1995年に営業運転を開始した小田急2000形。
小田急2000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

2051Fの概要

2000形のトップナンバーとして、1995年に登場した編成です。
1000形に似た外観とされながらも、ドアの幅を少し広げた固定編成とされ、機器についても多くの面でアップデートが図られました。

1次車ならではの特徴として、通過表示灯が装備されていることや、車体下部の処理が異なる点があげられます。
また、路線図方式の案内装置が車内に設けられ、近未来を感じさせられる車両となりましたが、後に撤去されてしまいました。

現在に至るまで、2000形全体に及ぶ改良以外はほぼ行われていませんが、側面の窓を遮光ガラスに変更している点が2052Fとの違いです。
これは3次車の登場に先立って行われ、試験的な要素が強かったものと思われます。

8両固定編成という性質上、優等列車での活躍は多くありませんが、準急や区間準急で使用された時期もありました。
近年は希少運用への充当を除き、小田原線の各駅停車を中心に活躍しています。

編成表

クハ2051-デハ2001-デハ2101-サハ2151-サハ2251-デハ2301-デハ2401-クハ2451
※左側が新宿方

製造区分

クハ2051:1次車
デハ2001:1次車
デハ2101:1次車
サハ2151:1次車
サハ2251:1次車
デハ2301:1次車
デハ2401:1次車
クハ2451:1次車

製造所

クハ2051:日本車輌製造
デハ2001:日本車輌製造
デハ2101:日本車輌製造
サハ2151:日本車輌製造
サハ2251:日本車輌製造
デハ2301:日本車輌製造
デハ2401:日本車輌製造
クハ2451:日本車輌製造

竣功日

クハ2051:1995年1月21日
デハ2001:1995年1月21日
デハ2101:1995年1月21日
サハ2151:1995年1月21日
サハ2251:1995年1月21日
デハ2301:1995年1月21日
デハ2401:1995年1月21日
クハ2451:1995年1月21日

2051Fの写真

20190210_07

20190622_06