2006年のダイヤ改正以降、箱根登山線の小田原駅から箱根湯本駅間は、小田急の車両のみで営業されるようになりました。
現在は、一部の列車を除いて特急以外は小田急との直通運転を行わず、1000形の4両編成が往復する運用が組まれています。

そんな中、2022年に消滅した赤い1000形が、復活するというニュースが飛び込んできました。
待ち望む方も多かった赤い1000形の復活には、どのような背景や狙いがあるのでしょうか。
登場当初は3編成の陣容で、それ以外の車両も混ざって運用されていましたが、2012年に1編成を追加して全4編成の陣容となりました。

長きに渡って専用編成となった赤い1000形ですが、未更新車を廃車にする流れに巻き込まれ、2021年から廃車が始まります。
この引退により、赤い1000形のみでの運行は行われなくなり、リニューアルされた編成が混ざって使われるようになりました。

前述のとおり、2022年をもって赤い1000形の運行は終了し、2009年から続いてきた歴史に終止符が打たれました。
コロナ禍という特殊な時期ではありましたが、箱根登山線内は一気に寂しい雰囲気となってしまったように思います。

赤い1000形に代わり、箱根登山線内の主となった更新車ですが、近年はワンマン化に対応する改造が行われています。
改造後はスカートの形状等が変化しており、1000形のバリエーションを増やすこととなりましたが、この姿は極めて短期間のものとなりそうです。
近年の動向や、これからの箱根登山線を見据えて考えてみたいと思います。
まず、赤い1000形の消滅という面ですが、維持したくてもできなかったという、苦しい事情があったといえるでしょう。
1000形の交代を進める時期は、コロナ禍による減収に苦しんでおり、今も完全復活していないことを踏まえれば、車両にラッピングをする余裕があったとは思えません。
鉄道の経営環境は、コロナ禍を経て一変してしまいましたが、観光地としての箱根という分野では、インバウンドの恩恵を受けています。
見方を変えれば、通勤や通学の需要を回復させるのが容易ではない中で、観光路線としての箱根登山線に力が入っていくのは、当然のことなのかもしれません。
今回の動きは、ようやくそこに予算がついたということも意味しており、徐々に攻めの姿勢に転じ始めたともいえます。
箱根登山線といえば、これから起こる未来の動きも忘れてはいけません。
それは2026年3月に予定されているワンマン運転の開始で、全4編成を赤い1000形にしたうえで、その日を迎えることになるようです。
ニュースリリースでも触れられているとおり、箱根登山線内を走る車両だと分かりやすくすることで、車掌が乗務しなくなった後における、案内上の負担軽減を図る狙いが見えてきます。
未来の動きはもう一つあり、2029年には新型ロマンスカーの就役が予定されています。
新型は観光向けの要素が強まる可能性が高く、その前準備という側面もありそうです。
11月の終わりには、早くも1本目の編成が赤い1000形として走り始める予定で、復活後は線内の雰囲気が大きく変わることになりそうです。
現在は、一部の列車を除いて特急以外は小田急との直通運転を行わず、1000形の4両編成が往復する運用が組まれています。

そんな中、2022年に消滅した赤い1000形が、復活するというニュースが飛び込んできました。
待ち望む方も多かった赤い1000形の復活には、どのような背景や狙いがあるのでしょうか。
赤い1000形の引退から現在まで
箱根登山線内の専用編成として、赤い1000形が登場したのは2009年のことです。登場当初は3編成の陣容で、それ以外の車両も混ざって運用されていましたが、2012年に1編成を追加して全4編成の陣容となりました。

長きに渡って専用編成となった赤い1000形ですが、未更新車を廃車にする流れに巻き込まれ、2021年から廃車が始まります。
この引退により、赤い1000形のみでの運行は行われなくなり、リニューアルされた編成が混ざって使われるようになりました。

前述のとおり、2022年をもって赤い1000形の運行は終了し、2009年から続いてきた歴史に終止符が打たれました。
コロナ禍という特殊な時期ではありましたが、箱根登山線内は一気に寂しい雰囲気となってしまったように思います。

