小田原線の相模大野駅から分岐し、藤沢駅を経て片瀬江ノ島駅へと至る小田急の江ノ島線。
箱根という山を目指す小田原線に対して、湘南の海を目指す路線となっています。

比較的勾配が少ない江ノ島線は、海に向かって下っていくイメージがあるのではないでしょうか。
実際にはどうなっているのか、各駅の標高をベースに確認してみたいと思います。

ひたすら海を目指す江ノ島線

小田急の江ノ島線といえば、小田原線と比べて線内にカーブが少なく、電車はスピードを出して走行することができます。
駅間距離も比較的長いため、各駅停車もしっかりとスピードを出すダイヤが組まれており、乗車時の爽快さは全線で一番かもしれません。

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相模大野駅を出ると、江ノ島線はひたすら海を目指すことになりますが、藤沢駅ではスイッチバックが必要になります。
以前は通して運行する列車が多かったものの、現在は多くの列車が藤沢駅での折り返しとなっており、特急以外では基本的に乗り換えが必要となりました。

江ノ島線内にある各駅の標高

海を目指す路線であるため、小田原線から分岐した後は、ひたすら下っていくのが江ノ島線の特徴です。
勾配はゆるやかなため、一部の区間を除いて意識することはありませんが、実際には下り続けている路線となっています。

どの程度下っているのか、国土地理院で公開されている情報を参照し、駅の中心付近の標高を確認してみました。
江ノ島線内の各駅における標高を確認した結果は、以下のとおりとなります。

相模大野:90.8m
東林間:86.0m
中央林間:80.5m
南林間:74.1m
鶴間:73.1m
大和:62.6m
桜ヶ丘:56.0m
高座渋谷:47.2m
長後:38.8m
湘南台:32.4m
六会日大前:32.9m
善行:32.9m
藤沢本町:10.6m
藤沢:12.8m
本鵠沼:9.9m
鵠沼海岸:4.2m
片瀬江ノ島:2.9m

起点の相模大野駅から終点の片瀬江ノ島駅まで、90m近く下っていることが分かります。
独自調査であるため、その正確性を保証するものではないため、参考情報として下さい。

面白いと感じたのは、相模大野駅から湘南台駅まで、駅の標高という点ではひたすら下っているという点です。
善行地区の台地付近だけが例外で、同じような標高が続いていますが、江ノ島線内では比較的起伏が激しい区間となっており、実際には駅間がでこぼこしています。

一気に下るのは善行駅を出てから藤沢本町駅までで、20m以上の標高差がありました。
藤沢駅を出た後は、やはり海に向かってどんどん下がっていくという結果になっています。

おわりに

湘南に向かってゆるやかに下りつつ、海の間近に到着する江ノ島線。
小田原線や多摩線とは線形が異なり、違った楽しさがある路線ですね。