2面5線という変則的な配線で、上り線のみながら急行線での追い抜きが可能な経堂駅。
ホームの幅も小田急の中では広く、経堂検車区の跡地を利用してゆとりのある配置となっています。

経堂駅にはまだホームドアが設置されていませんが、2026年度の整備完了に向けて準備工事が行われているため、現在の様子を見てきました。

2026年度にホームドアの使用開始を予定

公式に表明されたわけではありませんが、小田急におけるホームドアの整備は、東京都区部が先行している状況となっています。
今後予定されているワンマン運転等が関係していると思われ、複々線区間内はホームドアが整備されている駅が多くなってきました。

世田谷区からの発表によると、経堂駅のホームドアについては、2026年度の整備完了が予定されています。
整備完了は使用開始を指すものと思われるため、設置自体は2025年度内に行われる可能性もありそうです。

特急や快速急行が通過する経堂駅ですが、通過線を備えている上り線のホームは比較的安全で、列車が通過する機会は限られます。
一方、下り線には通過線がないため、2番ホーム側を中心に高速で列車が通過する機会が多く、ホームドアの設置後には安全性が一気に向上する見込みです。
線形の関係で、進入時はホームの小田原寄りが運転士の死角となっており、そういった面でもホームドアの整備は歓迎されそうです。

準備工事が進んだ現状

近隣の駅でホームドアの設置が進む中、経堂駅でも準備工事が行われていました。
他の駅でも見られたように、準備が済んだ場所は覆われているような状態になっており、設置の日が近付きつつあることをうかがわせます。

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車両のドアとドアの間部分はこのようになっており、ここにホームドアの筐体が置かれることを示していました。
ロマンスカーの停車を考慮する必要がないため、ホームドアは通常のタイプが設置されるものと思われます。

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既に各ホームで準備が進んでおり、設置前におけるおなじみの状態となりました。
上りホームは幅が広く、ロマンスカー等は基本的に通過線を通るため、列車を待つ際は安心感があります。

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下りホームについても、既に設置準備が進んだ状態となっています。
盛土式のホーム等に比べて、複々線区間はホームドアを設置するハードルが低く、そのあたりも先行する理由なのかもしれません。

通過線が下り線にはありませんが、ホームは上りよりも狭く、あまり安全な状態とはいえません。
列車の通過時は少し怖いと感じるほどですが、そんな状況が解消する日も近そうですね。

おわりに

ホームを通過する列車もあることから、ホームドアを設置するメリットが大きい経堂駅。
2026年度の使用開始とされていますが、具体的な時期はいつ頃となるのでしょうか。