小田急の本社機能が置かれ、相鉄やJR東日本の相模線も乗り入れている海老名駅。
ロマンスカーミュージアムがオープンしたことで、小田急ファンにとっては聖地と表現してもよい地域となりました。

そんな海老名駅ですが、ロマンスカーの姿をした自動販売機が多く設置されています。
ロマンスカーミュージアムの展示車両全てが存在しますが、それぞれどこにあるのでしょうか。

最初に設置された3形式の自動販売機

小田急の駅には、車両の姿をした自動販売機が多く設置されていますが、ロマンスカーミュージアムがある海老名駅は、他の駅にはない特別なものがあります。
駅の構内等にも通常とは違うものがありますが、今回は展示されているロマンスカーに絞り、設置場所を確認することにしました。

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まずは最初に設置された自動販売機で、3000形(SE)、3100形(NSE)、7000形(LSE)の3形式です。
場所はロマンスカーミュージアムの目の前で、元々はNSEとLSEだけの状態でスタートしましたが、後にSEが加わりました。

よく見ると、ロマンスカーミュージアム内での並びと同じになっていることが分かります。
SEやNSEが登場時の姿となっているのは、中の並び方に合わせたということなのでしょうね。

残りの2形式はどこにあるのか

3形式が並ぶ自動販売機は比較的有名ですが、他の2形式も周辺に存在します。
それぞれは個別に配置されていますが、どこにあるのでしょうか。

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まずは10000形(HiSE)の自動販売機です。
現段階においては最も新しく、西口の地上へと繋がる階段付近にありますが、ビナキッチンの近くと表現したほうが分かりやすいかもしれませんね。

HiSEの特徴である側面の愛称幕は、なぜか「特急」とされています。
故障してしまい、この表示で固定されていることがありましたが、そのあたりを再現した遊び心なのでしょうか。

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最後に紹介するのは、唯一地上に設置されている20000形(RSE)の自動販売機です。
場所はめぐみ町広場の片隅で、駐車場の近くにぽつんと置かれています。

他と離れており寂しそうにも見えますが、近くにはモハ10の自動販売機も置かれているため、大丈夫でしょう。
写真にもあえて写しましたが、実車のRSEが近くに見えるため、この場所が選ばれたのでしょうね。

おわりに

車両の姿をした自動販売機が少しずつ増加し、現在はロマンスカーミュージアムの展示車両全てが揃った海老名駅。
比較的近い範囲にまとまって置かれているため、自動販売機巡りをしてみるのも楽しいかもしれません。