赤い1000形に代わり、箱根登山線内の主となった更新車ですが、近年はワンマン化に対応する改造が行われています。
改造後はスカートの形状等が変化しており、1000形のバリエーションを増やすこととなりましたが、この姿は極めて短期間のものとなりそうです。
赤い1000形を復活させる背景や狙いを考える
約3年で赤い1000形が復活することになりましたが、その背景や狙いはどういったものなのでしょうか。近年の動向や、これからの箱根登山線を見据えて考えてみたいと思います。
まず、赤い1000形の消滅という面ですが、維持したくてもできなかったという、苦しい事情があったといえるでしょう。
1000形の交代を進める時期は、コロナ禍による減収に苦しんでおり、今も完全復活していないことを踏まえれば、車両にラッピングをする余裕があったとは思えません。
鉄道の経営環境は、コロナ禍を経て一変してしまいましたが、観光地としての箱根という分野では、インバウンドの恩恵を受けています。
見方を変えれば、通勤や通学の需要を回復させるのが容易ではない中で、観光路線としての箱根登山線に力が入っていくのは、当然のことなのかもしれません。
今回の動きは、ようやくそこに予算がついたということも意味しており、徐々に攻めの姿勢に転じ始めたともいえます。
箱根登山線といえば、これから起こる未来の動きも忘れてはいけません。
それは2026年3月に予定されているワンマン運転の開始で、全4編成を赤い1000形にしたうえで、その日を迎えることになるようです。
ニュースリリースでも触れられているとおり、箱根登山線内を走る車両だと分かりやすくすることで、車掌が乗務しなくなった後における、案内上の負担軽減を図る狙いが見えてきます。
未来の動きはもう一つあり、2029年には新型ロマンスカーの就役が予定されています。
新型は観光向けの要素が強まる可能性が高く、その前準備という側面もありそうです。
おわりに
全面ラッピングにより表現される赤い1000形は、既に海老名検車区内で準備が始まっており、復活に向けで着々と進んでいます。11月の終わりには、早くも1本目の編成が赤い1000形として走り始める予定で、復活後は線内の雰囲気が大きく変わることになりそうです。


コメント
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そうなると下りですが、下りは海老名〜伊勢原間回送で、伊勢原始発の各停小田原行に使用されます。
(千代田線直通急行の伊勢原行を受けて)
4両編成は、本厚木始発で使用されていましたが、本厚木〜伊勢原間が激混みで苦情多発で出禁となり、伊勢原以西の運用に制限されています。
この時は千代田線直通の準急本厚木行を受けての発車でしたが、この電車か伊勢原まて回送され、利用者から「何で伊勢原行にしないのか?」と地元民から不満多数のクレームがあり、そのことが後に千代田線直通の伊勢原延長に繋がりました。
2016年の3社相互乗り入れ開始時でこのような回送も発生しましたが、車両の走行キロ調整も回送列車も当然含まれますので、この列車を客扱いしても、車両の走行キロが増えることに繋がらない旨を記述した投稿がありました。
つまり、本厚木〜伊勢原間走っていた千代田線乗り入れ列車回送を客扱いしても、新たに経費が発生しないので、混雑緩和目的で伊勢原までの営業運転は可能でした。
ワタシダ
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前回と異なりレーテッシュカラーからアレグラカラーへとはなりますが箱根登山線として統一イメージを打ち出すのは誤乗防止の面も含めて理に叶う方針だと思います。
小田原湯本間はやっぱり、こうでないと…!
楽しみです。
ワタシダ
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ワタシダ
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ほぼ登山線専用なのだし。
ワタシダ
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車内も、部分的にでもクロスシートになったら更に良いと思います。
ワタシダ
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新宿方に、赤いのはインパクト大ですが、迷惑鉄の心配は有りますね。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワンマン化工事が済んだのに合わせて再開したのではないでしょうか。
予算不足なら3000型の機器更新など後回しになっているはずなので、予算の都合ではないと思います。
ワタシダ
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さて、今回箱根登山線カラーの1000形がデザインを変えて復活する(未更新車のレーティッシュカラーから箱根登山線3000形に準拠したカラーリング)ということで、今後箱根登山線の急勾配区間で使用される車両を箱根登山線カラーに統一することも予想されそうです(1000形以降の車両を対象に3000形に準拠したカラーリングに統一するというものですが、あたかもLSEがリニューアル時にHiSEに準拠したカラーリングに変更されたのを彷彿とさせますね)。
ワタシダ
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乗務員室横のブランドマークがない1000形というのも何気に17年ぶりの復活ですね。
(贅沢な注文ですがブランドマークは銀色にして目立たなくしてもらいたかったですね。)
ワタシダ
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ああいう営業列車使ったイベントが一番迷惑
ワタシダ
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