西口の再開発事業に合わせ、駅自体でも大規模な工事が進められている小田急の新宿駅。
改良後には地上ホームが開放的な空間に変わり、外からの光が多く入るような構造になるようです。

現在公開されているホームのイメージは1枚だけですが、6番の降車ホームがないようにも見えることが気になっています。
廃止される可能性は低いと思われますが、なくせるのかという面も含めて考えてみたいと思います。

6番ホームがないようにも見える完成イメージ

小田急の新宿駅は、地上と地下にホームがある二層式となっています。
全国的に見ても珍しい構造ですが、限られた用地での容量最大化を実現しており、ラッシュ時を中心とする大量発着をさばいてきました。

二層式であることに加え、線路の両側にホームが設けられていることも特徴で、乗車用と降車用が分けられています。
特急用だった1番ホームは過去に閉鎖されていますが、それ以外は現在も使用されている状態です。

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降車ホームの代表格といえば、快速急行や急行が使用する6番ホームでしょうか。
新宿駅に列車が到着すると、まずは降車ホーム側のドアを開けて乗客を降ろし、追うように乗車側のドアが開けられるのが日常の光景です。

当たり前の存在となっている降車ホームですが、公開されている改良後のイメージでは、6番ホームがないようにも見えることが気になっています。
あくまでもイメージなので、そこまで分かるように描かないようには思うものの、ホームドアや柱、人の配置等で、意図的に見えないようにされているのではないか、そんなことも考えてしまいました。

このような大胆なことをするのだろうかと思う反面、既に1番ホームが閉鎖されていることや、乗車側に降りる乗客も多いことを踏まえると、完全に否定もできないように思うのです。
地上ホームの上には、改札に繋がる通路も新設される予定となっており、ホーム上を長く歩かなくても済む構造になる可能性もあります。

降車ホームを廃止できるのか

降車ホームが廃止される可能性を考えるにあたって、一番問題になることがあるとすれば、利用者を問題なくさばけるのかという点です。
基本的にはラッシュ時をさばければよいことになりますが、実際のところはどうなのでしょうか。

地下ホームについてはそのままと考えた場合、廃止される可能性があるのは6番ホームのみとなります。
4番ホームに対する3番の降車ホームは残るため、影響を受ける列車は半分程度でしょうか。
仮に線路の位置を動かす場合には、ホーム自体が広くなりますが、夕方以降に乗車と降車が入り乱れることを想像すると、混乱は避けられないようにも思います。

逆の視点で考えると、新宿駅がこのような構造になった頃から変化した点もあり、千代田線への流れが強まっていることや、ドアの位置が統一されているという違いがあるのも事実です。
小田原寄りを中心に、狭いホームに人が溢れていることを踏まえると、乗車側を広げられるのはメリットのようにも思います。

快速急行と急行を地下ホームに移し、地上ホームを特急と各駅停車とする荒業も考えてみました。
過去には優等列車が地下を発着したこともありますが、小田原寄りがかなり狭くなっているため、あまり現実的ではないかもしれません。
特急を真ん中の線路に入れる手も考えられ、その場合にはかなり利用者を分散できそうです。

おわりに

あれこれ考えてはみましたが、できなくはないが決定打はない、そんなところでしょうか。
降車ホームをなくすような動きがあるわけではなく、あくまでもイメージではそう見えなくもないレベルであり、既に一部では本設と思われる工事も始まったことから、書いておきながらも可能性は極めて低いと考えています。
一方で、降車ホームの有無と広さのどちらが有益なのか、その点では分からない部分も多く、今後どのように改良されていくのかが気になるところです。