2007年に営業運転を開始し、最終的に160両の陣容となった小田急の4000形。
増備された期間が比較的長いため、最終編成の4066Fは2016年度の増備となっていますが、初期の編成は車齢が20年に迫りつつあります。

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乗り入れ先のJR東日本では、E233系2000番台に機器の更新が行われるといった動きがありますが、4000形の今後も気になるところです。

車齢が20年に迫る4000形

東京メトロの千代田線に乗り入れていた1000形と交代するため、2007年に4000形がデビューしました。
小田急初の10両固定編成を前提とした車両で、数年で100両を超える陣容となっていきます。

4000形の増備はその後も断続的に続き、2012年度に4065Fまでの150両が出揃いました。
ここで増備は終わったかのように思われましたが、2016年度に4066Fが加わり、4000形は160両となっています。

増備が後半の編成は状況が異なりますが、初期の編成は車齢が20年に迫ってきました。
2007年度に増備された4051Fから4057Fについては、そのタイミングが間近となりつつあり、もうそんなに年数が経過してしまったのかと、デビュー時を知る身としては不思議な感覚にさえなります。

現状の小田急においては、3000形の一部にリニューアルを行っているような状況であり、4000形にそのような動きはありません。
一方で、同時期に登場したE233系2000番台においては、一部の編成で機器更新を行っており、小田急とは違う動きが出ています。

4000形で機器更新等を行う可能性

乗り入れ先等の事情に合わせ、小規模な改造等を行ってきた4000形ですが、主要機器については大きく手を入れていません。
車齢を踏まえれば、どこかのタイミングで何らかの手を打つ必要がありそうですが、どうなっていくのでしょうか。

E233系2000番台において機器更新が行われたことから、千代田線系統の車両を置き換えるタイミングはまだ遠く、各社の車両が当面は活躍することが予想されます。
4000形にもそろそろ何らかの手を打ちそうに思われますが、3000形のリニューアルに追われている今、小田急にその余力はなさそうです。

一つ考えられる方法があるとすれば、JR東日本の大宮総合車両センターで実施する可能性でしょうか。
CBTC等に関連する改造工事において、過去に入場した実績があることから、現実的な対応としてありえるように思います。
4000形はまだまだ使う車両であると考えられるため、今後何らかの動きが出てくるのかもしれませんね。

おわりに

3000形と比較して、乗り入れ先の事情を除いた動きが少ない4000形。
LED表示器の交換さえ行われていませんが、まとめて手を入れることを暗に示していたりするのでしょうか。