現在も3両が現役で、令和とは思えないレトロな仕様で活躍する箱根登山線の旧型車両。
2028年1月に引退することが決まっており、新型車両への置き換えが行われる予定です。

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残っている3両は、過去にカルダン駆動方式への改造が行われていますが、登場時の旧型車両は全て吊り掛け駆動方式でした。
一部の車両のみの改造となっていますが、いつ頃行われたのでしょうか。

15両が製造された旧型車両

小田急箱根において、現在は総称して100形と呼ばれる旧型車両ですが、実際にはモハ1形、モハ2形、モハ3形の3形式に分かれています。
後年の更新等により、外見上は同一形式のようにも見えますが、登場時においては電装品を中心に差異がありました。

各形式の製造両数については、モハ1形が7両、モハ2形が5両、モハ3形が3両で、合計は15両となっています。
番号は連続しており、101号から115号までとされていますが、110号までは旧番号が存在し、1号から10号で登場したほか、5号は改番前に事故で廃車されました。

現在も残っているのは、モハ1形の104号と106号、モハ2形の108号で、通常は3両編成を組んで運行されます。
全車両がカルダン駆動方式に改造されており、見た目よりは若々しい走行音を奏でています。

カルダン駆動方式に改造された時期

古風な車体のまま、カルダン駆動方式に改造された旧型車両ですが、時期については意外と分散しています。
各車両にいつ改造が行われたのか、まずは見ていきましょう。

以下は各車両が改造された年で、形式別にまとめました。

【モハ1形】
101号(旧1号):改造なし
102号(旧2号):改造なし
103号(旧3号):改造なし
104号(旧4号):2007年
5号:改造なし
106号(旧6号):2006年
107号(旧7号):改造なし

【モハ2形】
108号(旧8号):1987年
109号(旧9号):1986年
110号(旧10号):1985年
111号:1987年
112号:1990年

【モハ3形】
113号:改造なし
114号:改造なし
115号:改造なし

結果はこのようになっており、モハ2形のみが全車両の改造を行っています。
カルダン駆動方式に改造されたのは合計7両で、早期に廃車となった5号を分けて考えると、半数に行われていました。

改造自体は7両に行われましたが、111号と112号は改造から短期間で廃車となっています。
実際に長く活躍した改造後の車両は5両だけであり、意外と少数派ということになりそうです。

おわりに

カルダン駆動方式に改造された車両が、結果的に最後まで残る旧型車両となりました。
現役の3両に残された時間は長くありませんが、最後まで元気に走り抜けてくれることを願うばかりです。