2008年にデビューし、合計42両が造られた小田急の60000形(MSE)。
製造期間が比較的長期に渡り、最終増備の10両は2015年度の登場となっています。

そんなMSEですが、初期に登場した編成において、LED表示器の交換がスタートしました。

60051Fと60252FのLED表示器を交換

登場から18年程度が経過し、MSEは各部の老朽化が目立つようになってきています。
LED表示器についても照度の低下が進んでおり、初期に登場した編成はそれが目立つ状態でした。

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そのような状況の中、4両編成の60051F、6両編成の60252FのLED表示器が交換されたようで、デビューした頃のような明るさを取り戻しました。
初期に登場した編成は、他に60251Fがありますが、現在のところ交換は確認されていません。
予備品を確保するためなのか、それとも他の編成にも交換が波及していくのか、今後の動きが気になるところです。

同じ時期に登場した車両には4000形もありますが、現在のところ編成単位の交換は行われていません。
MSEの交換が始まったことで、4000形においても何らかの動きが出てくる可能性がありそうです。

撮影には困った仕様のLED表示器を採用

照度以外に違いがないため、交換されたことによる変化は少ないですが、車両の撮影においては困ったことになりました。
低速シャッターを使わなければ、文字が切れてしまうタイプに変更されたため、撮影のハードルが上がってしまったのです。

このLED表示器ですが、文字が切れないようにするには、1/60以下とする必要があるようで、1/80ではきちんと写りませんでした。
1000形や3000形でも、交換後は低速シャッターが必須となっていますが、MSEはさらに厳しい条件が課されそうです。

おわりに

交換により表示が見やすくなったものの、撮影においては厄介な条件が加わってしまいました。
時期は不明ながら、今後は他編成にも波及していくものとみられますが、とても悩ましい存在となってしまいそうです。