2025年3月15日に行われたダイヤ改正において、千代田線との直通運転を行う列車が復活した小田急の多摩線。
ダイヤ改正後は、東京メトロやJR東日本の車両が日常的に走るようになり、一昔前に見られた光景が戻ってきました。
時間帯や本数は限られながらも、再び多摩線を走ることになった帯が緑色の車両たちですが、どの列車に充当されるのでしょうか。
ダイヤが乱れた際や、代走で見られることはありましたが、後に設定された回送を別とした場合、営業列車での入線はない状態となります。
多摩線から他社の車両が遠ざかってから約7年が経ちますが、今回のダイヤ改正では緑色の帯を巻いた車両たちが多摩線に帰ってきました。
向ヶ丘遊園駅で折り返していた急行の行先を変更し、唐木田駅を折り返すようにするもので、基本的には日中を中心とした運転になります。

千代田線との直通運転ということで、小田急の4000形が充当される列車もあります。
4000形はダイヤ改正の前も走っていましたが、行先が我孫子となっているのが新鮮です。
上り列車については、新百合ヶ丘駅で5番ホームに入りますが、下り列車は多摩線の3番ホームに入線します。

当日の様子を観察していると、多摩線内では見慣れない車両に対して、戸惑う方が散見されました。
若い世代を中心に、我孫子はどこなんだといった会話も聞こえてきたため、多摩急行が走っていた時代を知らない方も増えているのだと実感します。
千代田線との直通列車は20分おきに運転されるため、はるひ野駅付近で直通列車同士がすれ違うようです。

直通列車の復活以外にも、多摩線内の急行が全駅に停車するようになったという変化があります。
日中は急行しか走らないといった状況になりますが、利用者への案内がかなり入念に繰り返し行われていました。
小田急の車両が充当される列車も含め、一覧にしてまとめたいと思います。
以下は多摩線に設定された直通列車をまとめたもので、上りは唐木田駅、下りは新百合ヶ丘駅の発車時刻を記載しました。
【上り(平日)】
10時14分:東京メトロ(35S)
10時34分:東京メトロ(59S)
10時54分:東京メトロ(21S)
11時14分:JR東日本(27K)
11時34分:東京メトロ(31S)
11時54分:東京メトロ(29S)
12時14分:東京メトロ(61S)
12時34分:JR東日本(09K)
12時54分:東京メトロ(57S)
13時14分:JR東日本(13K)
13時34分:東京メトロ(03S)
13時54分:東京メトロ(13S)
14時14分:東京メトロ(35S)
14時34分:東京メトロ(59S)
14時54分:小田急(47E)
15時14分:JR東日本(27K)
【下り(平日)】
10時32分:東京メトロ(21S)
11時12分:東京メトロ(31S)
11時32分:JR東日本(13K)
11時52分:東京メトロ(61S)
12時12分:JR東日本(09K)
12時32分:東京メトロ(57S)
12時52分:東京メトロ(13S)
13時12分:東京メトロ(03S)
13時32分:小田急(47E)
13時52分:東京メトロ(35S)
