小田急の小田原線においては終点であり、同時に箱根登山線にとっては起点でもある小田原駅。
直通運転を行う列車は随分少なくなりましたが、繋がった線路は両線の強い繋がりを感じるものでもあります。

そんな小田原駅では、上下線を繋ぐ両渡り線がホームから離れており、逆走シーンを見ることも可能ですが、実際にはどれぐらいの距離があるのでしょうか。

両渡り線がホームから離れている小田原駅

終点の駅には、到着したホームから列車が折り返すため、ポイントが設置されています。
ポイントの形態は様々ですが、両渡り線と呼ばれるものが多用され、上下線を行き来する車両の姿を見ることができます。

小田原駅においては、ホームの直前にもポイントが設置されてはいるものの、行き来できる線路は限られます。
そのポイントより手前には、上下線を渡ることができるポイントがありますが、やや離れていることが特徴です。

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下り線から上り線に入り、60000形(MSE)が新宿方面に向かいますが、ここまでは下り線を逆走してきています。
小田原駅はホームの直前に急なカーブがあり、ポイントを連続して設置できないことから、両渡り線はこのように離れた位置になっているようです。

他の小田急の駅では見られない配置ですが、小田原駅は出た先に引き上げ線があるため、あまり問題とはならないのでしょう。
引き上げ線とこのポイントを上手く組み合わせ、各列車は新宿方面に折り返していくこととなります。

ホームから両渡り線までの距離

ホームの端からは離れている両渡り線ですが、実際にはどれぐらいの距離があるのでしょうか。
途中には急カーブと橋梁に加え、踏切までもあるような位置関係となっているため、かなり離れているようにも感じます。

カーブが外側になり、最も距離が長くなる7番ホームの端から、両渡り線の始点までをGoogleマップで測定してみました。
結果については、思っていたよりも距離が長く、270mほどあることが分かりました。
10両編成の列車が完全に入ってしまうほか、70000形(GSE)の2編成分に迫る距離となっています。

以前から離れているとは感じていましたが、数字はそれを裏付ける結果となりました。
見方を変えれば、ホームと離れているからこそできる運用もあるのでしょうから、これはこれでありなのかもしれませんね。

おわりに

ホームから離れた位置に両渡り線が設置され、タイミングによっては逆走する列車を見ることができる小田原駅。
引き上げ線も含めた構内は細長くなっており、小田急線内では比較的珍しい配線となっています。