江ノ電で最古参の車両として、現在も1編成が現役で活躍している300形。
アイコンとして江ノ電の顔ともいえる存在であり、観光客にも人気の車両となっています。
近代化が進む中で、僅かに1編成だけが活躍を続ける300形ですが、現役の305Fはなぜ残ったのでしょうか。
最盛期には6編成が在籍しており、江ノ電の中では多数派だった時期もあります。

現代においては、第5編成である305Fのみが残っており、他の形式と混ざって活躍中です。
他の車両と繋いだ4両編成での運行が基本で、近代的なスタイルの車両とのミスマッチが楽しめます。
1編成だけになったため分かりにくいですが、300形は他の車両から台枠等を流用した改造車で、編成によって形態が大きく異なるのが特徴でした。
種車が異なることによって生じたものですが、別形式のように違うケースもあれば、類似の形態をする編成もあり、改造車ならではのバリエーションを楽しめる車両となっています。
細かい改造を行いつつも、300形は1991年から廃車が始まり、2008年までに5編成が姿を消すこととなりました。
早期に廃車となった編成以外は、車体を近代化するといった改造を行いながら使われましたが、断続的に置き換えが進められた結果、最終的に305Fのみが残る状態となっています。
新形式である700形のデビューが近付きつつありますが、置き換え対象は1000形とされており、廃車順序の逆転現象も生じる見込みです。
前提として、305Fにはアイコンとしての価値があるわけですが、残ることができたのには他の理由もあります。
いくつかの要素が組み合わさった結果ですが、それらを見ていきたいと思います。
まず、改造車であった300形において、305Fが最も新造車に近かったという前提がありました。
台枠だけは京王の車両から流用していますが、その他は全て新造しているため、車体に無理が生じていないという面があるようです。
1000形や2000形が登場する中で、300形の一部は置き換えが進められていきましたが、305Fを含めた一部の車両については、台車とモーターの交換を行い近代化されました。
この改造により、元々は吊り掛け駆動だった305Fはカルダン駆動となり、その点においては1000形の一部よりも近代的な車両になっています。
その他にも、冷房化や車体の更新が行われており、懐かしいスタイルを残しつつも手が入れられました。

レトロな運転台からは分かりにくいですが、305Fは1998年に電気指令式ブレーキに改造されており、これによって併結できる車両が一気に増加しました。
運用上の制約が外れたことで、1編成だけになっても混在が可能となっているのです。
300形の置き換えは決まっていませんが、処遇については検討していくことになるようで、楽しむなら今のうちかもしれませんね。
アイコンとして江ノ電の顔ともいえる存在であり、観光客にも人気の車両となっています。
近代化が進む中で、僅かに1編成だけが活躍を続ける300形ですが、現役の305Fはなぜ残ったのでしょうか。
最盛期は6編成が在籍した300形
緑色の車体が印象的で、昔ながらの江ノ電を今日に伝える300形は、1956年に登場しました。最盛期には6編成が在籍しており、江ノ電の中では多数派だった時期もあります。

現代においては、第5編成である305Fのみが残っており、他の形式と混ざって活躍中です。
他の車両と繋いだ4両編成での運行が基本で、近代的なスタイルの車両とのミスマッチが楽しめます。
1編成だけになったため分かりにくいですが、300形は他の車両から台枠等を流用した改造車で、編成によって形態が大きく異なるのが特徴でした。
種車が異なることによって生じたものですが、別形式のように違うケースもあれば、類似の形態をする編成もあり、改造車ならではのバリエーションを楽しめる車両となっています。
細かい改造を行いつつも、300形は1991年から廃車が始まり、2008年までに5編成が姿を消すこととなりました。
早期に廃車となった編成以外は、車体を近代化するといった改造を行いながら使われましたが、断続的に置き換えが進められた結果、最終的に305Fのみが残る状態となっています。
305Fが残ることができた背景
2008年に303Fが廃車になって以降、18年近くも305Fだけが残っていますが、それはなぜなのでしょうか。新形式である700形のデビューが近付きつつありますが、置き換え対象は1000形とされており、廃車順序の逆転現象も生じる見込みです。
前提として、305Fにはアイコンとしての価値があるわけですが、残ることができたのには他の理由もあります。
いくつかの要素が組み合わさった結果ですが、それらを見ていきたいと思います。
まず、改造車であった300形において、305Fが最も新造車に近かったという前提がありました。
台枠だけは京王の車両から流用していますが、その他は全て新造しているため、車体に無理が生じていないという面があるようです。
1000形や2000形が登場する中で、300形の一部は置き換えが進められていきましたが、305Fを含めた一部の車両については、台車とモーターの交換を行い近代化されました。
この改造により、元々は吊り掛け駆動だった305Fはカルダン駆動となり、その点においては1000形の一部よりも近代的な車両になっています。
その他にも、冷房化や車体の更新が行われており、懐かしいスタイルを残しつつも手が入れられました。

レトロな運転台からは分かりにくいですが、305Fは1998年に電気指令式ブレーキに改造されており、これによって併結できる車両が一気に増加しました。
運用上の制約が外れたことで、1編成だけになっても混在が可能となっているのです。
おわりに
ほぼ新造という車体を活かし、足回りを近代化して運用上の制約をなくしたことで、305Fは今日まで残ることができています。300形の置き換えは決まっていませんが、処遇については検討していくことになるようで、楽しむなら今のうちかもしれませんね。


コメント
コメント一覧 (29)
ワタシダ
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ワタシダ
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それで車輌の近代化時に、「残す編成」と「置き換える編成」を選ぶことになり、301F、302F、306Fは早期に廃車し、その他を残す方針となりました。残す編成は逐次下回りの更新が行われ、冷房化もされました。しかし、303Fは冷房化からしばらくした頃から、車体の垂下が見られるようになり、304Fも両車とも右に少し傾いだ状態になりました。その後は台枠損傷により廃車となったのはご覧の通りです。
305Fは大正から昭和ごく初期時代の木造車旧玉南電気鉄道1形の台枠を利用していますが、補強を入れたためなのか、床面高さが他車より高くなっている様子が見て取れます。
番号順に間違い無く改番されたか、また他社譲渡時にすり替わっていないかがわかりませんが、番号順だとすると、305-355で元の台枠の製造所や細かい構造、製造年月も異なります。
江ノ電最後の東横車輌碑文谷工場製車輌でもあります。
ワタシダ
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700形は今後の江ノ電の主力に相応しい車両だと思います。
乗務員としてもワンハンドルで統一された方が働きやすいでしょうし、VVVF化率が向上すれば省エネ化にもなりますからね。
305Fはカルダン化改造されたとはいえ、その改造からも40年近く経過しておりますので、もう十分頑張ったと言えるでしょう。
江ノ電の自信作、700形が300形に代わる新たな江ノ電の顔に抜擢されることを切に願っております。
ワタシダ
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ワタシダ
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西武へ移籍する小田急8000形にも似たようなことが言えそうですね。
ワタシダ
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漫画などで江ノ電が登場する際も本車がよく描かれている気がしますし。
やがては引退するのは間違いないですが、出来れば動態保存してくれると嬉しいですね。
ワタシダ
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700形の増備で今後置き換えられるのではないかとも噂されとる305F。1編成のみの存在や経年等を考えると、いずれは置き換えや引退の日を迎えることは間違いないでしょうが、その後もイベントとかで活用される機会があると嬉しいですね。
ワタシダ
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ワタシダ
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ワタシダ
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