2022年のダイヤ変更において、町田駅から小田原駅間で多く設定された小田急の6両急行。
輸送力を適正化するための設定となっており、新松田駅から小田原駅間は各駅停車として運行されます。

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2025年のダイヤ改正において、小田急は各種別の停車駅を見直すことで、種別変更を行う列車を大幅に削減しました。
6両急行にはまだ種別変更が残っていますが、新松田駅で行うことには少々違和感もあります。

新松田駅で種別変更する6両急行

日中に運行される小田原線の6両急行は、江ノ島線方面の快速急行と接続するダイヤが組まれています。
一部の区間では時間帯によって混雑もありますが、10分に1本の割合で優等列車を運行するためには、仕方がない面もあるのでしょう。

この急行が6両で運行される背景には、小田原線の末端区間にある駅のホームが短いことが関係しており、それらに停車できる両数での運行となっています。
また、末端区間の各駅停車は6両急行の種別変更で対応しており、慣れていないと分かりにくい運用となりました。

6両急行の種別変更は新松田駅で行われますが、小田原線の急行は本厚木駅から開成駅まで各駅に停まります。
町田駅から小田原駅までには21の駅がありますが、6両急行が通過するのは4駅のみであり、極めて限定的なものとなっています。

種別変更の駅を上下の列車で変えるべきか

設定上の問題があるのかもしれませんが、新松田駅での種別変更には少々違和感もあります。
下り列車に乗っている場合において、本厚木駅から先は実質的に各駅停車となりますが、種別変更自体は新松田駅で行われるためです。
早々に各駅停車のようになっていながら、忘れた頃に種別変更が行われることとなります。

上り列車についても、種別変更は新松田駅で行われますが、こちらは違った印象になるように思います。
新松田駅で急行になってからも、本厚木駅までは各駅に停まりますが、その先で通過運転が行われるため、そこまで違和感はありません。
途中駅から乗車する場合においても、急行として到着するほうが分かりやすいといえます。

この問題の厄介な部分は、上下の列車において感じ方が違う点にあるのでしょう。
例えば、下り列車において本厚木駅で乗車する場合、小田原駅まで各駅に停まるわけですが、案内上はあくまでも急行となってしまうのです。

一長一短ではありますが、下り列車では本厚木駅で種別変更を行い、上り列車は現行どおり新松田駅のままとすれば、利用者にとっては比較的分かりやすくなります。
そうはいっても、上りと下りで異なることにも違和感がないとはいえず、ややこしい問題といえそうです。

おわりに

これまでにも度々話題にしている6両急行ですが、なかなか最適解が見つからない列車のように思います。
輸送力を増強する未来は考えにくいですが、どのようにするのがよいのでしょうね。