箱根登山線の小田原駅から箱根湯本駅間では、小田急の車両のみが営業を行っています。
各駅停車は1000形によって運行されており、実質的には小田原線の末端区間のような扱いとなりました。

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2022年のダイヤ改正以降、箱根登山線内は15分から20分に運行間隔が変更され、やや減便された状態が続いていますが、これを元に戻すことはあるのでしょうか。

20分間隔で運行される小田原駅から箱根湯本駅間

小田原駅から箱根湯本駅間のダイヤが今のスタイルになったのは、2022年3月12日のダイヤ改正のことでした。
同日には小田急もダイヤの変更を行っており、こちらも今に繋がる減便を伴うもので、コロナ禍における大きな動きだったといえます。

この時のダイヤ改正において、15分間隔で運行されていた各駅停車は、20分間隔への変更が行われました。
小田急と同じく、実質的な減便となっており、日中に運用する編成数を3本から2本としています。
運転士と車掌のペアも1運用分減らせることになるため、間隔の変更以上に運行コストを抑えることができたのでしょう。

運行間隔の変更後も、箱根登山線用の1000形は4本となっており、日中は2本がお昼寝をすることになりました。
20分間隔となったことで、各駅停車は風祭駅での交換を基本とすることになりましたが、ロマンスカーが走る絡みもあり、実際の間隔は揃っていません。
次の列車までかなり待つタイミングもありますが、最低限の本数で運用している関係で、やや無理をしているように感じる面もあります。

15分間隔に戻す可能性はあるのか

現在のダイヤになってから、既に3年以上が経過しましたが、利用者の立場で見た場合には、以前のほうが間違いなくよかったといえます。
5分の差とはいえ、体感的にはそれ以上の差を感じる部分もあり、タイミングによってはかなり待たされるようになってしまいました。

幸いなことに、箱根は観光客の利用が戻ってきており、車内が混雑しているシーンもよく見ます。
箱根湯本駅から強羅駅間においては、現在も15分間隔での運行となっているため、そういった面でも戻すことによるメリットは大きいでしょう。

そこで気になるのが、ワンマン化が行われる2026年のダイヤ改正において、15分間隔に戻す可能性です。
車掌の乗務が不要になることで、少なからず運行コストの削減ができるとなれば、その分で3本の運行体制に戻すことはありえなくありません。

20分間隔への変更は、ワンマン化に向けた改造等により、車両が長期離脱することを踏まえていた可能性もあります。
小田急全体で保有車両数を減らす流れもあり、3編成での運用をしやすくしていた面もありそうです。
今後も検査等で1編成が離脱する機会はありますが、10両編成を以前よりも少し増やしそうなことから、小田急線内用として残る3編成が代走することでカバーできるものと思われます。

実際にどうなるのかは、ダイヤ改正の発表を待つしかありませんが、ここでも20分間隔のままであった場合には、今後15分間隔に戻す可能性は極めて低くなりそうです。
そういった面でも、運行形態が大きく変わる今度のダイヤ改正は、注目点が多いということになります。

おわりに

ワンマン化という節目が近付く中、箱根登山線内の運行間隔はどうなるのでしょうか。
積み残すような状態ではありませんが、箱根の活性化という面を考えれば、そろそろ攻めの姿勢を見せてほしい気もしています。