小田急の起点でありながら、自社の路線バスをほとんど見ることができない新宿駅。
まもなく路線の廃止が行われるため、今後はますます見かける機会がなくなることになります。

そんな大きな動きを控える中、バスの乗り場がまもなく変更される予定です。

小田急バスの乗り場が変更予定

再開発が進められている新宿駅西口では、小田急の駅周辺以外でも様々な動きがあります。
新宿西口ハルクの前には沢山のバス乗り場があり、都営バスや京王バス等が発着していますが、6月21日に乗り場の一斉変更が行われる予定です。

20250614_02

新宿という場所において、小田急バスを見かける機会はほとんどありませんが、35番が乗り場として設けられています。
有名な長距離路線であるよみうりランド行きも、このバス乗り場から出発してきました。

20250614_03

乗り場の変更は大規模なものとなっており、都営バスを中心にかなりの数が動く予定です。
小田急バスは35番から26番へと変わる予定で、京王バスと同じ乗り場となります。

慌ただしい動きが予想される6月

乗り場の移動が行われる6月ですが、新宿駅を発着する小田急バスにとっては、比較的慌ただしい時期です。
というのも、まもなく路線を廃止するというタイミングであり、同時によみうりランド行きを運行するのが6月となっていることから、小田急バスにとっては話題が多い月となっています。

移動の対象となっている宿44系統は、日曜日と祝日の午前中に1本だけの路線で、6月29日の運行をもって廃止される予定です。
つまり、6月21日に乗り場が変更された後は、2回だけしか発着しないことになります。

よみうりランド行きの路線についても、2025年は残り2回を26番乗り場から出発することになり、限られた期間しか運行されないにもかかわらず、その最中に乗り場が変わるという展開です。
2026年の運行がどうなるのか、そんなことも気になりますね。

おわりに

バス乗り場の変更により、再開発は次のステップへと進むことになるとみられます。
駅寄りのバス停がなくなることから、該当する範囲で何らかの動きが出てくるのでしょうね。