2020年度から廃車が始まりながら、現在も半数が残っている小田急の8000形。
近年は廃車のペースが低下しており、車齢が40年を超える編成も増加しています。

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2025年度については廃車がなく、半減した勢力を維持する結果となりましたが、2026年度以降はどうなっていくのでしょうか。

現在も80両が残る8000形

小田急で最古参の車両ながら、8000形は現在も半数にあたる80両が残っています。
大規模なリニューアルを行ったことが功を奏したといえますが、車齢が40年を超える編成も多くなってきました。

2024年11月に8257Fが廃車されて以降、8000形に目立った動きはありません。
既に1年以上廃車が行われていない状況で、80両の勢力を維持しています。

現在も残る編成について、改めて整理しておきたいと思います。
小田急で今も活躍している編成は、以下のとおりです。

【4両】
・8051F
・8053F
・8057F
・8058F
・8063F
・8064F
・8065F
・8066F

【6両】
・8252F
・8253F
・8258F
・8260F
・8262F
・8263F
・8265F
・8266F

4両と6両が8編成ずつ残り、合計は80両となっています。
8000形は最盛期に160両が在籍していたため、丁度半数が残っている状態です。

2026年度以降は廃車を再開するのか

勢力に変化がなかったことで、8000形がまだまだ活躍するような印象を持ちますが、2026年度はそうもいかない可能性が高いとみられます。
既に車両面の動きが活発化し、5065Fに加えて来年度分の増備と思われる5066Fも到着しており、2025年度とは状況が変わってくるためです。

3月14日に行われたダイヤ改正では、ロマンスカー以外に大きな変更はありませんでした。
つまり、通勤型車両を増やさなければいけない状況ではなく、5000形の増備は8000形の廃車に直結する可能性が高いとみられます。

8000形については、サステナ車両として西武に譲渡されることが決まっています。
対象は6両編成の7本で、既に1本が譲渡済です。
残りは6本ということになりますが、2029年度までの導入とされていることから、今後は1年に1本か2本は譲渡される可能性が高いでしょう。

5000形の増備が続きそうなことや、西武への譲渡が控えていることを踏まえれば、2026年度以降は8000形の廃車が再開されそうです。
一気に形式消滅するようなことはないでしょうが、残された期間はあと数年といったところでしょうか。

おわりに

2025年度は廃車が行われず、勢力に変化がなかった8000形。
今後は廃車が再開となる可能性が高く、徐々に見かける機会が減っていくかもしれませんね。