3月14日にダイヤ改正を実施し、ロマンスカーを中心とした増発等が行われた小田急。
比較的小規模なダイヤ改正ですが、箱根登山線内ではワンマン運転が開始されている等、意外と大きな変更点もあります。

今回のダイヤ改正では、クヤ31形が新宿駅に入線していた時間において、特急の増発が行われました。
クヤ31形の今後が心配されていましたが、初日から意外な展開となっています。

ダイヤ改正後も残ったクヤ31形の検測走行

ダイヤ改正が実施される前、クヤ31形は土曜日の12時40分に新宿駅を発車していました。
このタイミングはロマンスカーが設定されておらず、そのすき間にクヤ31形を走らせていたことになります。



今回のダイヤ改正では、車両を増やさずに特急を増発するといった対応がとられ、12時40分に新宿駅を発車するはこね61号が新たに設定されています。
この時間はクヤ31形が新宿駅に入線するタイミングであり、ダイヤ改正をもってクヤ31形が引退するのではないか、そんな可能性も浮上していました。

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クヤ31形の去就は、意外にも土休日ダイヤの初日となる3月14日に判明しました。
新宿駅への入線を1時間ほど早め、何もなかったかのように検測走行を行ったのです。
ダイヤ改正早々の段階で、健在であることをアピールするかのように、クヤ31形は小田急線内を走り抜けていきました。

クヤ31形はいつまで走るのか

5000形に線路設備モニタリング装置を搭載したことで、役目を終える可能性が高まっているクヤ31形ですが、まだ検測走行は続けられるようです。
5063Fが2025年に走り始めてから、既に1年が経過している状況ですが、今回のダイヤ改正でもクヤ31形の引退は否定されました。

クヤ31形が走り続けている理由は不明ですが、5063Fだけでは足りない要素があるのか、それともセットで実施することで、データの精度等を確認しているのか等、何か事情があるのかもしれません。
現在は牽引車として8000形が使われていますが、廃車が進められている車両であることから、クヤ31形もそう長くは走れないことだけは確かです。

改正後においても、クヤ31形が走れるようなダイヤになっていることから、少なくとも今回が最後ということはないものとみられます。
しかし、それで今後も長く残るのかといえば、そう楽観視もできません。
クヤ31形は毎年秋に検査を受けるため、その頃に何らかの動きがあるかもしれず、心配な状況は今後も続くこととなります。

おわりに

ダイヤ改正初日から検測走行を行い、現時点での引退はなさそうなクヤ31形。
完全に引退をするようなタイミングでは、何らかのイベント等が行われるのかもしれませんね。