駅周辺の再整備事業に合わせ、橋上駅舎化に向けた工事が行われている小田急の鶴川駅。
南北を結ぶ自由通路も整備される計画となっており、完成後は踏切を渡らずに行き来ができるようになります。

本格的な変化はこれからとなりそうですが、最新の工事状況を確認してきました。

橋上駅舎化が行われる鶴川駅

多くの利用者が行き交いながらも、どこかローカルな雰囲気があった鶴川駅では、周辺も含めた大規模な工事が進行中です。
南側も含めた駅周辺の再整備と、それに関連した駅自体の改良が中心となっており、鶴川駅は南北自由通路の建設と合わせて橋上駅舎化されます。



鶴川駅は上り線のホームにのみ待避線が設けられており、地上に駅舎がありながらも、以前から階段を使う必要がありました。
下り線のホームには小さな改札口がありますが、これも含めて橋上駅舎へと集約され、南北の駅前広場にアクセスしやすい環境が整備される予定です。

現在の工事状況

工事が進むと雰囲気が一変してしまうため、その手前と思われる現段階の鶴川駅を見ておくことにしました。
事業の完了時期は2028年度の予定となっているため、工事が本格化するのはこれからとなりますが、どんな様子なのでしょうか。

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まずはホームの様子ですが、橋上駅舎が建設される場所を中心として、仮囲いが設置されている状況でした。
場所によってはかなり狭いため、通行時は注意が必要です。

仮囲いが設置された以外は、まだ以前の雰囲気をよく残していましたが、既に橋上駅舎の鋼体が少し組まれ始めており、今後は一気に変わっていきそうな気配でした。
ホームドアの設置に向けた準備も始まっているようで、盛土式の部分で何らかの作業が進められています。

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跨線橋からホームを見た様子ですが、橋上駅舎の鋼体はこのような状態です。
鶴川駅は階段が小田原寄りに設けられていましたが、完成後は駅のほぼ中央になるため、駅前広場へのアクセスがよくなります。
一方で、現在の改札口付近はメインの導線から外れるため、人の動きにも大きく影響を与えそうです。

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最後に、鶴川1号踏切から駅の方向を見てみます。
工事用の車両が出入りできるよう、線路に敷かれた木材が目立っていました。

この位置から見る鶴川駅はほぼ昔のままですが、当たり前の風景はあっという間になくなってしまうのでしょう。
よく見ると、改札口付近には構内踏切の跡と思われる階段が残っていますが、橋上駅舎化後も残るのか気になるところですね。

おわりに

橋上駅舎化により、今後大きく姿を変えていくこととなる鶴川駅。
長く親しんだ風景が消えていくのはどこか寂しい気もしますが、完成後に洗練された状態になるのも楽しみです。