優等列車が発車し、朝から晩まで電車が途切れない新宿駅の地上ホーム。
小田急の象徴でもあるロマンスカーは主に2番ホームを使用し、快速急行と急行は4番ホームと5番ホームを使っています。
全ての列車ではありませんが、快速急行は多くが5番ホーム、急行は4番ホームに振り分けられていますが、それはなぜなのでしょうか。
主役はやはりロマンスカーですが、庶民の強い味方である快速急行を中心に、急行も多く設定されている状況です。
時間帯によっても異なりますが、快速急行は5番ホームから、急行は4番ホームから発車する、そんな風にイメージする方が多いのではないでしょうか。
実際にそうなっている時間帯は多く、帰宅ラッシュ時ともなれば、次々に快速急行と急行が発車していくダイヤが組まれています。

ホームにある発車案内を見ると、快速急行と急行が交互に発車していくことが分かります。
一部の急行が千代田線との直通列車に変わったため、日中はここまで交互にはなりませんが、快速急行が中心のダイヤになって以降は、新宿駅における基本パターンとなりました。
多くの時間帯ではこのような発車パターンとなっていますが、朝や深夜の時間帯には、この関係が逆になることもあります。
使い慣れていない時間帯においては、誤って違う列車種別に乗ってしまう利用者もいそうですね。
先ほどの発車案内でも分かるとおり、急行は快速急行を追うように発車しており、1分後に出るようなタイミングもあります。
これだけだとイメージがしにくいため、実際にどのように列車が動いているのかを確認してみましょう。
まず、5番ホームから快速急行が発車しますが、配線の関係でポイントを渡り、上り線から下り線へと入ります。
続いて4番ホームからは急行が発車しますが、こちらは最初から下り線へと入ることが可能です。
発車だけで見るとこれだけですが、実際には次の列車の入線が絡んできます。
5番ホームから快速急行が出ると、すぐに次の折り返し列車が入線しますが、急行は4番ホームから発車するため、相互に支障せずに走れるのです。
急行が出た後には、4番ホームに次の折り返し列車が入るようになっており、続行で列車を出す状況を上手くさばいています。
これが逆だった場合には、発車と到着が複雑に絡んでしまい、少しの遅延でも大きくダイヤが乱れてしまうことでしょう。
快速急行が4番ホームから出発するタイミング等を見ると、極端な続行運転にはなっていないことが分かり、上手く考えられているようですね。
以前はロマンスカーが中央の線路に入ることも多くありましたが、快速急行と急行で埋まってしまうダイヤになったため、ほとんど見られなくなってしまいました。
小田急の象徴でもあるロマンスカーは主に2番ホームを使用し、快速急行と急行は4番ホームと5番ホームを使っています。
全ての列車ではありませんが、快速急行は多くが5番ホーム、急行は4番ホームに振り分けられていますが、それはなぜなのでしょうか。
偏りがある快速急行と急行が発車するホーム
準急系の列車は顔を出さなくなりましたが、新宿駅の地上ホームからは多くの優等列車が発車しています。主役はやはりロマンスカーですが、庶民の強い味方である快速急行を中心に、急行も多く設定されている状況です。
時間帯によっても異なりますが、快速急行は5番ホームから、急行は4番ホームから発車する、そんな風にイメージする方が多いのではないでしょうか。
実際にそうなっている時間帯は多く、帰宅ラッシュ時ともなれば、次々に快速急行と急行が発車していくダイヤが組まれています。

ホームにある発車案内を見ると、快速急行と急行が交互に発車していくことが分かります。
一部の急行が千代田線との直通列車に変わったため、日中はここまで交互にはなりませんが、快速急行が中心のダイヤになって以降は、新宿駅における基本パターンとなりました。
多くの時間帯ではこのような発車パターンとなっていますが、朝や深夜の時間帯には、この関係が逆になることもあります。
使い慣れていない時間帯においては、誤って違う列車種別に乗ってしまう利用者もいそうですね。
発車するホームに偏りが生まれる理由
快速急行を5番ホーム、急行を4番ホームに振ることには、列車の発車順序が関係しています。先ほどの発車案内でも分かるとおり、急行は快速急行を追うように発車しており、1分後に出るようなタイミングもあります。
これだけだとイメージがしにくいため、実際にどのように列車が動いているのかを確認してみましょう。
まず、5番ホームから快速急行が発車しますが、配線の関係でポイントを渡り、上り線から下り線へと入ります。
続いて4番ホームからは急行が発車しますが、こちらは最初から下り線へと入ることが可能です。
発車だけで見るとこれだけですが、実際には次の列車の入線が絡んできます。
5番ホームから快速急行が出ると、すぐに次の折り返し列車が入線しますが、急行は4番ホームから発車するため、相互に支障せずに走れるのです。
急行が出た後には、4番ホームに次の折り返し列車が入るようになっており、続行で列車を出す状況を上手くさばいています。
これが逆だった場合には、発車と到着が複雑に絡んでしまい、少しの遅延でも大きくダイヤが乱れてしまうことでしょう。
快速急行が4番ホームから出発するタイミング等を見ると、極端な続行運転にはなっていないことが分かり、上手く考えられているようですね。
おわりに
きちんとした理由があり、発車するホームが合理的に分かれている新宿駅。以前はロマンスカーが中央の線路に入ることも多くありましたが、快速急行と急行で埋まってしまうダイヤになったため、ほとんど見られなくなってしまいました。
コメント
コメント一覧 (12)
藤沢発快急14,34、54分着→4番長時間停車→11、31、51分発急行唐木田行
唐木田発急行12、32,52分着→5番短時間停車→1,21,41分発快急小田原行
小田原発快急3,23,43分着→5番短時間停車→
10、30、50分発快急藤沢行
特急は0、20,40分発
のパターン。
ワタシダ
が
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そしてロマンスカー続行運転の時はホームを取られるので急行が消える……。勘弁してくれ
ワタシダ
が
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各停含む全種別を地上ホームのみで捌いていたことと、各停の折り返し時間が短かかったことはなんとなく覚えています。
ワタシダ
が
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運用表をざっと見ると夕方は急行の折り返しが快速急行で、快速急行の折り返しが急行が多い印象です。
ワタシダ
が
しました
4,5番ホームをそれぞれ急行・快速急行で固定すると、急行唐木田行が発車しているときに快速急行小田原行(急行新宿行の折り返し)が入線するので、直後の列車を快速急行として折り返させることができず急行唐木田行とさせているのだと思います。
余談ですが昔のロマンスカーの本にて「列車愛称ごとにホームを分けるダイヤになった」という記述を見て、本数の少ないロマンスカーに2線も割り振って通勤車のダイヤは大丈夫なのかと思い当時のダイヤを調べたところ、急行系電車のあまりの少なさに驚愕したことがあります。
ワタシダ
が
しました
それより前のダイヤでは5番ホームから江ノ島線快速急行と湯本急行(後に小田原止まりに変更)、4番ホームから小田原線快速急行と小田原止まりの急行が発着しとり、特に種別ごとの規則性はなかった印象です。
地下ホームの各停は9番ホームからの発着が基本ですが、ラッシュ時は8番ホームとの交互発着がほとんどです。ちなみに代々木上原で多摩急行と接続する区間準急は基本的に8番ホームから発着しとりました。このように小田急新宿のホームは年々発着する列車の変化が著しいように思いますが、それは私だけでしょうかね?
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
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