多摩ニュータウンの中心地に位置し、多摩線では最も利用者が多い小田急多摩センター駅。
高架駅が京王と並んでいますが、両線を合わせた広い構内は、ニュータウンの規模が縮小される前の名残ともいえます。
かつては待避線が設置され、実際に運用もされていましたが、2006年に使用を中止しました。
寂しく跡だけが残っていますが、その場所にいつの間にか変化が生じています。
開業当時は終点でしたが、将来的な延伸を見越して待避線の設置が可能な構造とされ、そのためのスペースが設けられています。
終点である状況は変わっていませんでしたが、1985年には待避線が実際に設置され、2面4線の配線となりました。
待避線とはいっても、実際に列車の待ち合わせ等をするためではなく、留置線不足を解消することが目的で、車両が増加する中での苦肉の策だったといえるでしょう。
唐木田駅まで延伸された後には、臨時列車の運行時等に待避が行われたりはしたものの、基本的にはほとんど使われない設備でした。
そのような状態だったこともあり、2006年には使用中止となってしまい、追ってポイントが撤去されることとなります。

ホームの待避線側には柵が設置され、形式上は相対式のホームとして機能しています。
待避線部分には現在も線路が残っており、車両が通る日を静かに待っているような風景です。
実際に延伸された際には、小田急多摩センター駅に待避設備を設けるとされているため、復活の可能性自体は消えていません。
待避線の廃止後も、線路を本線と繋いで信号設備を設置すれば、復活自体は可能な状態でした。
しかし、先日撮影のために立ち寄ったところ、新宿寄りに電気設備らしきものが設置されていました。

位置は下り線の新宿寄りで、コンクリートの状態を見る限りでは、設置されてからそこまで時間は経ってないように見えます。
Googleマップで確認する限りでは、2024年に設置されていたと思われますが、意外に気付きませんでした。
それなりにしっかりした設備であり、短期的な使用を想定したものでないことだけは確かです。
現段階において、今後待避線を復活させる可能性は、かなり低くなっているということなのでしょうね。
保存車両でも置いておけばよいのにと思いますが、メンテナンスの問題で夢物語なのかもしれません。
高架駅が京王と並んでいますが、両線を合わせた広い構内は、ニュータウンの規模が縮小される前の名残ともいえます。
かつては待避線が設置され、実際に運用もされていましたが、2006年に使用を中止しました。
寂しく跡だけが残っていますが、その場所にいつの間にか変化が生じています。
小田急多摩センター駅の待避線跡
1975年4月23日に開業した小田急多摩センター駅は、2面2線の配線とされました。開業当時は終点でしたが、将来的な延伸を見越して待避線の設置が可能な構造とされ、そのためのスペースが設けられています。
終点である状況は変わっていませんでしたが、1985年には待避線が実際に設置され、2面4線の配線となりました。
待避線とはいっても、実際に列車の待ち合わせ等をするためではなく、留置線不足を解消することが目的で、車両が増加する中での苦肉の策だったといえるでしょう。
唐木田駅まで延伸された後には、臨時列車の運行時等に待避が行われたりはしたものの、基本的にはほとんど使われない設備でした。
そのような状態だったこともあり、2006年には使用中止となってしまい、追ってポイントが撤去されることとなります。

ホームの待避線側には柵が設置され、形式上は相対式のホームとして機能しています。
待避線部分には現在も線路が残っており、車両が通る日を静かに待っているような風景です。
待避線跡に設置された電気設備
実現する可能性は低いといわれていますが、多摩線には相模原方面への延伸構想があります。実際に延伸された際には、小田急多摩センター駅に待避設備を設けるとされているため、復活の可能性自体は消えていません。
待避線の廃止後も、線路を本線と繋いで信号設備を設置すれば、復活自体は可能な状態でした。
しかし、先日撮影のために立ち寄ったところ、新宿寄りに電気設備らしきものが設置されていました。

位置は下り線の新宿寄りで、コンクリートの状態を見る限りでは、設置されてからそこまで時間は経ってないように見えます。
Googleマップで確認する限りでは、2024年に設置されていたと思われますが、意外に気付きませんでした。
それなりにしっかりした設備であり、短期的な使用を想定したものでないことだけは確かです。
現段階において、今後待避線を復活させる可能性は、かなり低くなっているということなのでしょうね。
おわりに
ほとんど使われることなく、廃止されてしまった小田急多摩センター駅の待避線。保存車両でも置いておけばよいのにと思いますが、メンテナンスの問題で夢物語なのかもしれません。


コメント
コメント一覧 (8)
1900系のさよなら運転もあそこで撮影会が行われていた様子なんですよね。
1900の中間サハ車には、戦災復旧車が含まれていました。
ワタシダ
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しかし多摩ニュータウンの入居者数は予測を下回って、両者とも新宿アクセスに金を掛けるのは消極的だったとか。小田急は複々線化によりラッシュ時の時短が実現しましたがね。
ワタシダ
が
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そもそも小田急多摩線は、国家的プロジェクトの多摩ニュータウン構想の実現から開通したものであり、その中心駅が2面2線というのでは格好がつきません。
2面2線の相対式ホームでは、小幌駅や筒石駅と変わりません。
唐木田から先への延伸は1日も早く実現されるべきですが、延伸の有無とは関係なく小田急多摩センターが2面4線でなければならないのは、この駅が多摩ニュータウンの「顔」だからです。
京王多摩センター駅が2面4線だから良いではないかという意見もあるかと思いますが、話は全く逆で、京王線が2面4線であるからこそ小田急線も2面4線でなければバランスが取れません。
しかも、パルテノン多摩から近いのは小田急線のほうであり、多摩市の「顔」の役割を果たす中心駅は小田急多摩センター駅のほうです。
実際に待避線が使われる機会がないから廃止すればよいという発想は愚の骨頂で、鉄道の駅には「風格」「品格」というものが求められます。
ワタシダ
が
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ワタシダ
が
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相模原方面に延伸されたとしても多摩センター駅に待避設備を置く必要性がないと思うんだよね。
これ誰が必要と言ってるの?
新百合ヶ丘から各停が走ってその4-5分続行で快急が走っても唐木田まで逃げ切れるはず。
要は優等の通過駅が少ないので多摩センターで待避する意味がないのよ。
しかも唐木田から先は通過運転するほど駅も多く設置されないので全列車各停扱いでいいと思うし。
個人的な理想は今の唐木田駅の配線や構造を弄って小田原駅みたいな2面3線にして、中線で新百合ヶ丘-唐木田間の折り返しかつ乗換えがしやすいようにすることだけど、乗換の便利さとかを考えなければ今の唐木田の構造だけで十分運行できるかと。
ワタシダ
が
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しかし、待避線に繋げるためのポイントが撤去された以上、その可能性は低くなり、実質的に開業当初の形態に戻ったとも言えそうです。まだ唐木田延伸と車庫設置前の時点では終着駅でしたので、その時には実質的にそれらの役割を担っており、結果的には開業以来多摩線には待避設備が一貫して存在しない(栗平には待避設備の準備工事が行われておりました)とも言えるでしょう(京王高尾線も同様で、こちらはめじろ台に待避設備の準備工事が行われております)。
今後相模原延伸時に優等列車を走らせる際にはどのような形になるのか、今回多摩センターの待避機能が潰えたからにはどの駅(唐木田は1番ホーム反対側に線路を敷設する土地がないため少なくとも下りは設置不可)を代替候補とするのか、気になる点が多いばかりです。
ワタシダ
が
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