発車が近付く列車の情報を表示し、利用者にとってはありがたい設備となっている行先案内表示器。
小田急ではLEDや液晶等で表示するものが使われており、ホームや改札に設置されています。

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昔は一部の主要駅に設置されている程度でしたが、現代においては多くの駅で見ることができるようになりました。
ホームに設置されているケースもかなり増えましたが、どれぐらいの駅が該当するのでしょうか。

昔は主要駅にしかなかった行先案内表示器

スマートフォン等といった便利なものはなく、時刻表を頼りに乗る列車を確認していた時代、行先案内表示器は限られた駅にだけある設備でした。
小田急の場合は、主要駅の一部にだけあるといった状況でしたが、少しずつ設置駅は増えていったように思います。

かつての行先案内表示器といえば、パタパタと音を出しながら表示が切り替わる、反転フラップ式が中心でした。
1990年代になると、LED表示のタイプが導入されるようになり、反転フラップ式は交換によって姿を消していくこととなります。
現在はフルカラーのLEDや液晶が使われるようになっており、列車種別等を分かりやすく案内できるようになりました。

行先案内表示器がホームにある駅

昔に比べると、行先案内表示器が設置されている駅はかなり多くなりました。
各駅停車しか停まらない駅では、あまり役に立つシーンがないようにも思いますが、そのような駅でも設置されるようになっています。

実際のところ、どれぐらいの駅に行先案内表示器が設置されているのか、全ての駅のホームを確認してみました。
ホームに行先案内表示器が設置されている駅は、以下のとおりとなっています。

【小田原線】
・新宿
・代々木八幡
・代々木上原
・東北沢
・下北沢
・世田谷代田
・梅ヶ丘
・豪徳寺
・経堂
・千歳船橋
・祖師ヶ谷大蔵
・成城学園前
・喜多見
・狛江
・和泉多摩川
・登戸
・向ヶ丘遊園
・生田
・読売ランド前
・百合ヶ丘
・新百合ヶ丘
・柿生
・鶴川
・玉川学園前
・町田
・相模大野
・小田急相模原
・相武台前
・座間
・海老名
・厚木
・本厚木
・愛甲石田
・伊勢原
・東海大学前
・秦野
・渋沢
・新松田
・開成
・小田原

【江ノ島線】
・東林間
・中央林間
・南林間
・鶴間
・大和
・桜ヶ丘
・高座渋谷
・長後
・湘南台
・六会日大前
・善行
・藤沢本町
・藤沢
・片瀬江ノ島

【多摩線】
・栗平
・小田急永山
・小田急多摩センター
・唐木田

設置されている駅が多くなったとは思っていましたが、全70駅中の58駅にまで増加していました。
見る角度を変えると、未設置なのは12駅しかなく、圧倒的な少数派となっています。

行先案内表示器が設置されていない駅は、どちらかといえば利用者が少ない駅ですが、僅かに12駅だけを残したのもやや違和感はあります。
いずれにしても、主要駅にしかなかった時代を思い出すと、ここまで増えたのかと驚いてしまうような結果となりました。

おわりに

ほとんどの駅に設置されたような状況になりつつも、スマートフォンで簡単に時刻表が確認できる時代でもあり、昔より設置されているメリットは薄れてしまったようにも思います。
今後も設置駅が増えるのかは不透明であり、駅によっては老朽化時に交換ではなく撤去される展開もありえそうですね。