。

法人単位で発表されるとした場合、他の店舗は閉店のお知らせが別のタイミングで出ると思われるため、今後発表があるのかもしれません。
閉店が発表された店舗は点在しており、その間にある店舗だけが残るのは考えにくい面もありますが、どうなりますでしょうか。

おわりに

年度末を控え、一気に動きが慌ただしくなってきた小田急の新宿駅。
地下に残っていた多数の店舗ですが、今後の動きがとにかく気になるところです。