6両や8両で登場した編成に対して、新造の中間車を追加することで10両化を行った小田急3000形。
最終的には12本の10両編成が揃うこととなり、優等列車を中心に活躍しています。

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2022年度から始まった3000形のリニューアルは、6両編成に対して行われてきました。
10両編成にはまだ施工されていませんが、開始のタイミングは迫っているのでしょうか。

全編成が未更新の10両固定編成

全346両が在籍する3000形の中で、10両を組むのは120両となっています。
内訳は3081Fから3087Fまでの7本と、3091Fから3095Fまでの5本で、合計は12本です。

10両固定編成の番台が分かれているのは、ベースとなった編成が異なるためで、3030番台は8両編成から、3040番台は6両編成からとなっています。
どちらも新造の中間車を組み込んだ点は同様ですが、3040番台のほうが10両化されてから時間が経っており、既に15年ほどが経過しました。

小田急で最多勢力となる3000形には、6両、8両、10両の編成が在籍しています。
2022年度からはリニューアルが開始されていますが、これまでに施工されたのは全て6両の編成で、8両や10両の編成は未更新のままです。
現在も6両の編成でリニューアルが進められていますが、後期車にあたる3263F以降で未更新の編成は少なくなってきました。

リニューアルが近そうな3040番台

6両のリニューアルが終わりそうになってきたことで、次はどういった展開になるのでしょうか。
順当に考えれば、8両や10両の編成に波及する可能性が濃厚ですが、その中でも3040番台の編成が本命とみられています。

3040番台となっている3091Fから3095Fまでの編成は、細かい修繕を行っていないという点で共通し、6両に続いてリニューアルが行われる可能性が高いとみられます。
外見上では、今もロイヤルブルーの帯を巻いており、一部を除いてLED表示器の交換も行われていません。
リニューアルに合わせて施工するために、そういった修繕を行わないというケースは過去にも多く、最有力候補とみて間違いないでしょう。

車内についても、液晶画面の交換が行われておらず、登場時からのものが今も使われています。
モーターも全密閉式のものには交換されず、8両の編成とは明らかに動きが異なるため、リニューアルの施工はそう遠くないのではないでしょうか。

おわりに

細かい修繕が行われていないため、3000形の中では老朽化が目立っている3040番台の編成。
このようなケースは、リニューアルが近いことを暗に示している可能性が高く、今後の動向に要注目です。