小田急の最古参形式となりながら、まだ80両が現役で活躍している8000形。
4両と6両の編成が在籍していますが、通常は併結して10両で運行されています。

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そんな8000形ですが、3月14日のダイヤ改正前後から、単独で走る6両の編成が増加しています。
まもなく2026年度が始まるという中、この動きは何を示しているのでしょうか。

単独での走行機会が増えた6両編成

通常は10両編成で走ることが多い8000形ですが、6両編成は単独で運用に入れることから、3000形のように使われるシーンを見ることができます。
滅多に見られないというレベルではないものの、多数の編成がそうなるわけではないため、目にするのは限られるというのが通常の状態でした。

3月14日に小規模なダイヤ改正を行った小田急ですが、その前後から8000形が6両単独で走行する機会が増えています。
同じ日に単独で走る編成は、多くても2編成程度というのが通常だったところ、最近は4編成も走っているような状況で、半数の6両が単独で運用に入っているのです。
5000形の新編成が運用入りしたわけでもない中で、珍しい状況が発生していることになります。

単独で走行しているのは、8252F、8258F、8265F、8266Fで、やや気になる編成が並びます。
少し前には8262Fが単独で走っていましたが、こちらは10両での運用に戻っているようです。

単独走行の増加は何を意味するのか

6両単独で走ることが、そんなに騒ぐことかという声もあるかもしれませんが、何らかの動きが今後出てくる可能性が高いという意味で、注目点だと感じています。
ダイヤ改正を済ませ、5000形の新編成が既に2編成到着している、この状況が8000形に影響を与えないわけがありません。

8000形の6両が単独で走ることは、走行距離を抑えることに繋がります。
想定している引退の時期等に向けて、何らかの調整が発生している可能性が高いといえるでしょう。

4両の編成についても気になる動きがあり、3000形と組んで沢山走っているのかといえば、そうはなっていません。
8065Fと8066Fは、クヤ31形の牽引車としての顔も持っているため、そのあたりが関係している可能性もありますが、どうもそれだけではないように見えます。

西武への譲渡がない4両編成は、今後余剰となって解体の運命を辿る可能性が高いとみられます。
つまり、廃車の時期に向けて走行機会を増やしたり、逆に走行距離を抑制したい動きも考えられ、6両の動向にも影響を与えているのかもしれません。
8261F以降、譲渡の動きがない8000形ですが、さすがに2026年度は関連する動きが生じてくるのではないでしょうか。

おわりに

1年以上に渡り、大きな変化がなかった8000形の陣容ですが、2026年度はさすがに何らかの動きがありそうです。
数を減らすことは間違いないと思われるため、見る機会が減少する日が近付きつつあるのかもしれません。