古い車両の機器を流用し、近代的な車体から吊り掛けモーターの音を響かせていた4000形。
小田急4000形全編成ガイドでは、各編成ごとの特徴やデータをまとめています。

4004Fの概要

1967年度に竣功した4000形の1次車で、登場当初は3両編成でした。
制御装置は新製されていますが、モーターは古い車両から流用しており、2600形と同様の車体から吊り掛けモーター音がする車両となっています。

電動空気圧縮機やブレーキ弁についても流用品を搭載し、当初は自動空気ブレーキでした。
しかし、3次車から電磁直通ブレーキを採用したことに合わせ、1968年度以降には早々に改造されています。

中間車を2両増結し、1975年度に5両編成化されましたが、番号についてはそのままとされました。
5両編成化に伴い、クハ4054は元々履いていた台車を新造の中間車に供出し、新製したTS-814に交換されています。

1986年度以降に高性能化の対象編成となり、2編成へと分かれて4004Fは消滅しました。
デハ4104以外は4両編成の4054Fとなり、抜かれた1両は6両編成の4259Fに組み込まれています。



写真を提供いただいた小田急指令掛川様は、数々の貴重な映像も撮影されています。
YouTubeにて公開中ですので、よろしければそちらもご覧下さい。

編成表

デハ4004-デハ4104-デハ4204-デハ4304-クハ4054
※左側が新宿方

製造区分

デハ4004:1次車
デハ4104:1次車
デハ4204:6次車
デハ4304:6次車
クハ4054:1次車

製造所

デハ4004:東急車輛製造
デハ4104:東急車輛製造
デハ4204:東急車輛製造
デハ4304:東急車輛製造
クハ4054:東急車輛製造

竣功日

デハ4004:1967年4月15日
デハ4104:1967年4月15日
デハ4204:1975年5月22日
デハ4304:1975年5月22日
クハ4054:1967年4月15日

高性能化・改番日

デハ4004:1987年3月16日
デハ4104:1987年7月27日
デハ4204:1987年3月16日
デハ4304:1987年3月16日
クハ4054:1987年3月16日

4004Fの写真

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写真提供:小田急指令掛川