14時12分:東京メトロ(59S)
14時32分:東京メトロ(21S)
14時52分:JR東日本(27K)
15時12分:東京メトロ(31S)
15時32分:東京メトロ(29S)
15時52分:東京メトロ(61S)
16時12分:JR東日本(09K)
【上り(土休日)】
11時38分:小田急(49E)
11時55分:小田急(63E)
12時14分:JR東日本(29K)
12時33分:JR東日本(27K)
12時53分:東京メトロ(07S)
13時14分:JR東日本(13K)
13時33分:JR東日本(21K)
13時53分:JR東日本(23K)
14時13分:東京メトロ(03S)
14時33分:JR東日本(01K)
14時53分:東京メトロ(33S)
15時13分:東京メトロ(31S)
15時33分:小田急(49E)
15時53分:東京メトロ(13S)
16時13分:JR東日本(29K)
16時33分:JR東日本(27K)
19時14分:小田急(63E)
【下り(土休日)】
11時54分:JR東日本(29K)
12時13分:JR東日本(27K)
12時33分:JR東日本(21K)
12時53分:JR東日本(13K)
13時13分:東京メトロ(03S)
13時33分:JR東日本(23K)
13時53分:JR東日本(01K)
14時13分:東京メトロ(13S)
14時33分:東京メトロ(33S)
14時53分:東京メトロ(31S)
15時13分:小田急(49E)
15時33分:小田急(63E)
15時53分:JR東日本(29K)
16時13分:JR東日本(27K)
19時33分:JR東日本(09K)
結果はこのようになっており、平日は東京メトロの割合が高く、土休日はJR東日本が比較的多くなります。
小田急の車両が充当される列車は少なく、昔と同じ傾向が見られました。
括弧内に記した運用を見れば分かるとおり、唐木田駅でそのまま折り返す列車ばかりではなく、列車によって異なっています。
全体的に他社の車両が充当される列車が多いため、多摩線内を走る車両はバリエーションに富むことになりそうです。
このまま安定することになるのでしょうが、日中以外の時間帯を今後どうしていくのか等、来年以降のダイヤ改正も気になるところですね。
ダイヤ改正後は、東京メトロやJR東日本の車両が日常的に走るようになり、一昔前に見られた光景が戻ってきました。
時間帯や本数は限られながらも、再び多摩線を走ることになった帯が緑色の車両たちですが、どの列車に充当されるのでしょうか。
多摩線に他社の車両が充当される列車が復活
複々線が完成した2018年のダイヤ改正において、長年多摩線を走っていた他社の車両が見られなくなりました。ダイヤが乱れた際や、代走で見られることはありましたが、後に設定された回送を別とした場合、営業列車での入線はない状態となります。
多摩線から他社の車両が遠ざかってから約7年が経ちますが、今回のダイヤ改正では緑色の帯を巻いた車両たちが多摩線に帰ってきました。
向ヶ丘遊園駅で折り返していた急行の行先を変更し、唐木田駅を折り返すようにするもので、基本的には日中を中心とした運転になります。

