小田急の看板列車として、終日に渡って運行されているロマンスカー。
列車種別は特急とされており、運賃とは別に特急料金の支払いが必要となっています。

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現在の特急料金は、2022年に改定された際のものとなっており、新宿駅から小田原駅間は1,000円です。
ロマンスカーが登場して以降、特急料金は改定を繰り返しつつ今日に至りますが、どのように変化してきたのでしょうか。

特急料金の変化

2022年に特急料金が値上げされた際、新宿駅から小田原駅間は4桁の金額に突入しました。
4桁になったとはいっても、同時にチケットレス特急料金が導入されており、オンラインサービス等で特急券を購入した場合には、950円で済むようになっています。

小田急に特急料金が設定されたのは、まだロマンスカーとは呼ばれていない1948年のことで、当時はまだ戦争の爪痕が色濃く残っていました。
復興整備車と称された1600形が使用され、小田急に特急が走る時代となっていきます。

早速ですが、ここからは特急料金の変化を見ていきたいと思います。
以下は新宿駅から小田原駅間の特急料金で、括弧内はチケットレス特急料金です。

1948年:50円
1950年:70円
1952年:100円
1954年:130円
1959年:150円
1962年:180円
1963年:220円
1966年:250円
1972円:280円
1974年:360円
1976年:400円
1980年:450円
1984年:500円
1989年:620円
1991年:800円
1995年:850円
1997年:870円
2014年:890円
2019年:910円
2022年:1,000円(950円)

結果はこのようになっており、運行開始当初の20倍になっています。
物価が異なるとはいえ、平成が始まった頃は620円で乗れたということに対しては、さすがに安いと感じてしまいました。

1995年以降の据え置き

1949年にロマンスカーとして1910形が登場し、特急には専用車両が使われるようになっていきます。
特急料金は1950年に改定されており、専用車両を使うようになったことも、影響したのかもしれません。

運賃が値上げされるのと歩調を合わせるように、特急料金も変更されてきましたが、1991年に800円になって以降は、変化が少なくなっていきます。
2022年の値上げを発表した際、1995年以降の値上げについては、消費税の増税分を転嫁したのみと書かれていましたが、それを裏付けるような結果です。

消費税は1989年に3%の税率で導入され、特急料金が620円となりました。
その後、1997年に5%、2014年に8%、2019年に10%となり、その度に特急料金が改定されていることが分かります。

おわりに

物価や消費税に合わせて改定を行い、2022年から現行の金額となっている特急料金。
その後も物価は上がり続けていますが、特急料金がいつまで維持されるのかについても気になるところですね。