駅やコンビニ等に設置され、宅急便の受け取りや発送ができるPUDOステーション。
ヤマト運輸が出資するPackcity Japanによって運営され、街中でもおなじみの存在となってきました。

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小田急の駅でも見かけるPUDOステーションですが、どれぐらいの設置数となっているのでしょうか。

あると便利なPUDOステーション

通販等の利用が一般化しつつも、日中に在宅していないケースが増加し、宅配便の再配達は社会的な問題となっています。
様々な方法で、荷物を受け取る手段が提供されるようになってきましたが、PUDOステーションもその一つです。

PUDOステーションはオープン型の宅配便ロッカーで、駅やコンビニ等の公共の場に設置され、帰宅途中等に荷物を受け取ることができます。
2016年に幕張駅に設置されたのを皮切りに、現在は数多くの駅で見かけるようになりました。

小田急の駅でもPUDOステーションが設置されており、目にする機会は多いのではないでしょうか。
私の場合は、荷物の受け取りよりも発送に使うことが多く、出勤途中等に活用しています。

PUDOステーションが設置されている小田急の駅

見かけることは多いものの、実際にはどれぐらいの駅にPUDOステーションが設置されているのでしょうか。
2025年4月現在の設置状況について、調べてみることにしましょう。

カウントする対象は、あくまでも駅構内に設置されていることを前提とし、近隣のコンビニ等にあるものは含めていません。
小田急の併設施設は対象としたうえで、設置状況を確認すると、以下のとおりとなりました。

・代々木上原
・東北沢
・豪徳寺
・経堂
・祖師ヶ谷大蔵
・成城学園前
・喜多見
・向ヶ丘遊園
・生田
・読売ランド前
・百合ヶ丘
・新百合ヶ丘
・鶴川
・玉川学園前
・町田
・相模大野
・相武台前
・海老名
・厚木
・愛甲石田
・東海大学前
・秦野
・渋沢
・開成
・栢山
・富水
・螢田
・足柄
・東林間
・南林間
・鶴間
・大和
・桜ヶ丘
・高座渋谷
・長後
・湘南台
・六会日大前
・善行
・藤沢本町
・五月台
・栗平
・黒川
・小田急多摩センター
・唐木田

設置駅の合計は44で、全70駅に対する割合は62.8%となります。
全体の6割を超えているとなれば、目にする機会が多いのも納得です。
新宿駅に近付くほど設置されていない駅が多くなっていきますが、どういった理由によるものなのでしょうか。

2019年の段階で、小田急からはニュースリリースが出されており、その際の設置駅は43でした。
6年を経過して1駅だけ増えていましたが、実際には増減になっているようで、東北沢と豪徳寺が加わる一方で、新松田からはなくなっています。

おわりに

2019年の段階で多くの駅に設置され、その後はほぼ現状維持となっているPUDOステーション。
周辺のコンビニ等にあるといったケースもありましたが、全くない場所もあったため、なぜ設置されないのかは気になるところです。