千代田線との直通運転ということで、小田急の4000形が充当される列車もあります。
4000形はダイヤ改正の前も走っていましたが、行先が我孫子となっているのが新鮮です。
上り列車については、新百合ヶ丘駅で5番ホームに入りますが、下り列車は多摩線の3番ホームに入線します。

当日の様子を観察していると、多摩線内では見慣れない車両に対して、戸惑う方が散見されました。
若い世代を中心に、我孫子はどこなんだといった会話も聞こえてきたため、多摩急行が走っていた時代を知らない方も増えているのだと実感します。
千代田線との直通列車は20分おきに運転されるため、はるひ野駅付近で直通列車同士がすれ違うようです。

直通列車の復活以外にも、多摩線内の急行が全駅に停車するようになったという変化があります。
日中は急行しか走らないといった状況になりますが、利用者への案内がかなり入念に繰り返し行われていました。
他社の車両が充当される列車の一覧
再び多摩線内を走るようになった他社の車両ですが、充当される列車はどうなっているのでしょうか。小田急の車両が充当される列車も含め、一覧にしてまとめたいと思います。
以下は多摩線に設定された直通列車をまとめたもので、上りは唐木田駅、下りは新百合ヶ丘駅の発車時刻を記載しました。
【上り(平日)】
10時14分:東京メトロ(35S)
10時34分:東京メトロ(59S)
10時54分:東京メトロ(21S)
11時14分:JR東日本(27K)
11時34分:東京メトロ(31S)
11時54分:東京メトロ(29S)
12時14分:東京メトロ(61S)
12時34分:JR東日本(09K)
12時54分:東京メトロ(57S)
13時14分:JR東日本(13K)
13時34分:東京メトロ(03S)
13時54分:東京メトロ(13S)
14時14分:東京メトロ(35S)
14時34分:東京メトロ(59S)
14時54分:小田急(47E)
15時14分:JR東日本(27K)
【下り(平日)】
10時32分:東京メトロ(21S)
11時12分:東京メトロ(31S)
11時32分:JR東日本(13K)
11時52分:東京メトロ(61S)
12時12分:JR東日本(09K)
12時32分:東京メトロ(57S)
12時52分:東京メトロ(13S)
13時12分:東京メトロ(03S)
13時32分:小田急(47E)
13時52分:東京メトロ(35S)
14時12分:東京メトロ(59S)
14時32分:東京メトロ(21S)
14時52分:JR東日本(27K)
15時12分:東京メトロ(31S)
15時32分:東京メトロ(29S)
15時52分:東京メトロ(61S)
16時12分:JR東日本(09K)
【上り(土休日)】
11時38分:小田急(49E)
11時55分:小田急(63E)
12時14分:JR東日本(29K)
12時33分:JR東日本(27K)
12時53分:東京メトロ(07S)
13時14分:JR東日本(13K)
13時33分:JR東日本(21K)
13時53分:JR東日本(23K)
14時13分:東京メトロ(03S)
14時33分:JR東日本(01K)
14時53分:東京メトロ(33S)
15時13分:東京メトロ(31S)
15時33分:小田急(49E)
15時53分:東京メトロ(13S)
16時13分:JR東日本(29K)
16時33分:JR東日本(27K)
19時14分:小田急(63E)
【下り(土休日)】
11時54分:JR東日本(29K)
12時13分:JR東日本(27K)
12時33分:JR東日本(21K)
12時53分:JR東日本(13K)
13時13分:東京メトロ(03S)
13時33分:JR東日本(23K)
13時53分:JR東日本(01K)
14時13分:東京メトロ(13S)
14時33分:東京メトロ(33S)
14時53分:東京メトロ(31S)
15時13分:小田急(49E)
15時33分:小田急(63E)
15時53分:JR東日本(29K)
16時13分:JR東日本(27K)
19時33分:JR東日本(09K)
結果はこのようになっており、平日は東京メトロの割合が高く、土休日はJR東日本が比較的多くなります。
小田急の車両が充当される列車は少なく、昔と同じ傾向が見られました。
括弧内に記した運用を見れば分かるとおり、唐木田駅でそのまま折り返す列車ばかりではなく、列車によって異なっています。
全体的に他社の車両が充当される列車が多いため、多摩線内を走る車両はバリエーションに富むことになりそうです。
おわりに
2025年のダイヤ改正において、千代田線との直通列車が復活した多摩線。このまま安定することになるのでしょうが、日中以外の時間帯を今後どうしていくのか等、来年以降のダイヤ改正も気になるところですね。
コメント
コメント一覧 (16)
筆者さんへ:勘違いだったら申し訳ございませんが平日下りダイヤにもう一本JR車運用があった気がします(多摩線完結運用)。
ワタシダ
が
しました
当時の東武は、半蔵門線直通対応車(30000系)を最低限しか用意できなかったため、やはり押上で折返して半蔵門線・田園都市線での運用が多かったです。
その代わり、東急8500系が東武まで遠征する運用が多くなり、東武ヲタが「爆音」とか言ってバカにしてましたが、
そもそも東武が、直通車を余裕持った数だけ用意できなかったのが原因なだけに、「何を言っているのやら」と思ったものです。
ワタシダ
が
しました
走行距離調整が理由であることは想像がつくのですが。
関連する話題で夕方新百合にいましたが、少なくとも夕方は多摩線内折返し運用6両がありますね。
ワタシダ
が
しました
新百合ヶ丘での急行の次駅案内が五月台になっているのにまだ慣れません。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
これから多摩線内の6両を駆逐するなら、向ヶ丘遊園止まりから唐木田延長~なんて動きは続くのかもしれません
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました