神奈川県川崎市内にある駅としては端に位置し、多摩線が分岐する新百合ヶ丘駅の隣となっている小田急の柿生駅。
昔は待避線を備えたやや規模が大きい駅でしたが、現在は通常の相対式ホームとなっています。

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そんな柿生駅ですが、駅前に造るタワーマンションを中心とした再開発の計画があります。
既に完成しているスケジュール感での計画でしたが、大きな動きがない気になる状況です。

柿生駅周辺の再開発計画

かなり昔から再開発の計画がありながら、なかなか進展が見られなかった柿生駅ですが、コロナ禍に入る少し前に動きがありました。
道路の整備と合わせて、南口側にタワーマンションを造り、地域における様々な課題を解消しようという計画になっています。



タワーマンションは地上30階の大規模なもので、完成すれば周辺地域の中でも最大クラスとなる見込みです。
一方で、柿生という街に似合うのかといえば、やや雰囲気を異にするような印象もあり、計画が公になった際は様々な意見があったようにも思います。

当初の報道によれば、順調に進んだ場合は2026年頃に完成するスケジュール感でしたが、現在のところは着工さえされていません。
周辺道路の整備は少しずつ進んでいるものの、タワーマンションは建設さえ始まっておらず、街の雰囲気もほぼ以前のままとなっています。

現状はどうなっているのか

目立った動きがない柿生駅の周辺ですが、延期や中止といった公式な情報は見つかりません。
反対の声がある、着工や竣功の時期が後ろに変更されているといった噂レベルの情報は見つかりますが、真偽については不明です。

事実として、タワーマンションを建設するような動きはなく、対象となる範囲で営業を続ける店もあります。
一ついえることは、順調に進んでいるという状況ではないということでしょうか。
再開発自体が白紙になったという情報もありましたが、これもまた根拠はありませんでした。

資材価格や人件費の高騰等により、近年は各地で再開発の計画が見直されつつあります。
中野サンプラザの跡地での再開発が断念され、計画がやり直しになったという話題も記憶に新しいところです。

反対意見の有無を別にしても、以前の計画どおりに採算が合う状況ではなさそうであり、柿生駅の再開発にも暗雲が漂っているのは間違いないものと思われます。
道路の整備は少しずつ進みそうな気はしますが、跡地の活用方法は大きく変わる可能性もありそうですね。

おわりに

駅舎やホームにも昔ながらの雰囲気が残り、懐かしささえ感じる柿生駅。
短期的には進展がなさそうな気がしますが、再開発が具体的に動き出すことはあるのでしょうか。