乗り入れ先の常磐緩行線ではワンマン運転を行いつつも、地下鉄線内ではツーマンのままとなっている東京メトロの千代田線。
全駅にホームドアが整備されていますが、以前と変わらずに車掌が乗務しています。

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遠くない未来に踏み切るとは思っていましたが、2031年度までにワンマン運転の実施を目指すことが先日発表されました。
小田急で予定されている時期とも近いですが、関係はあるのでしょうか。

開始想定時期が近い両社のワンマン運転

先日発表された2026年度の鉄道事業設備投資計画において、東京メトロは千代田線のワンマン化に触れています。
情報としては多くありませんが、2031年度までの導入を目指すというもので、対象路線は銀座線、日比谷線、千代田線があげられました。

千代田線といえば、JR東日本の常磐緩行線と小田急に乗り入れており、前者は2025年にワンマン運転を開始しています。
小田急についても、2030年頃に試験運用を開始すると発表しており、対象区間は新宿駅から向ヶ丘遊園駅間とされました。

開始の時期について、2030年頃、2031年度までと表記は違いますが、ほぼ同じタイミングということが分かります。
どちらも幅がある表現となっていますが、同時に開始する可能性は否定できないように思います。

両社のワンマン運転に関係はあるのか

相互直通運転をしているとはいえ、両社のワンマン運転に関係はあるのでしょうか。
直接的には関係がないのかもしれませんが、小田急にとっては影響が大きいと考えています。

小田急と千代田線のワンマン運転は、前提の部分で大きく異なる部分があります。
前者は一部の列車に限られる可能性が高いのに対して、後者はロマンスカー以外の全列車とみられ、運用面での違いが想定されるのです。
このような前提を踏まえると、小田急においては意味があることになるため、関係自体はある可能性が出てきます。

小田急がワンマン運転を開始するにあたり、車両側に対応する機器を搭載する必要があります。
千代田線を走る3社の車両は、既にワンマン運転用の機器を搭載しているため、小田急においても活用できる可能性が高いでしょう。
完全にそのままというわけにはいかないため、小田急と千代田線に対応する改造を3社の車両に行いつつ、同時期に開始するのではないでしょうか。

一部の列車に限られる小田急では、特定の運用においてワンマン運転を開始する可能性が高いとみられます。
そういった面で、千代田線系統の直通列車は車両が限定され、導入のハードルが低いということになります。

最後にもう一つ気になることがあり、小田急からの発表においては、新宿駅から代々木上原駅間も含まれていました。
異常時に入線する可能性があるとはいえ、千代田線系統の列車だけがワンマン運転をするのであれば、表向きはこのように書かない気がしています。
つまり、新宿駅を発着する列車でもワンマン運転を行う可能性があるわけですが、その場合には各駅停車が対象になるように考えており、どうやって車両を限定するのかが興味深いところです。

おわりに

5月13日には小田急の決算発表が控えています。
通常であれば、ここで鉄道事業設備投資計画も発表されますが、ワンマン運転に関係する内容が含まれる可能性もあり、要注目というところでしょうか。