行先や列車の特性に合わせて、はこね号やホームウェイ号といった愛称を設定し、高頻度で運行されている小田急のロマンスカー。
かつては停車駅ごとに愛称が与えられていましたが、1990年代の後半から現在のようなスタイルに変わっていきました。

停車駅別の愛称になる前は、箱根特急だけで5種類が設定されていましたが、どのようなダイヤが組まれていたのでしょうか。
元々は列車ごとに異なる愛称を設定していたロマンスカーでしたが、NSEが4編成となった11月にダイヤ改正が行われ、あしがら、あしのこ、おとめ、きんとき、はこねの5種類に整理されました。
NSEの増備により、このダイヤ改正からは箱根特急が30分ごとの運行となり、高頻度でロマンスカーが走るようになります。
新宿駅から小田原駅間の所要時間は最速で62分となり、後に59分の列車が登場するまでは、これが最短記録となっていました。
手元にある当時の時刻表を参照し、確認してみたいと思います。
以下は愛称が整理される直前の設定時刻で、下りは新宿駅、上りは箱根湯本駅の発車時刻を示します。
【下り】
第1さがみ:7時29分
第1あしがら:8時0分(休日)
第2あしがら:8時30分(休日)
第1あしのこ:9時0分
第3あしがら:9時30分
第2あしのこ:10時0分
第4あしがら:10時30分
第3あしのこ:11時00分
第5あしがら:11時30分(休日・休前日)
第4あしのこ:12時0分
第1きんとき:12時30分(休日・休前日)
第1はこね:13時0分
第2きんとき:13時30分
第2はこね:14時0分
第3きんとき:14時30分
第3はこね:15時0分
第4きんとき:15時30分(休日・休前日)
第4はこね:16時0分
第5きんとき:16時30分
第5はこね:17時0分
第1おとめ:17時30分(休日・休前日)
第2おとめ:18時0分
第3おとめ:18時30分(休日・休前日)
【上り】
第1さがみ:9時10分
第1あしがら:9時42分(休日)
第2あしがら:10時12分(休日)
第1あしのこ:10時42分
第3あしがら:11時12分
第2あしのこ:11時42分
第4あしがら:12時12分
第3あしのこ:12時42分
第5あしがら:13時12分(休日・休前日)
第4あしのこ:13時42分
第1きんとき:14時12分(休日・休前日)
第1はこね:14時42分
第2きんとき:15時12分
第2はこね:15時42分
第3きんとき:16時12分
第3はこね:16時42分
第4きんとき:17時12分(休日・休前日)
第4はこね:17時42分
第5きんとき:18時12分
第5はこね:18時42分
第1おとめ:19時12分(休日・休前日)
第2おとめ:18時42分
第3おとめ:20時12分(休日・休前日)
このようなダイヤが組まれており、平日には走らない列車が設定されていました。
規則性は見る限り分からなかったのですが、何を基準にして愛称を分けているのかが気になります。
もう一点気になることがあり、1本だけさがみ号が設定されていました。
途中駅に停車する列車としてさがみ号は生まれていますが、停車駅別の愛称設定になる前から走っていたことになります。
さがみ号という途中駅に停車する列車の誕生が、愛称の整理に繋がったということなのでしょうか。
あしのこ、おとめ、きんときの愛称をNSEが掲げた期間は短く、その姿を記録した写真は貴重なものとなっています。
かつては停車駅ごとに愛称が与えられていましたが、1990年代の後半から現在のようなスタイルに変わっていきました。

停車駅別の愛称になる前は、箱根特急だけで5種類が設定されていましたが、どのようなダイヤが組まれていたのでしょうか。
NSEの登場後に整理された愛称
1963年3月16日に3100形(NSE)が運行を開始し、ロマンスカーは展望車への時代へと入っていきました。元々は列車ごとに異なる愛称を設定していたロマンスカーでしたが、NSEが4編成となった11月にダイヤ改正が行われ、あしがら、あしのこ、おとめ、きんとき、はこねの5種類に整理されました。
NSEの増備により、このダイヤ改正からは箱根特急が30分ごとの運行となり、高頻度でロマンスカーが走るようになります。
新宿駅から小田原駅間の所要時間は最速で62分となり、後に59分の列車が登場するまでは、これが最短記録となっていました。
1966年時点の箱根特急
1966年より、停車駅別に列車の愛称を整理することとなりますが、その直前の段階ではどんな設定となっていたのでしょうか。手元にある当時の時刻表を参照し、確認してみたいと思います。
以下は愛称が整理される直前の設定時刻で、下りは新宿駅、上りは箱根湯本駅の発車時刻を示します。
【下り】
第1さがみ:7時29分
第1あしがら:8時0分(休日)
第2あしがら:8時30分(休日)
第1あしのこ:9時0分
第3あしがら:9時30分
第2あしのこ:10時0分
第4あしがら:10時30分
第3あしのこ:11時00分
第5あしがら:11時30分(休日・休前日)
第4あしのこ:12時0分
第1きんとき:12時30分(休日・休前日)
第1はこね:13時0分
第2きんとき:13時30分
第2はこね:14時0分
第3きんとき:14時30分
第3はこね:15時0分
第4きんとき:15時30分(休日・休前日)
第4はこね:16時0分
第5きんとき:16時30分
第5はこね:17時0分
第1おとめ:17時30分(休日・休前日)
第2おとめ:18時0分
第3おとめ:18時30分(休日・休前日)
【上り】
第1さがみ:9時10分
第1あしがら:9時42分(休日)
第2あしがら:10時12分(休日)
第1あしのこ:10時42分
第3あしがら:11時12分
第2あしのこ:11時42分
第4あしがら:12時12分
第3あしのこ:12時42分
第5あしがら:13時12分(休日・休前日)
第4あしのこ:13時42分
第1きんとき:14時12分(休日・休前日)
第1はこね:14時42分
第2きんとき:15時12分
第2はこね:15時42分
第3きんとき:16時12分
第3はこね:16時42分
第4きんとき:17時12分(休日・休前日)
第4はこね:17時42分
第5きんとき:18時12分
第5はこね:18時42分
第1おとめ:19時12分(休日・休前日)
第2おとめ:18時42分
第3おとめ:20時12分(休日・休前日)
このようなダイヤが組まれており、平日には走らない列車が設定されていました。
規則性は見る限り分からなかったのですが、何を基準にして愛称を分けているのかが気になります。
もう一点気になることがあり、1本だけさがみ号が設定されていました。
途中駅に停車する列車としてさがみ号は生まれていますが、停車駅別の愛称設定になる前から走っていたことになります。
さがみ号という途中駅に停車する列車の誕生が、愛称の整理に繋がったということなのでしょうか。
おわりに
NSEの増備により、30分ごとの運行が可能となった小田急のロマンスカー。あしのこ、おとめ、きんときの愛称をNSEが掲げた期間は短く、その姿を記録した写真は貴重なものとなっています。


コメント
コメント一覧 (13)
小学生の頃、家族旅行で第3あしのこに乗ったことを作文に書いて、先生から嬉しさが溢れていると褒められたことを思い出しました。
はこね、さがみ、えのしま、のようなストレートなネーミングより旅情を誘いますね。今のように停車駅が多く本数も増えると特別感も薄れるのも仕方ないかも…
SE車の思い出ですが、漢字で乙女、湯坂、初花も覚えています。夏は江ノ島行きビール特急で、すずかぜ,もありました。
ワタシダ
が
しました
なぜこのようなことをするのでしょうか。私が小田急の社長であれば、このようなことは許可しませんでした。
車両のデザインというものは、全体的なバランスというものがあります。あの両側の目玉のようなライトとの空間のバランスを取るためには、五角形の出っ張りが必ず求められるのであり、長方形では台無しです。
五角形のまま幕式に改造することができないとは思われず、小田急の名車3100系の最後の姿があのような代物になるとは、私は到底理解できません。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
土曜日だけでなく祝日の前の日にも走るということですよね?
ワタシダ
が
しました
この傾向は、戦前の小田原急行(小田急)が強く意識していた、東海道本線における東京駅↔︎熱海駅間の観光輸送にも、同様に当てはまる可能性があります。
ワタシダ
が
しました
もし記憶違いだったら、すみません。
ワタシダ
が
しました
「きんとき」「あしのこ」は大分渋い名称ですし、「スーパーはこね」を「はこね」に、「はこね」を「さがみ」にした上で「さがみ」を「きんとき」「あしのこ」にしてもいい気がします。
名称もですがHISEも引退検討報道がされる等、かつての箱根を知る連中がどんどん減っていきますね。
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました
ワタシダ
が
しました